回答 1
有り難し 8初めまして、よろしくお願いします。
私は26才女性です。大阪で一人暮らしをしています。
タイトルの通り、私は人並みの人間になれません。
街を歩く同年代の女性と比べると、髪型、髪のツヤ、メイク、ネイル、リングやピアスなどの装飾品、服装、など… 自分がおよそ、人並みの身だしなみができていないことを実感します。
元々ファッションやメイクなどに興味がなく、そして美的センスもないので、自分で服を選ぶととてもダサいようです(見知らぬ人からの評価です)。それが困ったことに、何がどうダサいのか自分でも分かりません。色んなファッション情報を読み漁ったり、店員さんに聞いたりしてもダメなんです。有名なブランドや、新作を身につけていたとしても、今1歩着こなせないのです。
服装が良くても、ヘアスタイルはどうか、ヘアスタイルと服装が良くても、メイクはどうか、素爪でサンダルを履くのか… など、気にし出すと自分がいかにレベルが低いのかと、世の中の女性はなんて器用なんだと感動してしまうくらいです。
それだけでなく、私は人並みの振る舞い方もわかりません。日本語は話せますが、普通に話してるはずなのに、人と打ち解けられませんし、店員さんから嫌そうな顔をされてしまいます。何故なんでしょう。
社交的な方、芸能のお仕事してる方はともかくとして、人並みに出来る方はどうして、あらゆる事をそつ無くこなせてしまうのでしょうか？ その上で趣味に打ち込んだり、部屋を綺麗にしたりだとか。何故、そこまで出来ることが一般的なのに、私は何一つ出来ないでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
『人並みの人間になれません』…このご相談タイトルは、つまり「人と比べて自分が劣っているように思えて仕方がありません」という意味かと思います。
そう思うのは御自身です…。ですから、御自分がそう思うことを止めましょう。人と比べることを止めましょう。
それはなかなか難しいことなのですが、不可能ではありません。
見つめるべきは、華やかな幸せそうな人（外見からはそう思えるでしょうね…内面では、その方もどんなお悩みを抱えているかは他人からは全くわかりませんが）ではなく、あなた御自身です。
御自身を見つめて下さい…良い所をまず探しましょう。気付いたところ、思いつくまま書き出しましょう。あなたには良い所、優れた所がたくさんあるはずです。
そしてそれを踏まえた上で、では一体あなたには何が足りませんか。それも客観的に見て、書き出しましょう。コツは短く箇条書きにすることです。
身だしなみが気になっていて、それが上手く出来ないならば、もう近くの「ユニ○ロ」だの「し○むら」など、何処のお店でも良いですから、モデル着用のものを上から下まで買い揃えましょう。そしてその格好で美容室に行き、「このファッションに似合う髪型にして欲しい」と頼みましょう。
そして、少なくとも一般的に「おしゃれ」と言えるような容姿となったあなたを、やはり御自身で客観的に見て下さい。
お姿に満足出来れば、御自身を認められれば それで良いのです。
でもまだ足りない…ならば、あなたにとって外見を飾るだけでは足りないのでしょう。
ならば、人間磨きましょう…内側から魅力が滲み出てくるような存在になりましょう。
本を読んで教養を身に付け、またスポーツ・芸術にも取り組んで心身を鍛えましょう…御自身を向上させましょう。
少し時間は掛かっても、その効果は必ず表れます。
大事なことは、投げ出さない・諦めないことです。
いえ、大丈夫です。…あなたは御自身を投げ出せますか、諦められますか？ 人間は生き物ですから、生きる為には自身を投げ出し、諦めることは出来ない存在なんですよ。
さあ、春本番です…何をスタートさせるにも好季節です。
やりましょう、はじめましょう、やれば出来る！
あなたを仏様が優しい眼差しで見つめ、励まし、支えて下さいます…。
回答ありがとうございます。
そうですね… 人と比べて落ち込むばかりで、人からの悪い評価ばかりで、自分を見つめたことはほとんどなかったなと思います。
私のいい所は自分では分かりませんが、身近な人からよく言われるのは、一緒に居ると癒されるとか、あと、たとえば献血や地域清掃活動に参加したり、、困っていそうな方が居たら声をかける、など積極的にしたりするようにしているので、優しいねと言われることがあります。しかしそれらは、自分がかつて困っていた時に、見知らぬ人から親切にして頂いて助かったことや、献血は自分が大怪我をして輸血が必要になったら、清掃はこの国に住む自分のためであるので、偽善者と言われるかもしれないで、感謝されても自分のためなので、内心は複雑であったりします。
至らぬところが目に付くのは、自分が利己的で怠惰なのを自分が一番知ってるからで、自分磨きを怠っているのが原因かなと思いました。
容姿だけではなく、人間としての能力そのものというか、素養と身体の研鑽を始めようと思います。そして自分を諦めずに。
自分を見つめる時間を大切にします。なかなか難しいですが… お答え頂きありがとうございました。
