既婚上司、好きではないけど頭から離れない
初めから恋愛対象として見ておらず、また好きになってはいけない相手であるのに、脳裏から離れないことで毎日もやもやとしています。
相手は職場の上司で、妻子持ちです。直属であることから業務上の関わりが多く、相談などもいつも親身になって聞いてくれます。
今の仕事で目標や夢を持つキッカケをくれた人でもあり、心から感謝と尊敬をしています。
仕事終わりに二人で飲みに行く機会も何度かありました。殆どが仕事の話をしており、上司は家族との楽しいエピソードを話してくれたりするので、全く恋愛感情とは違う関係であると安心していました。
しかし、お互い少しお酒を飲みすぎてしまった日があり、帰り道に手を繋がれ、キスをされてしまいました。
私はその時は反射的に上司から離れ、上司も我に返りそんなつもりはなかったと謝ってきたので、そのまま帰宅しました。
その日から上司には何度か、申し訳ない、一緒にこれからも仕事をがんばってほしい謝られ、一旦解決はしたのですが、私の心は晴れません。
元々不倫などには嫌悪感があり、それに利用されかけたかもしれない自分。自分のパートナーや男性としては全く興味がないと思っていたのに、親密になり、手を繋がれ、少し嬉しくなっていた自分。仕事で本当に尊敬でき、部下に優しく、家庭を大切に思っている上司のことを恋愛感情に近いくらい好いていた自分。
やっと良い職場に巡り会えたのに、それを崩壊させかけた上司への憤り。
様々な感情でいっぱいになり、そんな自分に嫌悪感もすごいです。
勿論、上司と男女関係になりたいという気持ちは一切ないと誓えますし、一番大切な仕事を頑張るという気持ちは変わりません。家庭を壊したりトラブルに巻き込まれるのは御免です。
しかしなぜだか、その日からずっと、何をしていても上司のことが頭から離れません。きっと尊敬の気持ちと恋愛を混同しかけていているのだろうと、頭の中では理解していますが、合理的に考えられず、関係構築が出世のキーにもなるので、また飲みに行って仕事の相談に乗って欲しいと思っている自分がいます。
仕事が最優先のため、他の恋愛をする気にもなれません。職場も本当に大切な人たちと素敵な仕事に恵まれ、離れたくはありません。しかしながら、この罪悪感や、背徳感情から解放されたいです。こんな身勝手な自分は、これからどうしていけば良いでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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自分の「枠」を取り払ってみてください
質問読ませていただきました。
なかなか自分の感情はコントロールできないものですし、それがふとしたときに爆発してしまって、全てが台無しになることもあります。さぞかし心悩まれていることでしょう。心中お察しいたします。
さて、仕事最優先で他の恋愛はせず、職場に恵まれているので転職などはせず、出世の鍵となるかもしれないので気になる上司と二人でこれからも飲みに行き、相手への恋愛感情を一切消し去りたい、というのが希望だと見受けられます。
しかし、そんな都合良くはいきません。今のmayukaさんの現状でそれが出来るのであれば、それはもう感情がないロボットか何かです。
何かをとれば、何かを諦めなくてはなりません。全て自分の理想通りにというのは難しいのです。
じゃあ、何を選ぶのか。それは人それぞれ大切にしている物が違うので異なってくるでしょう。mayukaさんにとって一番大切なことは何か、それをしっかり冷静に考えてみることが必要ですよ。
たとえば、他の恋愛はいらないとおっしゃっていますが、その上司の方への気持ちを推し量るに、「自分が頼れて尊敬できる人であれば恋愛するのも悪くはないかな」という思いは少しでもありませんか?
mayukaさんは、恋愛することが仕事への障害になるという前提なのかもしれません。たしかに仕事の時間は少し奪われるかもしれませんが、お互いを高め合える方との恋愛ならば、モチベーションが上がって逆に仕事効率が上がることだって考えられるのです。
また、自分が他に気持ちを向けられる恋人がいるのであれば、恋心を一切抜きにして上司と飲みに行って相談することもできるかもしれません。
ですから、ご自身の考えや先入観にこだわらず、もっと柔軟に色んな可能性を考えてみていいのではないでしょうか。世の中のあり方は、自分が思っているほど通り一辺倒なものではありませんよ。
最後にアドバイスですが、たとえ恋人ができようができまいが、その上司の方と「二人」で飲みに行ったりすることは避けた方がいいでしょう。
一度あることは二度あります。普段は気をつけていても、お酒が少しでも入ったら気が大きくなったり、注意力や判断力が低下し、欲望のままに行動する可能性が高まるのが人間です。
おそらく、不倫関係に陥ってしまう可能性は高いでしょう。
何か少しでも参考にしてみてくださいね。
質問者からのお礼
御回答いただきまして、ありがとうございます。こうなりたい、こうでなくてはだめ、という枠に囚われていたことにはっとしました。
また、自分自身を誤魔化し、正当化しようとしている部分があることに気がつきました。ゆっくり、自分にとって一番大切なものを見つめ直し、行動してみたいと思います。