hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

遠距離中の不安

回答数回答 2
有り難し有り難し 6

こんにちは。
私は今22歳(社会人)で、ひとつ上の彼と遠距離恋愛中です。付き合って3ヶ月、遠距離になって2ヶ月ほどです。
彼は新社会人で慣れない環境の中、すごく仕事を頑張っています。
普段の連絡はあまり多くはないけれど、1~2週間に1回は電話をしています。彼も、たまの電話で心が楽になると言っていました。
ですが、彼は先日上司に連れられてキャバクラに行ったようです。楽しくはなかったと言っていたし、ちゃんとそのことを伝えてくれたので「そうなんだ〜」と軽く流しました。
その流れで、キャバクラで飲んでおしゃべりくらいまでならいいけど、風俗とかはだめだと思う、と伝えました。でも正直ショックでした。付き合いだとはいえ、他の女性とお酒を飲みながら話す彼を想像しただけで悲しかったです。
あと、彼のほうから、お前もまだ若いし、出会いだってあるのに別れたくならないの?と聞かれました。私は、一時の感情での浮気よりも、○○(彼)とこうやってたまに話せて、元気でやってくれてるのがわかる方がうれしいと伝えました。○○は別れたいと思ってるの?と聞くと、自分はそんなこと考える余裕もないと言っていました。別れたいなんて思ってないと、言って欲しかったな...電話を切ったあとそう思いました。
こんな調子で大丈夫なのかとすごく不安です。
遠距離恋愛ってこんな感じなのでしょうか...


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

遠距離恋愛ならではの工夫も必要ですよ

質問読ませていただきました。

遠距離恋愛ですと、相手の生活の様子もよくわかりませんし、相手の気持ちや本音も見えにくくなって不安になりますよね。
心中お察しいたします。

さて遠距離恋愛というのは、相手がよく見えないからこそ言葉をしっかり交わす必要があると私は思います。言葉も少ない、相手の気持ちも見えない・・それではお互いにどんどんすれ違ってしまうでしょう。
もちろん相手も仕事で忙しいし、話す時間をあまりとれないのかもしれません。でしたら短い会話の時間の中で、しっかりとお互いの気持ちを確かめ合ったり、不安を解消するような話をするように努めてみてはいかがですか?

もしくは電話は難しくても、メールなどのやりとりを無理のない範囲で頻繁に行ってみるというのも一つの手です。

遠距離恋愛は色々と不安になりますが、だからこそお互いの努力で愛情を深め合えるよう工夫してくださいね。
近くに居て付き合っていたときとは違うんだ、ということをしっかりお互いに認識してみてください。

何か少しでも参考にしてみて下さい。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
京都府・大阪府・奈良県の県境に当たる、京都府京田辺市の天王院というお寺でお勤めさせていただいております。山手の方にある、自然に囲まれた日蓮系宗派のお寺です。 13才から僧侶となり、たくさんの方と関わってきました。 現在は42才となり、3人の子育てに奮闘中です!また、教育関係の仕事にも勤めたことがあります。 自分の経験したこと全てが私自身の糧となり、それが人を救う力になればいいなと、何があってもポジティブに考えるようにしてます。 その経験を活かし、 ・人間関係 ・将来の不安 ・仏事全般 など、様々な質問に答えていきたいと思っております。 何か悩み事がある、個人的に相談したい、質問について他の人に知られたくない、という方は遠慮なくメールにてご相談下さい。 今までにたくさんの方からメールにてご相談をいただいておりますので、気軽にご相談してみて下さいね! また、ハスノハの回答には字数制限があり、私の回答に対するお礼に返事が出来ない場合も多々あります。ですので、返事を望まれる場合もメールにてご連絡下さい。 メールアドレスは下記をご参照下さい。 一両日中に返事をするようにしておりますが、こちらからの返事が届かない場合は、 ・メールアドレスを間違えていないか ・受信拒否設定はどうなっているか を確認して、もう一度メールを送っていただければありがたく思います。 また、お寺に直接訪問されてのご相談も受け付けております。その場合は、まずメールか電話にてその旨をお知らせ下さい。 お寺の予定と照らし合わせて、日時を調整させていただき、お寺の詳しい場所などをお伝えいたします。 ただし、電話回線が1本しかないこと、他の法務の電話が多いことから、失礼ながら電話での悩み相談は承っておりません。 直接お寺に参詣されての相談か、メールにての相談に限らせていただきます。 また、直接お寺に参詣されての法事や、ZOOMを通じての法事なども受け付けておりますので、希望があれば何でもご相談ください。 メールアドレス joukai4378+soudan@gmail.com 電話番号 0774-65-0161
法事や行事がなければ、平日・休日共に 9:00~12:00 14:00~17:00 の時間帯で相談できます。 土曜日や祝日の前の日なら、お寺の予定が何もなければ 21:00~ でも相談できます。 他にも調整できる場合もあるので、お問い合わせください。 人に話をしたり言葉に出すことで、気持ちが晴れたり、考えがまとまったりすることもあります。 どうぞ遠慮なくご相談ください。

彼の優先順位にまなぶ

アナタの中の優先度、優先順位と
彼の中の優先度、優先順位が今の時点でよくわかりましたね。
それを学びとしましょう。そして、トータルで判断して妄想に振り回されず、また自分の思い込みや先入観や期待、願い、理想ではなく現実の彼の行動・言動からきちんとした方向へ歩みを進めるべきです。彼氏という言葉は良い響きですが、冷静に。
あなたはあなた。
あなたの存在する場所はそこ。
そこにあなたの思い描いている彼は存在はしません。
そして、あなたが思い描いている彼に対するイメージと彼の現実はまた別モノ。
冷たいようですが、あなたが期待や思い入れが強くなりすぎても現実とのギャップによって苦しみが生じないとも限りません。
言うべきことは言える関係になりましょう。
恋愛が恋愛で終わるのは家庭的な関係になれない関係が続くから恋愛で終わってしまうのではないでしょうか。

{{count}}
有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

アドバイスくださりありがとございます。
参考にさせていただきます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ