娘に会わせることができませんでした。
先日、母が亡くなりました。
私と母はほぼ絶縁状態でした。母はかなりアルコール依存症でした。
母は飲酒関係のトラブルで何度か警察のお世話になっていて、身元引き受け人として私が警察に行くことが多くありました。身元引き受け人も母の兄弟にしてもらい、私自身は母と年に一回ぐらいしか会わないようにしていました。基本的に連絡もしませんでした。
昨年の9月頃に娘が生まれ、母にも報告しました。その時は「おめでとう。孫の顔を見せてね」と言ってもらえて、私自身も見せに行こうかなと思っていました。それからはしばらく何もありませんでした。
今年に入り母の勤め先から、「本人と連絡が取れない」と私の携帯に電話がありました。
私の中では、電話番号も教えてもいない(母が勤め先に保証人として勝手に私の電話番号を教えていた)ところから電話があったことへのイライラと今までの経験上、酔っ払って何かやらかしたのかなと思い、ムカついた気持ちのまま本人を訪ねました。
酔ってはいなかったものの、仕事が嫌になったから連絡を取らなかった。との理由だったので、母に対しかなり厳しい口調で対応しました。
それが気に食わなかったのか母はいきなり、「なぜ避妊しなかった?私は何も知らなかった。孫にも会いたくない」と言いました。
私自身も腹が立ち「絶対に会わせないから」と言って、喧嘩別れをしてしまいました。
それから数日して、母の知人から「連絡が取れない、ドアは開かないが部屋の電気は常に付いていて気になる」と連絡がありました。
私はその知人と以前トラブルがあり、あまりその知人を信用していませんでした。最初はあまり取り合わなかったです。
ただ、やはり気になるので警察にも連絡して部屋を開けてもらいました。
結局、母は部屋で亡くなっていました。
会わなくても母なので亡くなったことはショックでした。また、娘を会わせられなかった。せめて、今年母と会ったタイミングで写真でも見せれば良かったと後悔しています。
この後悔は今後どのように向き合えば良いでしょうか。母には、娘を見せてあげたかった、会わせてあげたかった。後悔の気持ちでいっぱいです。
非常に長く、稚拙な文で読みにくいと思いますが、この一件の向き合い方などについてご回答お願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心よりお祈り申し上げます
拝読させて頂きます。
お母様が突然お亡くなりになりあなたも周りの皆さんもとてもショックを受けておられることでしょう。そして悲しみにくれ様々な後悔の念にさいなまれておられるのかと存じます。あなたのその悲しみや後悔の深さは私の想像を遙かに超えるでしょうけれども、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたの文面にも書かれておられる通り様々なことがお母様との間にあったことでしょう、幾多のことでぶつかりあい感情的になってしまってなかなかお会いする機会も減ってしまったでしょうし、娘さんに会わせることも叶わなくなってしまいとても悔やんでおられるでしょうからね。
詳細にはわかりませんが、お母様の心の中は様々な悩みや苦しみや迷いや病によって辛いことも沢山あったのかとも思います。生きているさ中ではなかなかその問題も病もうまくいかず解決するどころか一層悪化してしてしまい、余計に孤立してしまうこともあったではないでしょうか。そうは言っても親子関係ではなかなかうまくいかないのが実情かとは思います。
お母様が仏様に救われ心から安らかになります様心から仏様にお願いしご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お母様は必ず仏様がお導き下さり、先に往かれた親しい方々やご先祖様方がお母様を優しくお迎えになって下さいます。お母様はご先祖様方と一緒に一切の迷いや苦しみからも救われて心から安心なさり、何の憂いもなく心清らかに円満にご成仏なさいます。お母様はご先祖様方と一緒にあなたや奥様や娘さんや親しい方々をいつも優しく見守っていて下さるでしょう、生きていた時のいざこざや苦しみからも解放されて皆様をあたたかく見守り続けていて下さいます。
あなたの悲しみや後悔は消えないでしょうが、どうかお母様に心から手を合わせ安らかにとご供養頂くと共に、あなたのありのままのお気持ちを素直にお母様に心からお伝えなさって下さい。お母様はあなたの思い全てを優しく受けとめて下さいます。お母様はあなたに寄り添いなぐさめて下さいます。
お母様とあなたや皆様とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。いつでもどこでもどんな状況でもお母様はあなたや皆様を見守り支えていて下さいます。
あなたや皆様がこれからもお母様とのご縁を大切になさりながら、皆様仲良く健やかに生きていかれます様心からお母様にお祈り申し上げます。