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コロナ禍での結婚式について

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有り難し有り難し 14

お世話になっております。
今週末に結婚式を控えています。

本来であれば去年の4月に行う予定でしたが、直前に緊急事態宣言が出たので、延期になりました。
延期後は一旦今年の10月を予定していましたが、コロナが落ち着くように思えたので、4月に前倒しすることに決め、皆にもそのように連絡しました。
しかし現状、コロナは終息どころか状況は悪化し、結局今週末の結婚式も家族のみになりました。親戚も友人も断りました。当初は50名ほどの予定でした。
思えば去年から、決行するのか延期にするのかたくさん悩みに悩みに、酷い時は中々眠れず、延期→家族婚にするにあたり2回もお断りの連絡で謝り倒し、ヘトヘトになってしまいました。
結婚式場に家族婚にすると伝えた際には、二度目の緊急事態宣言が出てるにも関わらず、皆さん人をたくさん呼んでされていますよ、後悔しますよ、とビジネスライクに対応され、それにもうんざりしてしまいました。
もちろんされている方もいらっしゃると思います。その方々を否定するつもりは毛頭ありません。
ただ私たち夫婦はどうしても予定通りの結婚式をする決断には至らず、家族婚という形に収まりました。
親戚には遠方、高齢の方も多く、私達夫婦にも0歳の息子がいます。
親友と呼べる友人数名が挙式だけ見に来てくれることになっていましたが、それも感染者が急激に増えたので欠席になりました。(私が住んでいるのは今いちばん感染者が多い地域です)

このご時世なので、家族婚に決めたことはまったく後悔していません。
ただ、あまりにもタイミングの悪さが重なり、ほんの少し日程が違えば予定通り結婚式を行えたのではないか、少なくとも親友は来れたのではないかとモヤモヤしてしまいます。

前置きが長くなってしまいました。
今週末の結婚式を前向きに捉えられるように、気持ちの持ち方をご教授いただければ幸いです。
たらればを考えてしまうのは辛いです。
このご時世、もっと大変な悩みを抱えている方がいるのは重々承知で、このような取るに足らない相談をしていいものか分かりませんが、よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心して結婚式に臨んでください。

まなまなさんのお悩みお察し申し上げます。
まずはご結婚おめでとうございます。

このような時期での結婚披露宴は大変ですね。昨年9月に長男の結婚披露宴を行いました。当初300人程に招待状を送りましたが、出席予定の方もコロナ禍の影響でどんどんと減り200人となりました。しかも新婦側の親戚は遠方ということもあり、誰も出席できないということで残念でしたが行いました。
又、檀家の方も、昨年来より2回延期で、先日、家族の方のみで行いました。

まなまなさんも延期、変更とその手続きや皆さんへの連絡等でお疲れになられていると思いますが、出席予定者や関わっておられる方は充分に理解しておられますから、これ以上の心配はしなくてもいいと思いますが、一番スッキリしないのはご本人かと思います。

結婚は、2人は当然のことですが、やはりお互いの家同士が親戚になるのですから、まずはこのことを大切にすることと、そのためにも双方が合意し結婚奉告式を挙げることに意義があると思ってください。
得てして結婚式と披露宴を混同してしまいますが、全く別のことです。そういう意味では今回行うことは、両家のための行う儀式です。
友人は、後日、コロナ禍が終息したら大いに披露すればいいと思いましょう。
改めて結婚奉告式と披露宴は違うと考えれば、今週末の結婚式はとても大切で意味のあることなのです。

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おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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おめでとうございます。

ご結婚おめでとうございます。当日は素敵な時間を過ごされると共に、あらためてご夫婦となる決意・覚悟を心にされることを念じております。

さて、コロナ禍ということで延期・変更が相次ぎ心労もかなりのものであったとお察しします。本来であれば忙しい中でもワクワクする準備作業が、かなり気を使うものとなってしまったことと思います。

私も友人・知人の結婚披露宴が延期になったり、開催方法を検討中というものもあります。ご招待いただく方としては、もちろんお祝いしたい気持ちは大きいのですが、やはり感染やその後の影響への心配・不安もありますのでこちらもやはりもどかしさがあります。

結婚式・披露宴というものは自分たちのためという側面と大切な人に向けてという側面があるかと思います。この度のご決断は大切な人のことを考えての家族婚というものですから、けして招待予定であった皆さんをないがしろにしたわけではなく、むしろお気遣いをされてのことと思います。その精神はけして元々の結婚披露宴と矛盾するものではありません。コロナ集束後にあらためてというのも現実は難しいでしょうから思いを込めて報告のお手紙をお送りするのも一案かとは思います。

さてさて、これからご夫婦として生活していくことは、コロナに限らず思い通りにならないこと、不測の事態の連続です。それは外的要因だけではなく、目の前の相手自体がそういう存在です。他人同士が夫婦になる・・・こんなに不思議で難しく、だからこそ有りがたいご縁は本当に尊いものです。

この度のコロナ禍の影響についてはこれからの夫婦生活の予行練習として大変大きなものであったと捉えて、当日はあらためてこれから何があっても夫婦二人で共有し支え合っていこうと確認する機会とされてはいかがでしょうか。

どうぞ末長くお幸せに。

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おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

鈴木海祥様
ご回答ありがとうございます。
おっしゃるように結婚式と披露宴と混同しておりましたが、両家の為に行うという考え方が、とても腑に落ち、本来の結婚式の目的を思い出すことが出来ました。
結婚奉告式と言う言葉は初めて知りました。覚えておきます!
コロナに振り回されて精神的に摩耗していましたが、前向きに結婚奉告式を迎えることが出来そうです!
本当にありがとうございました。
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吉武文法様
ご回答ありがとうございます。
お気遣いのお言葉もとても心に沁み入りました。
おっしゃるようにコロナ禍は、夫婦の予行練習と思えば、この経験も大切なことだったように思います。
コロナ禍を通し、世の中上手くいかないなぁ…と、そして夫婦も色々あると日々思っております。
夫婦とは本当に不思議なご縁ですね。
旦那だけでなく、両親や義両親とも再三話し合いを重ね、関係性が深まったようにも思います。
大切な家族と、改めて人生を共にする誓いを立てる日になればと思います。
本当にありがとうございます。

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