求めていらっしゃるお答えは一つですよね…決まっていらっしゃいますよね。そうでないとお辛いですよね…。
　その唯一つの回答を僧侶に求めますか。
　…今回の問いの答えは御自身で出すべきです。
　それは今後のあなたの人生の為です。
　これからもあなたの身にいろいろなことが起きるでしょう…だって人生ですから。皆がそうなのですから。
　そのような人生を、その答えをいちいち人に聞いて生きていきますか…。
　仏様に御聞きになってみて下さい…なんてお答えになるでしょうか…
　よろしければどうおっしゃったか、また問答にお寄せ下さい。
　ともかく、この答えは仏様の御諭しを伺いつつ、最後は御自身で出すべきことだと思います。
　そのようにして人生は生きていくべきものだと考えます…。

追伸
　なんて冷たい返答を致したのだろうと自己嫌悪に陥っていました…あなたの『有り難し』に対して、こちらからも御礼を申し上げます。
　ただ申せるのは、「権利」と「義務」はセットであるということです。
　「自動車を運転する権利」には、「自動車運転免許試験に合格する義務」が伴うのです。これはもう…大原則です。
　実際問題として、あなたの今後 取るべき道筋としては一つに「わざと免許を失効させ、再試験を受けて晴れて免許を取得する」…こちらをお勧めします。そして…もう一つ「このまま黙って自動車を運転し続ける」　そんな選択肢もあるでしょう。
　それを選ぶのはあなたです…。『べき論』を盾にあなたを責めるつもりは毛頭ありません。
　どちらの道を歩んだ方があなたは良いと思いますか。能力、体力、お気持ちなど全ての要素を併せ考え、そして結論を出して下さい。
　どうぞ、どちらかのお寺に参られ、今一度 仏様に向き合って、尊い御諭しをお聞きになって下さいませ。
　尚、仏様は決してあなたに対しお怒りになることも、お叱りになることもありません…そのことだけは重ねて申し上げます…。

小林　覚城

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