心の壁を乗り越えたい
過去・現在のトラウマ(職場で受けたパワハラやセクハラ)に捉われて、自信が無く卑屈な自分を変えたいです。
必死にやった転職活動でせっかく掴んだキャリアアップのチャンスも、怖がって手放してしまいそうな自分がいます。
環境のせいで自分が可哀想と思うのも辞めたいし、可哀想に思われる事に妙な充実感を感じ始めているような気もします。
早く自分を変えたい、決心したいのに、自分には現状が似合っているのでは無いかという考えに引っ張られ、不安になります。
周囲も、自信を持って早く決断し現状を変えなさい、と言ってくれるのに、歯切れの悪い自分がいます。
自分がよく分からなくなってしまいました.... 考えすぎるのも減らしたいです。ここ数日ずっと緊張しています。
人生の岐路において、現状維持か大きな変化か、選ぶ勇気を出す為、背中を押してもらえませんでしょうか...
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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一番癒されることは何ですか
Bun 様 相談ありがとうございます。
まず、「トラウマ(職場で受けたパワハラやセクハラ)に捉われて、自信が無く卑屈な自分」と思う自分は、悪くないし、責任はない、と思うことです。
トラウマを受けて自身が無くなったり卑屈になるのは、あなたのせいではないですね。でも自分を責めるようになってしまうのは、受けたハラスメントから、心が動揺したままになっているからです。
なので、これは自分のせいではないと思い、癒されることを取り入れるようにするのが良いと思います。癒されて心にエネルギーが溜まらないと、次のステップに行きづらいと思います。
現にキャリアアップを怖がったり、自分を可哀そうと思って動けなくなっているようですね。これはトラウマから受けた恐怖や嫌悪が続いている状況だと思います。人は恐怖のような体験をするとスイッチが入って、逃げだしたり凍り付いたりします。それは命を守る当然の反応なのですが、恐怖が過ぎてもその反応だけ残っていて抜け出せなくなっているのだと思います。
この抜け出せない反応は、先述の癒しと、自分に思いやりや、優しさ、愛情を向けることで、だんだんと心が落ち着いて抜け出したような感覚になります。
あなたにとって、一番癒されることは何ですか、それを思い出しましょう。
また、好きな色に包まれているような感覚、好きな場所でのんびりしているイメージを持ってみましょう。青い海、緑の綺麗な高原、花畑など想像してみるといいと思います。さらに、その場所にあなたにとって最も優しい慈悲深い人が傍に来てあなたを優しく見守ってくれることを想像してみてください。ゆっくりとゆったりと深い呼吸とともに。そしてその慈悲深い人は、あなたにどんな言葉をかけてくれるでしょうか?「頑張り過ぎだよ」「体をまず労わろう」「笑顔を忘れないで」「もっとゆっくりペースでいいよ」そんなような言葉や勇気づけの言葉かもしれません。どうかイメージして感じてみてください。きっと役に立つと思います。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。まだ心が揺れているようですね。そんな自分を責めないでくださいね。そして自分にも思いやりを向けてくださいね。そうすると、勇気もわいてきますよ。字数制限でこれまで。もしご希望であればメールで相談に乗ります。メンタル的なケアが出来ると思います。一礼
質問者からのお礼
釋さま
御返答頂き、本当にありがとう御座いました。お礼の言葉がまとまらないまま日数が過ぎてしまいました。結果的に、頂いたご助言に励まされ、転職する決断を致しました。今は環境が変わる過渡期におります。
暖かく不安のない状態であれば何を求めるのか、そんな優しいイメージを、自分に対し作ろうとした事はありませんでした...
環境を変えてもまた失敗したら、精神的にボロボロになったら、結局自分が不能なだけなのでは、と怖がる気持ちが強く、あとは内定承諾のボタンを押すだけ、という段階で、泣きながら何時間も葛藤している中での、ご相談でした。
決断した後でも、
実はそんなに酷い環境ではなかったのでは?自分が甘かっただけで、受取り方を変えれば耐えられたのでは?という考えは浮かんでいます。
キャリアアップ等求めて転職までするより、割り切って現職に留まれない自分は早計で未熟だったのでは?と、感じています。
ただ、怖さもあれど次の場所には、ハラスメントに厳しく、多くを学び経験を積める環境という、明るい部分があります。自分はここに惹かれているのですが、間違ってはいないだろうか、不安は消えません。
このご時世に転職出来たことに感謝し、今後は何かを言われても受け流すことや、気にしすぎない、良い割り切りをもっとできるようになりたいです。心を強く、自分以外の人を思いやる時間を増やしていきたいです。