hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

生きるとは。

回答数回答 2
有り難し有り難し 2

幼い頃から大変お世話になった方が、1年程前に永久の旅立ちをされた事を聞きました。
人、命、年齢がどうであれ明日という朝日は拝めないかも知れませんが、それは人として年齢を重ねても生きる務めかも知れません。
50年余り生きてきて上手く言葉に出来ませんが。
亡くなったことを受け止め、幼い頃から一緒に遊んでいただいた数多くの想い出が過ぎります。
ですが、もう優しい眼差しでのお姿に会うことが出来なく淋しいです。
それを脈々とご先祖さまも受け継がれ、今の自分に繋がるのでしょうね。
何一つ、恩返しも出来なくて。。
遠方の為、墓石を訪れることは難しいですが遊んで頂いた場所近くのお寺でお参りをしたいなと想いを寄せています。

取り留めもない文面、お許し下さい。

2024年5月15日 22:45

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

しんさん 様

御恩を得た方を亡くすと、寂しくやるせない気持ちになりますね。御恩を返すこともできなくて、ただ思いを届けるだけになって、言葉にできない感じでしょう。
独り泣いてもいいんですよ。
そして、得たご恩は、あなたが新しい空気を吸う時に、一緒にあなたの中に取り入れておきましょう。そしてご恩は溜め込んで、あなたが伝えたい人に、思いやりや優しさを向けて伝えるのが宜しいかと思います。出来る範囲で構いませんので。

体調は如何ですか?
仕事もままならない状況のようですが、プロフィールにある、あなたが若い人に伝えたいこと、それが少しでも具体的になるような仕事があればいいかなと思います。どうか前向きに生きられますようご祈念申し上げます。
一礼

追伸:お礼メッセージありがとうございました。そうですね、見守っていただけることを感じるのは大切なことですね。また現在仕事に復帰され、仲間とともに心温まることを実践されているご様子、素晴らしいと思います。どうぞお体をご自愛していただいて、日々お過ごしください。再礼

2024年5月15日 22:58
{{count}}
有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
このお坊さんを応援する

これからもその人のご縁を大切になさって下さい

拝読させて頂きました。
あなたが幼い頃から親しくなさっていた方がお亡くなりになられてあなたは深く悲しんでおられるのですね。その人のことを思い出しその人にお会いすることできないと思ってさみしさが募っておられるのですね。あなたとその人との今までのつながりや交流はわからないですけれども、あなたのそのお気持ちはとて伝わって参ります。あなたのそのお気持ち心よりお察しします。
あなたはもうその人とお会いできない、その人に恩返しすることできないと思っておられるかもしれませんが、あなたはまた再びその人にお会いすることできますし、様々な形や方法でその人から受けた様々なご恩を感謝の気持ちを持ってお返しなさったり、その人の優しさや思いやりを受け継いで様々な方々にふりまいていくことできるでしょう。
あなたが様々な形で沢山の方々に施しなさっていかれることをきっとその人はとてもお喜びなさるでしょうし、あなたのことをこれからも優しくお見守りなさっていて下さいますでしょうし、あなたのことをかげひなたとあたたかくお見守りなさり支えていて下さいます。
そしてあなたが与えられた命を全うなさる時には仏様や神様があなたを優しくお導きなさって下さり、その人が親しい方々やご先祖様と一緒にあなたをあたたかくお迎えなさって下さいます。そしてその人と再会なさり喜び合い分かち合うことでしょう。そして仏様や神様のもとにて一切の迷いや苦しみやさみしさからも救われて何の憂いもなく清らかに円満にご成仏なさっていくのです。
あなたはこれからもその人とのご縁を大切になさり、与えられた命や人生を心から豊かに幸せに生き抜いていかれます様に、そして天寿全うなさる時には必ず仏様や神様がお導きなさって下さいます様に、その人や親しい方々やご先祖様があなたをお迎え下さり再会なさいます様にと切にお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏

2024年5月16日 10:41
{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

お言葉をありがとうございます。
一昨年、入退院を繰り返しましたが現在は社会復帰をしています。
憧れでもありました大切な方がされた仕事、私も時代は変わりましたが環境は違いますが同じ仕事をしています。
若い世代と一緒に。
お客様、仲間との思いやり、優しさなどを共学していますが、良ければ天上より見ていただければと。
早速のお言葉、嬉しいです。

とても貴重なお言葉をありがとうございます。
かけがいの大切な家族の一人なのです。
もう会い言葉を交わすことは出来ませんが、命がある限り、優しさ、まなざしは永遠に気持ちのなかに残り続いてるのかも知れませんね。

こんにちは。
叔父との想い出があります、お寺を訪れています。幼い頃、訪れた風景や大伽藍は何一つ変わっていません。
唯一、変わったことは十代の子供が五十代の年齢に。
道中、生前に通い慣れた道を歩き佇まいがあった土地を眺め、幼い、子供の頃を一緒に遊んで下さったことを思い出し、ありがとう、と。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ