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何も楽しくなくなってしまいました

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かつての私はかなり多趣味な方だったと思います。感動できるもの、楽しくて心を揺さぶられるものがたくさんありました。

しかし、今は何をしても心が動かず、ワクワクした感情を失ってしまいました。

以前好きだったことをやろうとしても「何でこれが楽しいと思ったんだっけ?」と、それを楽しんでいた頃の感覚を思い出せません。新しい趣味を探すのにも挑戦していますが、あまりうまくいっていません。

このご時世とりあえず食うに困ってはいないので贅沢な悩みかもしれませんが、楽しい気持ちを失ってしまったために毎日が色褪せて見えます。そんな日々が続いて、もしかしたらかつて楽しいと思えたことが色々あった状態の方が異常で、今の方が普通なんだろうか?という気もしてきていますが、まだ今の状態を「多分これが普通なんだ」と諦めることができません。

今の何も楽しくない状態は正常だと言えるのでしょうか?人生こんなものだと考えて割り切った方がいいのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心の状態で、見る景色は変化していきますよ

過去の質問も含めて読ませていただきました。

何に対しても興味を示せない、世の中がつまらないものに見えてしまう。生きる気力がいまいち湧いてこずに悩んでおられるのですね。心中お察しいたします。

人の心というのは不思議なもので、同じことが起こっても心の状態で千差万別に映ります。
人生がうまくいってるときや希望に満ちているときは、些細なことでも楽しくキラキラして見えます。逆にうまくいってないときや希望が持てないときは、全てのものがつまらなくくすんで見えてしまいます。
しかし、物事というのはあるがままに存在しているだけなのです。そこに特別な意味などありません。意味づけしているのは、一人一人の人間の心なのです。これをしっかり理解して、「世の中ってそういうもんなんだ、」と割り切れたら立派な仏教の修行者ですが、なかなかそう簡単には割り切れませんよね。ですから、色々な物事でも楽しくキラキラして見えるような心の状態を作り出していきましょう。

そのためには、特に刺激がないかもしれない平凡な日常を大切にし、感謝してみてください。自分の日常を見る目が少しでも変化すれば、普段の心持ちが変わります。普段の心持ちが変われば、周りの見える景色が変わります。周りの見える景色が変われば、柴犬さんの言動まで変わってきます。
そうすれば、周りの人間関係まで変化してきて、きっと豊かな人生を送ることが出来るでしょう。

「何も楽しくない状態が正常か?」と問われていますが、それは人それぞれです。しかし、何も楽しくない人生より、色々なものが楽しく感じる人生を歩みたくないですか?ですから、まずはご自身の心を調えて、1つ1つの些細な当たり前の出来事に感謝してみてください。
何に対してでもいいんです、「ありがたい」の気持ちを心がけてくださいね。

何か少しでも参考にしてみてください。

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質問者からのお礼

優しいお言葉ありがとうございます。
ありふれた日常に感謝できる人でありたいと思います。

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