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度が過ぎるきれい好き

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自分の部屋をきれいにするのはいいことでしょうが、「もっともっと」ときれいを求めて際限なく掃除をするのは貪欲でしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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整理整頓もバランスが大切です

拝読させて頂きました。
心も清め身も清め、身の回りもきれいにすることはとても大事です。お寺の修行は一に勤行、二に掃除ですから大事なことですからね。整理整頓されていればものごとがいつでも始めることが出来ますし、何かを調べようとしたとしても直ぐに見つかりますからね。私はとてもいいことだと思います。

あなたがおっしゃっている「度が過ぎるきれい好き」がどの程度のことなのか定かではありません。

仮にですが「過剰な潔癖症」であるならば日常生活を送る時にはとても苦しい思いをしてしまうこともあるでしょう。例えばいつでも手を洗っていないといられない、常に消毒しないと気が済まない、人が物に触れることを極端に嫌がる等の思い込みや強迫観念がある場合には注意が必要かもしれません。

度合いにもよりますがそのような意識があるならば一度専門の診察を受けることが望ましいと思います。

強迫観念では「常にきれいでないと、殺菌されていないと安心できない、きれいでないと許せない」という症状ですからね。精神的もとても辛いと思います。

又他者に対して排他的な感情を抱き他を受け入れない認めない、近くにいることを許さないという意識までエスカレートする場合もあるでしょうから差別や偏見を生み出してしまうこともあります。

いずれにせよ注意は必要かと思います。私達は目には見えなくても沢山の菌や虫や植物等生きもの達に囲まれて守られて生きています。逆に何でも滅菌・殺菌してしまうと生きることが出来なくなってしまいます。食べるものもなくなってしまいます。味噌醤油納豆豆腐お酒パンヨーグルト等全て菌で作られますからね。菌が無くなったら私達は死滅します。

整理整頓もバランスが大切ですね、適当・適度・いい加減、つまり偏らない中道が生きるのには大切ですし心の安定につながりますからね。

10年前私は都内で企業の中間管理職をしていました、独り身でとてもプライドの高い鼻持ちならない性格でした。その当時私はいつも消毒液を持ち歩いていました。それは潔癖症でもありましたし、著しい排他性からそうしていたのかと思います。私の住むマンションには人を寄せ付けませんでしたしとても刺々しい性格でした。その当時私は平気で人を傷つける言動をしていたと思います。今思い出すととても反省してます。ほんの少しでも参考になればと書きました。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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