親の死が辛い
父が余命半年となりました。コロナ禍で会いに行くことができずとても辛いです。
毎年年末年始には帰るようにしていましたが、コロナ禍で去年は帰省して居ませんでした。
今年の5月ごろに癌が見つかり、治療を続けていましたが、効果はなく、8月に脳梗塞を併発し、現在は失語状態で意思疎通はとれなくなりました。
抗がん剤治療が始まってからも元気で、脳梗塞を起こす前も元気だったため信じられない気持ちもあり、心の整理がつきません。
もう一度話したいし、ありがとうと伝えたいけど、もう父には伝わらないことが悲しいです。せめてそばに行って、肩を揉んだりしてあげたいけどそれも叶いません。
結婚もして居ないし、何も親孝行をしていないです。ただ悲しい気持ちでいっぱいです。
親の死を意識した事がなく、どう受け入れたら良いのかわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思いは伝わる
ニニニ 様 相談ありがとうございます。
お父様のこと、あなたが思いやり労わろうとしてる思いが伝わります。
確かに、辛いく切なくやるせないお気持ちかと思います。
「言葉で伝えられなくても、思いは伝わる」
これをひたすら念じませんか。
お父様に、感謝の念を送るのです。
まるで、ビームを送るように。
そうして、コロナ禍とはいえ、もしかしたら面会するチャンスがあるかもしれません。その時には、最高の笑顔で、手を握れたら手を握り、足をさすれたら足をさすり、感謝の思いを伝えてください。
そのために、今なにができるかを、ニニニさんなりに考えてください。
もしかしたらそれは、鏡をみて最高の笑顔を作る練習かもしれません。
言葉でなく、手で伝える方法を考えることかもしれません。
そして、お父様から、いただいた、優しさとか思いやりを、今度はあなたが、誰かに伝えていく番だと思ってください
愛する人、親しい人と別れるのは哀しく辛いことです。でも絆とか愛情とか何かしら繋いでいくものがあるはずです。そこに焦点をあてるように、過ごしてみてください。
また、哀しい時、辛い時は、一人で抱え込んでは辛くなるばかりです。
どうぞ、このハスノハでもいいし、信頼できる人でもいい、メールでもいいので、あなたのその今の心の内をお伝えください。お気持ちに寄り添うお手伝いをさせていただきます。
一礼
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。
おもいは届きます。私はそう信じています。
深いゆったりとした呼吸とともに、お父様の大好きな笑顔を思い出してみましょう。その笑顔からお父様の思いやりがあなたの中に流れ込んできます。それを意識しながら今度は、あなたの気持ちがお父様に流れ込むよう様に思いを届けてください。心を落ち着けて静かに座って感じてみてください。きっと届きます。
私はそう思います。再礼
質問者からのお礼
優しいお言葉を頂きありがとうございます。思いは伝わると信じてみようと思います。