恋人と死別しました
恋人が闘病の末先月亡くなりました。
闘病中は病状など詳しく教えてもらうことができず、普段通りの接し方をしていました。
亡くなった後、親族の方より時系列で病状を教えてもらい、どれほど辛い、しんどい思いをしていたのか、それにも関わらず普段通り接してしまったことを悔いています。
彼は1つの病院での治療に拘っていましたが、もしかしたら私の存在が無ければ遠い病院で治療する選択肢もあったのではないか
私がいなければもっと早く病気がわかったのではないか
亡くなったばかりの頃はこう思うこともなかったのですが、日が経つにつれ彼に対して申し訳なさと後悔が押し寄せています。
今更自己満足なのかもしれないですが、彼にしてあげられることはありますでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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事実と真実。彼の思いは・・・?
質問読ませていただきました。
「親族の方より時系列で病状を教えてもらった」とあります。病気で辛く苦しんでおられた・・これは事実でしょう。
しかし、彼はその事実を受け止め向かい合いながら、どのように考え闘病生活を送っていたのでしょうか。自分の命が危ない状態なら、煩わしいことにはあまり関わりたくないと思うのが普通でしょう。
ところが、彼はhreさんに病状などを詳しく教えなかった。これは、心配されたくなかったのではないでしょうか?言い換えるなら、普段通りに接してくれるhreさんが好きで、一緒にいて安心できたのではないでしょうか。
もし心配して欲しかったら、「自分はこんな辛い思いをしてるんだ・・」と打ち明けたでしょう。
きっと闘病生活の中で、hreさんの明るい笑顔が心のよりどころになっていたと思いますよ。
また、1つの病院での治療に拘っていたとのことですが、何故かは今となってはわかりません。
しかし、hreさんの存在は大きかったと思います。彼の病気が、遠くの病院で治療すれば治るものだったのかどうかはわかりません。ただ、治療には本人の精神状態がとても大切です。どれほど素晴らしい病院で治療していても、「元気になろう」という前向きの強い気持ちがなければ、なかなか身体や心は元気になりません。
彼の中で、hreさんが側に居てくれることが、一番前向きに「元気になろう」と思える状態だったのではないですか?
このように、事実を受け止めた上で彼がどのような気持ちで過ごしていたのか・・それが真実です。
あれこれ推測しても無数の可能性があるでしょうが、話を伺う限りにおいては、「彼にとってhreさんが必要だった」と私は思いますよ。
そんな彼への思いを胸に抱きながら、前を向いて進んでください。後ろ向きで後悔しながら生きれば、それが言動に表れてしまいます。
明るく前向きに生きることで、周りに人が集まってくるような幸せな人生を生きることが出来ます。
そしてhreさんが幸せになれれば、「彼はhreさんを幸せにできる人生を歩んだ」という素敵な意味を持たせることができるんですよ。
また、彼をしっかり供養してあげるのも、今からできることの1つですよ。
何か少しでも参考にしてみて下さい。
必要ならばプロフィールを参照いただき、メールにてご連絡くださいね。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
彼が1番辛い時何もしてあげられなかったことがずっと心に残っています。
が、ご回答頂いたような考え方もあるんだな、と少し視野を広げることができたように思います。
すぐに切り替えることはまだ難しく、彼のところに今すぐにでも行きたい思いは常に持ってしまいます。
彼を供養しながら少しずつでも前を向けるように、精進します。
ありがとうございました。