母の認知症
今 有料老人ホームに入居している母の認知が進んでいるようで心配と寂しさとで毎日心が塞いでしまっています。
考えても仕方ない『命あるものは何で老いるのだろう』とか『あの頃は父も母もいて楽しかった』と言う思いが始終頭の中でモヤモヤしています。そんな中で愛犬も高齢になりいつかいなくなっちゃうのかと思うと心臓がバクバクしてしまいます。
思いを改めないと…と考えるのですがうまくいきません。気持ちを落ち着かせたいです。前向きな心構えに切り替えたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
出会ったものは必ず別れる
出会ったものはいつか別れが来ます。
親子であってもパートナーであっても、ものであっても、今という時間であっても、必ず別れます。そして同時に真新しい今と出会う。今までの思い出があるから、比較して悲しく思えることもあります。でも、今という新しい時が常に目の前にあります。そしてまだお別れしていないという事実もある。
後悔のないように精一杯のことしてあげることしか、私たちにはできないのですから。
お気持ちはよくわかります!
ご質問拝読いたしました。
お辛いですね。
在宅で最後まで面倒を見たい!
親不孝のような、
無力感、
寂しさ、
お気持ちは一緒ですよ。
愚僧も両親を年末に、
グループホームに入所させました。
コロナ禍で一気に痴呆が
進行しました。
長年福祉関係の仕事に
従事しており、
在宅で何とかなると、
考えていましたが、
甘かったです。
身体的機能障害だけならまだしも、
痴呆が進み、
せん妄などの症状が
出てくるとお手上げです。
しかし親となると、
何とかなる、
何とかしないといけないと、
いう強い思い、
親不孝はしたくない
という自責の念ですね。
担当のケアマネさん、ドクター、
無理じゃないですか?
この言葉で、
目が醒めた思いでした。
施設なら職員の方が、
四六時中診ていただけます。
これは交代勤務だから
できるのです。
後ろ髪を引かれる
思いは十二分にわかります。
しかし、
お母さまの安寧にとって、
プロである介護職員の方に、
お任せすることが、
最善の選択だと思います。
いくつになっても、
親は親、
子は子でございます。
お母さまにとっては、
あなたが明るく、
元気に笑顔でいらっしゃる
ことこそが、
親孝行ではないでしょうか?
お母さまの心の声を
聞いてください。
いつまでも考えても、
仕方がないじゃない?
順送りなんだから。
あなたあなたの人生を、
しっかり生きなさいよ。
さしずめそんなところかと。
愚僧は今日は、
大きな観葉植物の鉢を母に、
飴やキャンディを父に、
差し入れして来ました。
寂しさですが仕方がないことです。
愚僧はこれからお盆ですからね。
しっかりと御供養に勤めます。
これしかできませんので。
あなたもあなたの人生を
前を見て歩いてください。
ご多幸を祈ります。
質問者からのお礼
お礼が大変遅くなり申し訳ありませんでした。何度も何度も読み何度も何度も自分に言い聞かせて心を落ち着かせるように頑張ってみました。まだモヤモヤするときがありますが以前より少しずつ落ち着いてきたように思います。ありがとうございました。