毅然として生きていくには
人の顔色や言動が気になって、よく自分を見失います。
どんな自分だとしても「私はこうだ」と毅然としていたい。
でも実際は、他人の一言で自分の意見や存在が簡単に価値がないような気がしてしまいます。
私はこれでいいのか、これで正解なのか、この自分なら受け入れて貰えるのか。
いつもそんなことを考えて、本来の自分は置き去りにしている。
辛いです。
どうしたら、他人の言動に影響されず、自分自身として毅然としていられるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
先ずは人それぞれ価値観が違うということを知ってくださいね。価値観が違うからものの見方も優先することも違います。
生活に変化を求める人がいれば、平穏を求める人もいます。
辛口カレーが好きな人がいれば、甘口カレーが好きな人もいます。
象さんの特徴はと問えば、鼻が長いと言う人がいれば、耳が大きいと言う人がいれば、体が大きいと言う人もいるでしょう。
一人一人みんな価値観が違うのです。
なので、自分の意見や考え方が他人と違うのは当たり前なのです。
先ずは何を優先すべきか、目的は何かを考えた「理由のある自分の考え」を持つ練習をしましょう。
それがあれば他人から意見されても冷静に参考事項として受け取れると思いますよ。
海の上に浮かぶ船があなたとして、周りの意見が風や波としたら、「理由ある自分の考え」が流されない為の錨になりますからね。
なお、本来の目的のためには他人の顔色を気にしないようにしましょうね。顔色を気にしていると判断を間違えますからね。
質問者からのお礼
三宅さま
ご回答有り難うございます。
自分の意見を持つ、他人の顔色を伺わない…
本当にそうですよね。
いつも自分以外の誰かに合わせるような意見ばかり考えたり、自分で考えた意見でも反対されると「不正解だった」と思ったり…
意見が同じ人なんていない。正解も不正解もない。当たり前なのに…。
少しずつですが、自分の意見を持つように練習していきたいと思います。
いつか「私はこうだ」と堂々と出来たらいいな…。
有り難うございました。