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育てて貰った兄の死を受け入れられません。

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私は親が小さい頃他界し歳の離れた兄姉に何不自由なく育ててもらいました。20歳の頃、遊びすぎで言うことを聞かない私と厳しい姉から猛烈な叱りを受け怖くて帰れないまま20年もの時間が過ぎてしまいました。怖くて連絡が取れなかっただけで、仲の良かった兄弟から冷たくされるのも怖くて謝りにいけませんでした。ただそれでも母のお墓参りには行っていたのですが、先日恐れていた事が起きました。
母の日のお墓参り行った際、新しいお塔婆で兄の死を知りました。
家出した身分ですが、私は小さい頃から兄姉が大好きで5歳くらいから末っ子なので自分がみんなを看取るかもしれないと未来を恐れていました。本当は心の底から許してほしくて仕方がありませんでした。でも怖くて会いに行けなかった。謝ることもできずに私は私の暮らしをして勝手に生きていたのです。 
でも20年の日々の中どうしたら謝りに行けるかをずっと考えていました。それでも行動に移せず、こんな現実を迎えさせてしまった自分は生きる資格なんてない、なぜ生きているのかと毎日苦しくて仕方がありません。兄は私達を育てるのに10代から昼夜働き苦労ばかりさせてしまいました。私は何一つ孝行できずに私は幸せに生きています。そんな自分が許せません。こんな未来は本望ではなかった、謝りたかったし身代わりになれるならなってあげたかったです。こんなふざけた自分をこの先どう生きていけばいいかわかりません。大切な人を傷つけた最低な自分です。死ぬ事もいけないこと精神を病む事もいけない事とわかっていますが毎日毎日苦しいです。最後まで逃げていた自分を許す事ができません。厳しいお言葉をお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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今こそ、その思いを届けてください。

meiさんのご心痛お察し申し上げます。
そして、お兄様のご冥福をお祈り申し上げます。

とても気にかけておられたのですが、ちゃんと謝罪もお話も感謝も出来ずにお別れされたこと無念なことと存じます。お話を聞いていますと、その思いが伝わってきます。
それでも、お母さまのお墓詣りには行かれていたので、もしかすると、そのことは伝わっていたのかは分かりませんが、ともあれ、この機会に威儀を整え、しっかりお姉さまにも、お兄様のご家族の方にも、誠心誠意、謝罪と感謝を伝えてみてはどうでしょうか。

すべてのことにはタイミングということはあります。長年、思っていることでもなかなか実現できないこともありますが、一端、タイミングよく流れ始めると思ってもいなかったように事が進むこともあります。

お兄様には直接、謝罪や感謝を伝えることはできませんでしたが、それでも、許されればお仏壇なりに手を合わせられた時、その思いは届くでしょうし、20年以上に亘るmeiさんの思いも変わります。

今生、縁あって兄弟として誕生し、兄姉はmeiさんの為に働き育ててくれました。そのことについては、ただ感謝しかないのですが、meiさんのこれからの幸せを考えた時には、きちんとけじめをつけておく必要があるのです。
自分を責めても仕方ありませんし、そんなことをお兄様お姉さまは要求していないでしょう。むしろ、幸せになってくれていた方が救われるです。

さあ、勇気を出して連絡してください。もし、自信がなかったら、まずお墓に行きお兄様に、このことを伝えてください。必ず思いは通じます。

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有り難し
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日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

お礼が遅くなりすいません。けじめをつけておかなければいけないとのお言葉胸に刺さりました。何年もタイミングを見計らってみては諦めて、勇気を出せずにいました。あの時謝罪の手紙を出していたら、、と思うと後悔しかないです。暖かいお言葉でご回答頂き本当に感謝致します。何度も読み返して、今度こそ大切な家族に本当の気持ちを伝えようと思います。ありがとうございました。

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