主張がことごとく却下される
デザイナーとして働いている。30代の男です。
最近タイトルにもある通り、自分の提案がことごとく却下されてしまいます。
依頼があったことに対して、真摯に取り組んでいます。
クライアントが伝えたいことは『何か』を考え、伝えたい人へ最善の
アウトプットをすることが、デザイナーの本懐と信じてやってきています。
そのため、クライアントには言われたまま作る、というような
右から左のような仕事ではなく、デザイナーとして意見を言うようにしています。
その際、注意していることとして
・言葉を選んで、相手を気遣いながら理由を述べている。
・デザインを見る側の立場で意見する。
・プロのデザイナーとしての意見を述べている。
以上を肝に銘じて、やりとりしています。
しかし、帰ってくる返答は
特に理由を感じず、言われた通りにやって。というものばかり
なぜ?という疑問を感じながら作業しなければならないのが苦痛です。
理由さえあれば、修正するのは苦痛ではありません。
『プロのデザイナーとしての意見』
この部分が、ただの融通の効かない、頑固な人間として処理されているのでは?
というのも不安でたまりません。
職業柄、そういう人間が多いのも事実ですが、私は人の意見を聞いてくれないのは
あなた方では?とそう思ってさえしまいます。
人に意見を聞いてもらうのに私が足りない部分とはなんでしょうか。
稚拙な悩みで恐縮ですが、気持ちを吐き出したくご相談でした。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
デザイナーの分かれ道
ノウハウも知識のある者が良かれと思った提案が
明確な説明もなくクライアントに却下されるのは辛いですね。
街中の広告を見ても、複数の書体を使いすぎて統一性のない物や
背景とロゴの明度や色相が近く(黄色の背景に白文字とか)、
読解不能な物等が散見されますが、
このような場合に目をつむれと言うのは苦しい事だと思います。
ただ、修正した結果の成果物に関しての言及がなかったので分かりませんが、
クオリティは上がったとお感じでしょうか?
それとも自分の提案の方が良かったとお感じでしょうか?
前者であれば、素人の発言であっても、論理立った説明がなくても
そういう見方もあるのかと思って、自分の肥やしに出来ないでしょうか?
その道のプロで無いからこそ、、セオリーにとらわれない
意外な発想が出て来る事もあります。
もし後者であっても、単にクライアントの担当者のセンスが無いか、
取り敢えずリテイクを出さないと仕事をした事にならないと思っているか、
担当者の更に上から具体的なイメージを押し付けられているか等
様々な事が考えられ切りがありません。
また、デザイナーでない方で明確なビジョンを持っている事は希で
それを言語化できる人は更に希少になります。
そこで、分からない人には分からないと割り切るか
そういう人をも唸らすデザインをしてやる!と発奮するか、
そこはあなた次第です。