やるべき事から逃げ、手遅れになった
やるべき事から逃げつづけたせいで、そのツケが回ってきて苦しいです。
逃げれば逃げるほど状況が悪化してしまい、もう手遅れかも知れません。
でも、やる以外の選択肢が残っていないので、立ち向かうしかありません。
しかし、既に手遅れのものに取り組むのが辛すぎて、体が言うことをききません。
こういう時、どうすれば乗り越えられるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
もう、やるっきゃないでしょう!
あなたは『やる以外の選択肢が残っていないので、立ち向かうしかありません』、そして『既に手遅れのものに取り組むのが辛すぎて、体が言うことをききません』とおっしゃっています。
ここにもう答えは出ていますよね。
『既に手遅れのものに取り組むのが辛すぎて、体が言うことをききません』、だけど『やる以外の選択肢が残っていないので、立ち向かうしかありません』と、あなたの思いの順番を入れ替えるのです…ある意味それだけです。
もう、それしかありません。
『やるべき事から逃げつづけたせいで、そのツケが回ってきて苦しい』…このお言葉を読んで笑ってしまいました…誤解無き様に。「ああ、それは私のことです」と実感したからです。
あなたのご相談にご回答しようと思ったのも、そのことで私自身に回答しようとしたのでしょう。
わかっているんですよね…やらなきゃいけないって。今もすべきことはあるのです。実はこの回答より先に私にはすべきことがあるのです。
でも出来ないのです。「良き人」「良き僧侶」となった様な顔をしてあなたに偉そうなことを申し述べて、でも実際は私は自分のやるべきことから逃げているのです。
みんな同じ人間なんですよ。
あなたが羨望の眼差しで見ていらっしゃるであろう「世の優れた、出来る方々」は、あなたより、又私より 少しだけ早く自分のやるべきことに戻り、手を付けたお方々です。
幸いにも、あなたには『やる以外の選択肢が残っていない』とのこと、本当に良かったじゃないですか!
やりましょうよ、やるっきゃない!
私もこの後すぐにやるべきことに取り掛かります。さて、あなたと私 どちらが早く取り組むかですね。私もあなたに負けない様に頑張りますよ!
このようなあなたを、そして私を、仏様は温かい眼差しで見守って下さっていらっしゃいます…。
質問者からのお礼
周りと大きな差ができてしまったとき、自分だけが極端に怠惰で救いようがないからこうなったのだと思いました。
でも、時々やる気がなくなってサボってしまうのは皆同じで、そこに大差はなかったはずだと気づきました。
小林様のおっしゃる通り、私と周りの人の違いは、そこから少しだけ早く戻り、手をつけただけのこと。
その「少しだけ」の違いが積み重なった結果、大きな差になってしまったのですね。
今後は、せめてこれ以上の後悔がないように、日々の少しのことを大切にして、焦らず地道に精進していこうと思います。
ご回答いただけて助かりました。
ありがとうございます。