うちの子
子どもはご先祖様や仏様が見えやすいと聞いたことがあります。
おはようございます。
うちの子(4歳)は亡くなった私の母(ばぁば)がいると教えてくれました。
寝る前、息子に、和室のお仏壇に、ばぁばおやすみって言おうやと私が誘いました。
すると息子は
「ばぁばはここにいるの?」
と阿弥陀さまを指差しました。
『そうよ!ばぁばはここにおるんよ。』
と答えました。
すると、息子はさらに、生前、母がくつろいでいた定位置を指差して、
「ばぁば、ここにもいるよ!」と言うのです。
母は、息子のことをすごく、大切にしてました。
私に子どもの寝付きがわるかったら足をさするんよ。と教えてくれました。
私に見えないものが、息子に見えて、ドキドキします。少し、怖いです。(母だから怖くないとは思いますが。)
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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先ず聴聞です
こんにちは。
ご本尊が阿弥陀様なので、あなたは浄土宗、浄土真宗でしょうか。
「お仏壇」に向かって「ばぁばはここにいる」は違和感がないのですよね。「ばぁばおやすみって言おうやと」「誘」っているぐらいですから。
しかし、「生前、母がくつろいでいた定位置を指差して」「ばぁば、ここにもいるよ!」と子どもさんが言うと、「見えないものが、息子に見えて」「ドキドキ」「少し、怖い」と書いています。
つまり、「お仏壇」という定まった場所以外に、亡き人の存在を思うことに違和感があるということなのだと思います。
あなたが浄土真宗の場合と仮定しますが、これをきっかけに法話をご聴聞された方が宜しいと思います。なぜなら、今あなたは「子どもはご先祖様や仏様が見えやすい」等の霊云々めいた話に引っ張られている。浄土真宗では、見えるとか見えないとか、いやそれ以前に霊(諸行無常の例外)を前提にしたり、亡き人を「怖い」と感ずるという方向性の教えではないからです。
亡き人は、阿弥陀如来様のおかげで極楽へゆかせて頂き、阿弥陀様のお心が広まっていくお手伝いをされる身となった。私が、手を合わてお念仏するときも、していないときも、お仏壇のないところでも私に、南無阿弥陀仏を称(とな)えよ、阿彌陀佛を拠り所にせよと勧めてくださっている。そういう存在が、お念仏する身にとっての故人です。
従ってそれは、見えるとか見えないというものの見方ではないし、ましてや「怖い」と受け止めるべきことではありません。
だから、お仏壇の前、前でないとに関わらず、子どもさんがどこを指さそうとも「そうよ!ばぁばはここにおるんよ。」、一緒にお称(とな)えしようね、南無阿彌陀佛と言って上げればよいのだと思います。それを心から言えるためには、先ず聴聞です。
追記
返信読みました。
なぜ怖いという感情を持ったのかピンときていないようです。
私は既に回答に書きました。
あなた自身が仏教の教えを一定程度聞いていないからだ、と。
よって、聴聞しましょうとお勧めしたのです。
そういうこともあるでしょうからね
拝読させて頂きました。
私も子供の頃によく亡くなった人が見えました。そして仏様やご先祖様に手を合わせるんだよ、と言われて亡くなった方々に手を合わせていました。それが当たり前の私の日常でした。成長するにしたがってあまり見えなくなっていき、同時に死ぬことが怖くなっていき、仏様や亡くなった方々のことが怖くなっていったように記憶しています。
ですからお子さんがそのようにおっしゃるお気持ちもわかりますし、あなたが怖がる気持ちもなんとなく分かります。
畏敬の念を持つのと怖がるのと親しみを感じるのはほんの紙一重のことです。感じる私達の受け止め方でそのような感情がどうとでも動いていくのです。
生きている人も亡くなった人の私達には変わらずご縁があるのです。ですからその年齢やその時々において関わり方も自ずと変わってくるのかもしれませんし、死ぬことをタブーとして考えると受け入れられないものもでてきますからね。それが増大していくと恐怖にも感じることもあるかと思います。
そう思うといかがでしょうか?私達には目には見えなくても様々な方やものごとに囲まれて守られています。それを感じることもあるかもしれませんからね。
はい、怖がってもいいと思いますよ。いつも見守っていて下さいますからね。
質問者からのお礼
ゆうすいさま
コメントありがとうございます。
私自身も怖いという感情は間違っていると思ってます。
私たち家族、そして看護師さんに看取ってもらい、葬儀の方に寄り添ってもらい、お坊さんにお経をあげていただき、母も私たちも満たされ、怖い要素はないと思います。
なんで、怖いと思うのでしょうか…
なんで、幽霊にこだわるのでしょうか…
子どもの時見た心霊番組…戦争で虐殺された人たちを知ってでしょうか…
脱サラお坊さま
コメントありがとうございます。
怖がる気持ち、わかるよと言ってくださり安心しました。
頭では怖がることはないとわかっていても、まだ、追い付きません。
他にも、母が教えてくれた、子どもがよく寝れる方法を夜、息子にやっていたら、オルゴールがなったり…
母が応援しに来てくれたのだと思いますが、怖かったです。