不倫していました
不倫をしていました。お互い結婚しています。
相手との仲がこじれて、つい、相手の家族に不倫をバラしてしまいました。
相手の奥さんとどうなったのかは分かりません。
私の旦那は何も知りません。
不倫をしていたこと、バラしたこと、何もかもをとても後悔しています。
私のしたことで、私の家族や相手の家族を傷つけてしまったことに、ようやく気が付きました。
毎日生きていることが辛いです。しかし、私が死んでしまうと悲しむ人もいることや、死んでしまうことは今の私にとってただの逃げになると思い、ただただ毎日を過ごすだけの日々です。
私はこのことを許してほしいとは思っていませんが、これからどのようにすれば、少しでも罪を償うことができるのでしょうか。どうかお智慧をお貸しください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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向き合うことが大切です
質問読ませていただきました。
ダメだと分かっていても、ついつい行動してしまう。感情とは、なかなか自分の思い通りに行かないものですね。心中お察しいたします。
さて、自分の家族、相手の家族をたくさん傷つけてしまったことを大いに反省されてるようですので、責める言葉ではなく、これからどうすべきかをアドバイスさせていただきます。
たとえどんなことをしても、過去の罪は消えません。色んな人を傷つけてしまった事実はそのまま残ります。
しかし、その罪とどう向き合うかはこれから決めることができます。
相手の家族に不倫をばらしてしまったとのことですので、逆に相手からもばらされるかもしれません。場合によっては、相手の奥さんと、自分のご主人から慰謝料を請求されるかもしれません。
しかし、逃げずにその事実としっかり向き合って下さい。向き合うことで罪の意識が薄れていき、きっと立ち直るきっかけを得ることができます。物理面で苦しくても、精神が前を向ければ立ち直れます。
しかし逃げてしまえば、うみさんは罪から逃げたという自責の念にきっと押しつぶされてしまうでしょう。精神的に潰れてしまっては、立ち直ることは難しくなるでしょう。
また、うみさんのご主人が不倫の事実を知らず、相手もばらしてこないのであれば、ご主人に知らせる必要はないと思います。知らせることでご自身は一時は楽になるかもしれませんが、徒らにご主人を傷つけるだけです。それは自己本位な逃げの姿勢と言えるでしょう。
ご主人が知らない場合は、日々の生活でしっかりご主人と向き合って笑顔を向けてあげて下さい。もちろん、罪悪感でそんな気分になれないかもしれませんが、それがご主人への何よりの罪滅ぼしになります。
後ろ向きで沈んでばかりいては何も解決しません。
前向きに、しっかりとその時々に起こる事実と向き合って行ってください。
あと最後に一つ。
この出来事を通して1つ学ぶべきことがあります。それは、感情的に行動してはいけないということです。感情の赴くままに不倫をし、感情の赴くままに相手の家族にばらした。それで得たものは何ですか?
普段から、感情に任せて行動してしまうことがあるのではないでしょうか。行動する前に、まずは一度深呼吸をして「これでいいのか?」と自分に問うクセを付けてみてください。それが、これからの人生で必ず役に立ちますよ。