不安症の自分
小さい頃から心配性で、それでも学生時代は優しい友人に恵まれて自信もそこそこ持って生活していました。
大人になって、就職してから、自分が受け入れられないような不安がふと湧いてしまい、職場を転々とすることが続き、働くことに疲れてしまったこともありました。
出会う人に、「もっと自信を持てばいいのに」と言われたりもしますが、自信のない自分がしっくりくるというのか、楽な気がして今に至ります。
よく考えると、自分は不安が強いから、自信がないように周りから見られてしまうのかなと思います。
不安を和らげたら楽になれるのかなと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
思い込みを捨てていくことも大事です。やる前から決めつけずに
自信のない自分がしっくりくる。それもいいかもしれないわね。自己分析して、自分を認めていく、自己一致。
不安に思うこと、実際にその不安は起きましたか?不安も、毎回そのようになるかと言われたら、そうでもなかったりね。事前対策を考えたり、周りに頼ったり、なんとかなるかなって考え直すだけでも、少し不安も和らぐかもしれません。
みんなが不安と向き合っているかと思ったら、上手く逃げたり、止めたりする人もいますし、不安と上手く付き合っているのだと思います。
また、思い込みを捨てていくことも大事です。やる前から決めつけずに、あなたにも ちゃんと力が備わっているのではないかしら。そんな自分を、認めていきたいですね。
少しずつ手放していきましょう
拝読させて頂きました。
あなたが不安症な自分のことをとてもお悩みなさっておられることを読ませて頂きました。職場や様々な場面でも自信がない様に見られてしまうのでしょうか、あなたが不安を和らげたらば楽になることができると思っているのですね。あなたのその不安なお気持ちを心よりお察しします。
あなたがおっしゃるとおり不安なお気持ちを和らげることで生きることはとても楽になってくると思います。それはなかなか簡単ではないかもしれませんが、不安を無くすというよりは減らしていくことはできるかと思います。
自分で経験を積んでいかれる中でも少しずつ自分に自信を持つことできるかもしれません。
或いは様々色々なことがあったとしてもものごとなるようになるさと思ったり、あきらめもあるのかもしれませんが、なる様にしかならないさ、ものごと何とかなるものさと思えることもあるかもしれません。
不安な気持ちはいくつもの不安を生み出していきものです。それは負のスパイラルの様なものですし、無限軌道の様なものですし、悪夢や幻想でもあるのです。
できればその不安や心配や恐れを手放していきましょう、あなたの心の中から外に出していきましょう。ゆっくりとあなたの心を落ち着けながらあなたの心に湧き上がる不安を手放していきましょう。
あなたがこれからの未来を心穏やかに安心なさってお過ごしなさって下さいます様に、毎日をゆっくりと心おおらかに健やかに生き抜いていかれます様にと切に祈ってます。そしてあなたを心より応援してますね。
質問者からのお礼
中田ご住職様
ご回答ありがとうございます。
不安に思っていること、実際に起こることはほとんどないです。
不安に思ってあれこれ考えて自己満足している自分がいます…
今までも、不安に思うことはたくさんありましたが、その都度周りの方が助けてくれたり、自分の心が動いて無事に乗り越えることができました。
そのことに感謝しつつ、「大丈夫」と思って日々過ごしていきたいと思います。
気付きを与えてくださるご回答ありがとうございました。
東ご住職様
ご回答ありがとうございます。
「不安を手放す」
この言葉をいただき、心がとても楽になりました。不安を抱えている時は、手放すことはしてはならないような気持ちになっていましたが、手放しでもいいのだと気付きました。
また、「なるようになるさ」という言葉は、私の大好きだった祖母もよく言ってくれた言葉です。思い出すことができてよかったです。
ありがたいお言葉の数々に、何だか、不安を手放すことができていた、小学校、中学校時代の柔らかい心を思い出すことができました。
これからも不安が湧いてきたら手放すを繰り返し、心おおらかに、健やかに過ごして行けたらいいです。
ありがたいお言葉、ありがとうございました。