裏切られました
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有り難し 16裏切られました。
所長が不正に残業手当や夜間手当てを割増してシステム入力し、一人の係長だけ多く不正に給料支払いしていました。
(一年前も同じような件で処分あり)
同僚達は係長同等に不正割増を欲しがり、所長に『同等にしてほしい、所長だけに言おう』と言いましたが私は『それはいけない』上部へ相談しようと言い、同僚達と部長へ直談判しました。
私たち同僚は、証拠を部長に提出し不正を止めさせる様に懇願しました。
部長は『君達の職場が乱れるといけない、労務管理の一環で総務から調べさせます』
となり、この場は社長以外内密にするとの事でした。
しかし、誰かが所長と係長にこの事を話し私だけが密告者となってしまいました。
結果、所長は懲戒解雇を逃れ自主退職へ。
係長は差額弁償。
所長と係長は私が裏切り者だと職場の従業員、親会社、下請け会社に言い回りました。現在職場では無言のいじめ、仕事の剥奪にあっています。
先日、部署の移動をお願いし降格となりました。
悲しい、悲しい、、私の心は崩れはじめています。アドバイスをください。お願いします。
怒り、迷い、欲望、嫉妬、
お坊さんからの回答 1件
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勇気をもって動いたことは褒めたたえられるべきものです
そんな会社は今すぐ辞めましょうと言いたいところですが、収入が途絶えると困りますので、短絡的なことは出来ないと思います。不正をただしたものが裏切りものと言われるとは、本当に理不尽な出来事です。平成の時代を思い返して欲しいのですが、食品の産地偽装、消費期限偽装、内容物偽装などのオンパレードでした。その他にも車両の検査偽装、リコール隠し、報酬の不正入手など盛りだくさんで、謝罪会見も日常茶飯事でした。これらはほとんどが内部告発によるものでした。そして告発者が不利益を被らないように公益通報者保護法が整備されたのですが、実際はザル法で報復人事が当たり前のように行われているのが実態です。
あなたのケースと同じように、公益通報者保護法の施行後にも窓口担当者が通報者の名前と内容を幹部らに漏洩する事例があとを絶ちませんでした。現在は窓口担当者に守秘義務と罰則が科されていますが、形だけのようです。また、報復人事に関しても、禁止しているだけで罰則はありません。
現在は、内部で握りつぶされることの無いよう、行政や報道機関へ直接通報が検討されたり一部導入されていますが、真実相当性の証明義務の問題など、まだまだ高い壁があります。
まさに憤りを感じるところですが、改善にはまだまだ時間がかかるでしょう。こうなってしまう原因は「赤信号みんなで渡れば怖くない」という日本人が持つ風潮があります。日本は法治国家ですから、こういうことは許されません。こういう風潮を無くすことから始めなければならないと思います。
今回の行動に関して、あなた個人には悪いところはありません。勇気をもって動いたことは褒めたたえられるべきものです。ただ、残念ながらあなたの会社にはそういう風土が育っていませんでした。今は悔しいかも知れませんが、あなたの気持ちが変わらなければ、そのうち一人二人と理解してくれる人が現れます。これに負けて変節してしまうと、あなたの今までの人生が途端に輝きを失うことになります。今まで通り堂々と生きましょう。応援します。
質問者からのお礼
りょうよう様
お返事とアドバイスありがとうございました。
今まで私は申し訳ない気持ちで苦しんでいました。
組織が大きいほど乗り越える壁は高く、上部の立場の保守力を思い知らされました。
この一件で会社は二度と割増賃金の不正が出来ない様にシステムを改善しました。
私は『堂々とする』事を失くしていました。
立場がどうであれ『自分がどう生きたか』を貫きます。
今私は何かの役に立てた様な気がします。
一人二人と理解者は増えています。
アドバイスありがとうございました。
