夫以外と関係を持つことがやめられません。
結婚7年めです。
夫以外に4人と関係を持っています。夫とも床を共にするのですが、満たされることなく今日に至りました。
私は人一倍色欲が強いのだと思います。色んな方の相談を拝見し、自分のしていることは悪いことなのだと思いましたが、色欲を抑えて生きる自信がありません。
ご意見を頂ければ幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「自信」の問題ではなく、人生の価値観そのものの問題
こんにちは。
「色欲を抑えて生きる自信がありません」とのことです。
一定程度、人間には「色欲」は必要です。
これは、人間社会継続の大前提でもあるし、人間の備わった自然な欲です。ですから、この意味で「色欲」を無いかのように「抑え」込むことは事実上不可能だし、私の仏教(浄土真宗)の教えからしてこのような欲を捨てよ、とはそもそも言っていません。
しかし、人間は本能のみにて生きるに非ず、ということも大切です。
人間社会には一定のルールが有る。
そして、注目すべき人間同士の関係は「色欲」だけでないはずです。
あなたにとって、愛情とはなんでしょうか。
夫婦関係とは何でしょうか。
私は、伴侶に誠実さを尽くし、絆を深め育むことが愛情であり、夫婦なんだと思います。好きとか嫌いとか、心がときめくとか、ときめかないとか、「色欲」が満たされるとか、満たされない以前に、相手と正面からとことん向き合う。これが愛情の大前提だと思います。
あなたは、ご主人と終生、正面から向き合うという原則を維持していますか。
「色欲」より大切な価値観があると思いませんか。
「夫以外に4人と関係」の事実をご主人は知らないのでしょう。
それは、ご主人と正面から向き合っていることになりますか。
「色欲」の問題は、とことんどこまでいっても、ご主人との二者関係で向き合うべき問題ではないのですか。
愛情に、夫婦関係において重大な隠匿が、不倫という行為自体が「悪いことなのだと思」うなら、そしてやっぱり愛情に重きを置いて生きていきたいと思うなら、あなたがなすべきことは自ずと分かると思います。
それでも「色欲を抑えて生きる自信が」ないとあなたが言うならば、それは「自信」の問題ではなく、あなたの人生の価値観そのものの問題です。あなたの生き方自体の問題です。
人生の舵をどちらに切るかは、あなたが決めてください。
なぜ離婚しないのですか?
こんにちは。
悪いこととわかっていながらも性欲を抑えきれないという場合、本人にも自覚しきれていない過去のトラウマが潜んでいることもあります。
一度女医さんがいらっしゃるところか、女性の悩みに特化したカウンセリングを受けられてもいいかもしれません。
トラウマが無くとも日常に取り入れやすい解消方法なども教えてくれるかもしれません。
質問者からのお礼
三名のお方から、真摯にお答えを頂けたことを、本当にありがたく思います。
同時に、今自分の中でこれ以上の言葉を紡ぎ出せず、申し訳ありません。