一番大切なものはなにか、生きるとは何か
夏に初産を控えてる者です。
何度か転職をしながら10年ちょっと、正社員で勤めてきました。
現職では3年ほど前から勤めてきましたが、1年前から徐々に上司の当たりが強くなり、パワーハラスメントに該当すること(無視、暴言)をされ続け、毎朝突然涙がでる、何も楽しくなり、難聴や吐気、生理不順等の体調変化もではじめ、
心療内科に通うようになっていました。
こんな思いをしながら働く意味はあるのか…と密かに転職活動を進める中で妊娠が判明しました。
上司へ妊娠したことを伝えると「体調を気づかうことはできない。周りに迷惑をかけることを謝罪と説明しろ」と言われて
精神的な糸が切れた感覚と身の危険、胎児の命に危険を及ぼされるのではないかと危機を覚え退職を決意しました。
退職を申し出てからというもの、上司の態度はなぜか軟化し優しくなりました。
きっと私を辞めさせたかったんだと思います。
本来貰えるはずだった出産に関する手当を棒に振ってまで退職を決意したのにあんまりだという思いが強くなる日々。
今はお金が惜しくて悔しくて、日々鬱々と過ごしています。
旦那の稼ぎも決して高くはありません。
あわせて毎月大きな税金をひかれ、怖くて怖くてしかたありません。
胎児の安全の為、と考えた結果なはずなのですが、私がもっと割り切って我慢して在職を続けることで金銭を受け取り続けたほうが胎児のためになったのかも…といまさら悶々と考え続ける日々です。
こんな思いをするなら消えたい、死にたいと考えることも増えてきました。
後悔なのか未練なのか怒りなのか。
お金への執着なのか。
自分自身での収入が途切れることも人生で初めての経験なので、申し訳なさと不甲斐なさ、恐怖心もあります。
そして胎児への喜びや夫婦生活のことより
お金お金お金……自分への不当な扱い……のことばかり考え涙が出たりボロボロ毎日です。一体私は何をしたいのか。何が大切なのか。
気持ちの持っていき方、割り切り方がわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
健康な心あっての物種
こんにちは。
先ずは、妊娠中とのことでお体お大事になさって下さい。
文面からは、かつての上司の不当な扱いへの怒り、そして経済的に不利益を被らざるを得なくなった現状への不安が強く伝わってきます。お辛いでしょう。
その元上司は何が気に入らなかったのか、「無視、暴言」をあなたに向けていたそうですね。なんとも卑劣です。修正すべきことがあったら建設的に冷静に言えば何の問題もないはずなのに、感情に任せて人を精神的に追いやるのは本当に酷い。
余裕のない人間なんだな、人を傷付けるということ自体に無頓着なんだな、きっと私生活でもそうなんだろうなと眺めてあげるのが宜しいと思います。
さて、「後悔なのか未練なのか怒りなのか。お金への執着なのか。」とあります。きっとどれもがあなたの心の現実なのでしょう。
ただ、元の職場で、あの上司のもとで既に心療内科にかかっていたあの状態を継続していたらどうなっていたでしょうか。きっと、経済的には暫く潤ったかもしれませんが、精神的にはかなりの悪化したと思われます。
今がお医者さんにどのような診断をされているかは分かりませんが、ひどい状況に身を置くほど治癒が難しくなったと思います。早晩、いずれにせよ退職は免れなかったでしょう。「お金への執着」と書いていますが、実質的に得られるお金は、今後何十年と付き合っていく必要のある心の健康と引き換えれば比べ物にならないほどのものであろうと思います。
心の健康は、子供さんの心の健康に直結します。
もしあのまま継続したなら。
職場で耐えて、耐えて打ち沈んだ表情で帰宅する。
そんな雰囲気、様子をお子さんは敏感に察したでしょう。
その影響は、将来に渡って計り知れないほど大きなものであることが予想されます。
あなたの選択は正しかったのです。
来たるべき命のためにも、あなたのためにも、ご主人のためにも。
命あっての物種、心の健康あっての物種です。
過去に戻る心を少しづつ手放して。
現在地を踏みしめる。
ここに、心の九死に一生を得た自分がいる。
さあ、ここからどう積み上げていこうか。
失ったのではない。
これから得ていくのだ。
そう気持ちを切り替えていったらいかがでしょうか。
追記
ご返信ありがとうございました。
お役立てれば何よりです。
少しづつ元気になっていって下さい!
質問者からのお礼
あなたの選択は正しかったのです。
来たるべき命のためにも、あなたのためにも、ご主人のためにも。
命あっての物種、心の健康あっての物種です。
過去に戻る心を少しづつ手放して。
現在地を踏みしめる。
ここに、心の九死に一生を得た自分がいる。
さあ、ここからどう積み上げていこうか。
失ったのではない。
これから得ていくのだ。
………自分では考えつかない言葉でした。
もしかしたら人生で最初で最後の妊娠かもしれない、最初で最後の我が子かもしれない。なのに憤りや怒り、不安や焦りの感情で悶々と過ごす日々。頭ではもったいないとわかっていてもやめられず。現実問題お金が無い、不安でいっぱい。
今はとても苦しく、思考の転換が難しいですが、少しずつ未来へ向いて行ければいいなと思っています。はやく生活が軌道にのるといいなと思います。