法衣の白半衿
白衣の下に着る襦袢の白半衿は何種類あるのでしょうか?
無地のもの、絽のものとありますが絽の付け襟の期間は何月から何月くらいまでなのでしょうか?
衿芯を利用している方はいらっしゃるのでしょうか?取り仕切っていた坊守が急逝された為困っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
宗派によって規定が異なりますので、ご確認が必要かと思います。
白衣と半襦袢、上に羽織る布袍、黒衣、色衣は、絽の夏用のものと、通常のものと2種類です。
輪袈裟、五條、七條袈裟は、季節に関係なく利用します。ただし、輪袈裟は絽のものもございます。
概ね、6月から9月末までは、絽の布袍または黒衣、色衣の下に白衣、
半襦袢も夏用のものを着用します。
そうそう、袴も夏用もあるようですが、私は同じものしかありません。
衿芯は使っておりませんね。最近は半襦袢ではなく、Vネックでシャツ型のものもありますよ。
衿しか見えませんのでね。ただし、これは門信徒さまの月参りにご容赦いただくくらいで、
適切ではございません。夏用の半襦袢を着ることがほとんどです。
宗派によって異なりますので、ご確認くださいませ。
とりあえず塩瀬(無地)があれば
こんにちは。あんまり難しく考えなくて大丈夫ですよ。
塩瀬=通年
絽=夏のみ(6月1日~9月30日頃)
法衣屋さんで扱ってるのも、だいたいこの2種類くらいです。
素材によりピンキリですが、洗濯機でガンガン洗えてシワになりにくい化繊100%が最強です。正絹なんてとんでもない。とにかくサイクルの早い消耗品ですから、特価品をごっそり買い込みどんどん使う。え、私だけ?
衿芯は、衣紋を抜かないので女性でも必要ありません。
質問者からのお礼
丁寧・迅速な回答ありがとうございます!買い置きのものが絽半衿ばっかりだったのと、生家の檀那寺のお坊さんが冬場でも絽半衿でいらしたのではてな⁇となっていました。お彼岸までに再チェックしておきます!
生活の中で法衣屋さんと接したことが無く、下手に和装趣味がある為「法衣屋さんで買う」という発想がありませんでした!呉服屋さんのセール品でも良いんですね!
着付けなど僧形と普段着着物ではだいぶ違うのでしょうが今迄在家で培った知識が全然役立たなかったら切ないなァと思っていたので、わかる言語での回答ありがとうございます!