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コロナ禍での結婚式について

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お世話になっております。
今週末に結婚式を控えています。

本来であれば去年の4月に行う予定でしたが、直前に緊急事態宣言が出たので、延期になりました。
延期後は一旦今年の10月を予定していましたが、コロナが落ち着くように思えたので、4月に前倒しすることに決め、皆にもそのように連絡しました。
しかし現状、コロナは終息どころか状況は悪化し、結局今週末の結婚式も家族のみになりました。親戚も友人も断りました。当初は50名ほどの予定でした。
思えば去年から、決行するのか延期にするのかたくさん悩みに悩みに、酷い時は中々眠れず、延期→家族婚にするにあたり2回もお断りの連絡で謝り倒し、ヘトヘトになってしまいました。
結婚式場に家族婚にすると伝えた際には、二度目の緊急事態宣言が出てるにも関わらず、皆さん人をたくさん呼んでされていますよ、後悔しますよ、とビジネスライクに対応され、それにもうんざりしてしまいました。
もちろんされている方もいらっしゃると思います。その方々を否定するつもりは毛頭ありません。
ただ私たち夫婦はどうしても予定通りの結婚式をする決断には至らず、家族婚という形に収まりました。
親戚には遠方、高齢の方も多く、私達夫婦にも0歳の息子がいます。
親友と呼べる友人数名が挙式だけ見に来てくれることになっていましたが、それも感染者が急激に増えたので欠席になりました。(私が住んでいるのは今いちばん感染者が多い地域です)

このご時世なので、家族婚に決めたことはまったく後悔していません。
ただ、あまりにもタイミングの悪さが重なり、ほんの少し日程が違えば予定通り結婚式を行えたのではないか、少なくとも親友は来れたのではないかとモヤモヤしてしまいます。

前置きが長くなってしまいました。
今週末の結婚式を前向きに捉えられるように、気持ちの持ち方をご教授いただければ幸いです。
たらればを考えてしまうのは辛いです。
このご時世、もっと大変な悩みを抱えている方がいるのは重々承知で、このような取るに足らない相談をしていいものか分かりませんが、よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心して結婚式に臨んでください。

まなまなさんのお悩みお察し申し上げます。
まずはご結婚おめでとうございます。

このような時期での結婚披露宴は大変ですね。昨年9月に長男の結婚披露宴を行いました。当初300人程に招待状を送りましたが、出席予定の方もコロナ禍の影響でどんどんと減り200人となりました。しかも新婦側の親戚は遠方ということもあり、誰も出席できないということで残念でしたが行いました。
又、檀家の方も、昨年来より2回延期で、先日、家族の方のみで行いました。

まなまなさんも延期、変更とその手続きや皆さんへの連絡等でお疲れになられていると思いますが、出席予定者や関わっておられる方は充分に理解しておられますから、これ以上の心配はしなくてもいいと思いますが、一番スッキリしないのはご本人かと思います。

結婚は、2人は当然のことですが、やはりお互いの家同士が親戚になるのですから、まずはこのことを大切にすることと、そのためにも双方が合意し結婚奉告式を挙げることに意義があると思ってください。
得てして結婚式と披露宴を混同してしまいますが、全く別のことです。そういう意味では今回行うことは、両家のための行う儀式です。
友人は、後日、コロナ禍が終息したら大いに披露すればいいと思いましょう。
改めて結婚奉告式と披露宴は違うと考えれば、今週末の結婚式はとても大切で意味のあることなのです。

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おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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おめでとうございます。

ご結婚おめでとうございます。当日は素敵な時間を過ごされると共に、あらためてご夫婦となる決意・覚悟を心にされることを念じております。

さて、コロナ禍ということで延期・変更が相次ぎ心労もかなりのものであったとお察しします。本来であれば忙しい中でもワクワクする準備作業が、かなり気を使うものとなってしまったことと思います。

私も友人・知人の結婚披露宴が延期になったり、開催方法を検討中というものもあります。ご招待いただく方としては、もちろんお祝いしたい気持ちは大きいのですが、やはり感染やその後の影響への心配・不安もありますのでこちらもやはりもどかしさがあります。

結婚式・披露宴というものは自分たちのためという側面と大切な人に向けてという側面があるかと思います。この度のご決断は大切な人のことを考えての家族婚というものですから、けして招待予定であった皆さんをないがしろにしたわけではなく、むしろお気遣いをされてのことと思います。その精神はけして元々の結婚披露宴と矛盾するものではありません。コロナ集束後にあらためてというのも現実は難しいでしょうから思いを込めて報告のお手紙をお送りするのも一案かとは思います。

さてさて、これからご夫婦として生活していくことは、コロナに限らず思い通りにならないこと、不測の事態の連続です。それは外的要因だけではなく、目の前の相手自体がそういう存在です。他人同士が夫婦になる・・・こんなに不思議で難しく、だからこそ有りがたいご縁は本当に尊いものです。

この度のコロナ禍の影響についてはこれからの夫婦生活の予行練習として大変大きなものであったと捉えて、当日はあらためてこれから何があっても夫婦二人で共有し支え合っていこうと確認する機会とされてはいかがでしょうか。

どうぞ末長くお幸せに。

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

鈴木海祥様
ご回答ありがとうございます。
おっしゃるように結婚式と披露宴と混同しておりましたが、両家の為に行うという考え方が、とても腑に落ち、本来の結婚式の目的を思い出すことが出来ました。
結婚奉告式と言う言葉は初めて知りました。覚えておきます!
コロナに振り回されて精神的に摩耗していましたが、前向きに結婚奉告式を迎えることが出来そうです!
本当にありがとうございました。
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吉武文法様
ご回答ありがとうございます。
お気遣いのお言葉もとても心に沁み入りました。
おっしゃるようにコロナ禍は、夫婦の予行練習と思えば、この経験も大切なことだったように思います。
コロナ禍を通し、世の中上手くいかないなぁ…と、そして夫婦も色々あると日々思っております。
夫婦とは本当に不思議なご縁ですね。
旦那だけでなく、両親や義両親とも再三話し合いを重ね、関係性が深まったようにも思います。
大切な家族と、改めて人生を共にする誓いを立てる日になればと思います。
本当にありがとうございます。

「コロナウイルスに向き合い乗り越える」問答一覧

疲れがとり切れない

いつもお世話になっております。 すべてそのせいにするのはいかがなものかと思いますが、コロナ禍以降、疲れが取れません。 ①現在はマスクをするのは個人の自由でありますが、通勤電車の中で、ノーマスクの人が平気でせきやくしゃみをすることへの怒り ②事務職ですが、自分以外は全員テレワーク推奨で、守られていることへの会社への不信感。私のことは一切心配なし ③安らげない ④生きることの意欲が減少 ⑤今を楽しむだけの人生に未来への希望があまりない 母に相談してもなんだか根本的に考え方が違うの「考え方が暗すぎる」と言われ、今では本音で話すこともないです。 嫌なら会社も嫌なら辞めるしかないと考えているのですが、生活のために通勤し、あと数年で迎える定年までの辛抱と自分に言い聞かせています。 愚痴も一時しのぎでしかないと思うので、いつも根本的解決を望んでしまい気軽に愚痴をいって発散などということもしません。 こんな性格なので、友達も少なく、でもいなくても不自由をしていません。強がりでもありません。 なんだかとりとめもなくなってしまいましたが、希望を持つ心の持ちようをアドバイスしていただけないでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。

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コロナ後遺症&夏の辛さで押し潰されそう

皆様、お世話になっております。お久しぶりの投稿となります。 先週、母がコロナに感染しました。数日間で高熱は収まったのですが、その後、めまいや頭痛が悪化し、病院で後遺症と診断されました。薬をいただき、来週もう一度診察を受けるそうです。 いつもあんなにチャキチャキと、多少の不調でも動き回って喋りまくっていた母が、1日のほとんどを辛そうに横になって過ごしてることが信じられません。 後遺症で人生が変わってしまった方々もいらっしゃるようで、もし母がそうなってしまったら、と思うとかなり不安です。 また、私自身は検査を受けてなかったのですが、夏バテなのか、実は感染していてその後遺症なのか、頭がクラクラして疲れやすく、以前のような元気がありません。毎年夏は元気がなくなるのですが、なんだか疲れのレベルが違う感じです。私は今文学の研究をしながら大学で非常勤講師をしており、秋には学会で研究発表をするのですが、その準備をしたくても力が出ない、そんな感じで参っております。 コロナの恐さ、これまで母になんでも頼りきりだった自分のダメさ、うちの家族全般への不安(詳しくはプロフィールをご覧下さい)自分自身の今後への不安など、夏の異常な暑さの中で色んな不調や不安が押し寄せています。 これは、神様や仏様からの「とにかく今はあまり考えずに休め」のサインでしょうか。不安で混乱している私に、ぜひアドバイスいただければ幸いです。 ハスノハの皆様も、どうぞ暑さと、感染にはお気をつけて下さい。

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一緒に念じていただけますか?

いつもありがとうございます。 大晦日にコロナ禍長期入院中の父の事でご回答を頂戴しました。ありがとうございました。 退院を目指し闘って来た父でしたが終末期を迎えた模様。年始から5日間本人から着信有りましたが途絶えました。 年始にせめて自宅へ…と対応をお願いしていた矢先、入院中の病院は元日からコロナの院内クラスター発生。入院患者、職員合わせて数十名陽性との事。もはや為す術無し。です。 コレがコロナ禍医療崩壊の現実です。コロナ禍は災害です。本当に。 次、病院からの着信はおそらくお迎えです。悔しいですが苦しいですが、冷静に受け止め対処するしかありません。 現場の状況が入院患者家族には一切わからないので、念じる事しか出来ません。 それはこの数ヶ月の闘病期間も同様に。 我が家だけでは無く全国で起こってしまっている現実です。 今はただただ苦しまずに眠っていて欲しい。眠って苦しくないままお迎えが来て欲しい。その時間が短時間であって欲しい。 この問答に目を止めて頂けたお坊さま。どうか一緒に安楽を念じて頂けると嬉しいです。 檀家に入ったりしている訳では無いので(元々は浄土真宗の檀家でしたが、住職が借金をし寺に保険金を掛けて放火してしまいました。以来、先祖は自身供養です。) 私が今出来る事で思い浮かんだのがこちらでのお願いでした。どうぞよろしくお願い致します。

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コロナにかかって成人式に行けなくなった

ご無沙汰しております。2ヶ月前ほどに、2回相談させていただいたものです。 あれから、相性のいい精神科に通い、だいぶメンタルの方はよくなってきました。どうにか大学のカリキュラムもこなして、いろんな友達と遊ぶことができました。旅行の計画もたてて、楽しい冬休みにするつもりでした。 しかし私は今、コロナウイルスに感染し、自宅療養をしています。熱は下がったものの、喉が途轍もなく痛く、喋ることができません。 明日の成人式は、参加できなくなりました。あんなに楽しみにして、たくさん準備して、久しぶりに会う同級生や、先生の顔を思い浮かべて。自分のセンスがどれだけ素敵で、誉めそやされることかと、粛々と、心の中ではニコニコと準備していました。 少し改善したと思いきや、奈落の底に突き落とされる。私が何か悪いことをしたのでしょうか。 3年間もかからずに、受験の時だってならずに、耐え抜いたのに。周りの友達が感染予防なんて気にせず、バンバン旅行に行ったりご飯を食べたりする姿を傍目に、きつく自分に自粛を課してました。 すこし、すこしだけご飯を食べに行っただけなのに。ショッピングに行っただけなのに。なんでこのタイミングで。 もう悔しくて辛くて、陽性が発覚した時は大声でお医者さんで泣きました。家でも泣き叫びました。母がぎゅーっと抱きしめてくれました。友達もたくさん慰めてくれました。 今は涙も枯れ果てて、ひたすら焼けるように痛い喉を治めるために、薬を飲んで寝ての日々です。もう、咳が3時間も止まらなくて、全く眠れません。 なんでこんなに人生って理不尽なんでしょうか。すっかり生きることに疲れました。私がコロナを舐めていたことも事実ですし、半ばヤケクソでたくさん予定を入れてしまったからというのもありますが。 もう私の成人式は2度と帰ってこないし、一生の後悔と自己憐憫と自己嫌悪が止まりません。もうどう立ち直ればいいんでしょうか。なにかお言葉を頂戴できれば嬉しいです。

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母にコロナをうつしてしまった後悔

はじめまして、こんにちは。 私は香川県在住、実家は兵庫県にあり、実家では母が一人暮らしをしています。 先日出張から帰省した際、実家に滞在させてもらっている間に、体調を崩しコロナ感染が判明、その数日後母にも感染してしまいました。 私が出張中に感染しており、潜伏期間の間に帰省、発症するまでの間に気づかず母にもうつしてしまった可能性が高く、母に申し訳ない気持ちで、宿泊療養先のホテルで毎日泣いてしまいます。 母は呼吸器系に悪性腫瘍の罹患歴があることと、60歳を超えていることから、通常よりもリスクが高いため、人一倍感染には気をつけていました。 そのため、私も帰省時には3日前と2日前それぞれで検査を行い陰性であることを確認し、出張中の複数人での会食予定は全て辞退し、誰とも濃厚接触せずに過ごしていました。 それでも感染してしまい、母にうつしてしまったことにやるせなさと、「そもそも帰るという判断を取りやめるべきだった」という後悔の気持ちで、現実は変わらないと頭ではわかっていながらも、自分の気持ちがコントロールできずにいます。 母に辛くて怖い思いをさせてしまったという事実以外にも、気掛かりなことがあります。 私の家庭は、4年前に父が病気で亡くなってから、母は一人暮らしをしています。 そのため、母一人では外出の機会が少ないため、私は帰省のたびに母と外食に行ったり、旅行に行っており、母はそれをとても喜んでくれていました。 離れて暮らしている以上、元気な状態で会える時間も有限なので、できる限り母と楽しい思い出を作りたいと思って行動してきました。 今回の帰省も、母とミュージカルや、スポーツ観戦に出かける予定でした。 ですが、このようなことが起きてしまった以上、2回目(また母にコロナをうつしてしまう)があってはならないと感じています。 今後私は離れて暮らしている自分が母に会いに行くこと自体、母を危険にさらしてしまうことになるため、気軽に会ったり、お誘いすることができなくなったことが何よりも悲しいです。 コロナは今後何年で終息するかわからないし、その間にも母はさらに歳を重ねていきます。 今回の件について、母には謝り、和解はできています。 今後、母のことを大切にできる、母との付き合い方について、アドバイスを頂けると嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ