回答 1
有り難し 33この世界は、真面目な人がバカを見ると何度も実感してきました。
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真面目にしか生きられない人間が、
ここで楽しく生きていけますか。
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私は現在、就職活動をしており、
先日グループワークの選考で落ちました。
詳細は省きますが、不採用の理由を問い合わせた結果、理不尽に感じた出来事がありました。
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これからどう振舞っていけばいいのかお風呂で考えているうちに、ボロボロ涙が出てきました。
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初めは他人に対しての怒りがありましたが、結局は自分に対しての哀れみに変わりました。
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私は、真面目で面白くない自分を惨めに思います。可哀想に思います。
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高校のときも、全力で変顔をしたり、
ふざけたり出来なかった私は、
友人たちが羨ましかったです。
ノリが悪い自分が、申し訳なかったです。
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たまに過去の経歴や努力を評価してくださる方に出会ったとき、ボロボロ泣いてしまいます。
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そんな人は滅多にいないからです。
もとから真面目な人より、出来なかった人が改善できた方が評価される。
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人間みんな苦労してると思います。
自分だけが何で評価されないんだ！とは思っていません。
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ですが、
真面目に生きる意味がない世界で、
真面目にしか生きられない人間は、
どう頑張っていけばいいのでしょうか。
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何でこれ以上頑張らなきゃいけないのか。
もう正直、この世界で真面目にやればやるほど、苦しむだけだと思います。
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そこまでして生きる意味なんてあるのか。
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自己肯定感が低いとか、完璧主義とか、
もう何回も聞いてきましたが、
そういう人間なんです。
多分、もう直しようがないんです。
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そんな人間が楽しく生きていくには、
どうしたらいいでしょうか。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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相談を拝見しました。あなたの心の苦しみが伝わってきました。真面目な人が楽しく生きていくためにはどうしたらいいのかということが質問の中心かと思われます
貴方の相談を読ませて頂いて「他人に認められること＝生きる意味」という風に捉えておられると思いました。変顔を出来なかったのも、苦労することも、ふざける事も全て他人から認められることで得られる価値でそれが無ければ意味がないとご自身の考えの根底にあると思いました。仏教の視点で答えさせて頂きます
私たちは認められるために生きているのでしょうか？あなたは周りの人と同じように評価される人に成るために生きておられるのでしょうか。変顔ができるようになったり、周りに合わせてふざけられるようになる事が目的なのでしょうか。そういう風に生きれたら幸せな人生でしょうか。もしもそうなら、周りに合わせる技術はテクニックとして学べます。社交術等を手に入れられるよう努力するしかありません
しかし根本的に私たちは人から認められるために生きているのではないのでは？そう社会に思わされているだけ…。あなたの価値観からすれば、寝たきりの人や障害をもつ人は生きる意味がないことになってしまいます。そんな人間観は浅すぎます。
正しく言えば、人間は誰の生も等しく無意味なのではないでしょうか？だからこそ、どのような生の姿でも人間には価値があるのです。歪んだ社会の価値になんか合わせる必要はない。あなたは「この世界」と社会を歪んだものと批判しながら、その社会の価値観に自ら合わせにいこうとしていませんか？お釈迦様はそんな社会の価値を投げ捨てて出家し、人間の真実の生き方を目指しました。私も昔は人にあわせられなくて悩んでいました。でもそんなものを求めているのではなく真理を求めていると気づいてからは、合わせるなどどうでも良いことと思いました。あなたは何を求めているのか？それを明らかにした方が良いのでは？今のあなたは全て他から評価される軸でしょう？そうではなくて他者の軸を取っ払って、あなたの生命は何を求めているか考えた方が良いのではないでしょうか？他者はもちろん大事です。しかし自分がどうしたいか、何を求めているのかがなくて、他者だけを基準にしていたらずっと苦しみます。他者はコントロールできないからです。【おすすめの本】躁鬱大学、自分の薬をつくる
追記:どんなあなたでも応援しています。
釈義光さん
真っ向から向き合ってくださり、誠にありがとうございます。
社会を批判しつつ、その社会に合わせている。まさに、おっしゃる通りです。
私は周りからの見え方を第一に生きてきました。
それを分かっていて、自分の軸で生きたいとも思っていながら、やはり抜け出せないのです。
頭では理解していても、心と体が理解できません。
簡単なことではないでしょうが、私も釈義光さんのように、自分の魂が何を求めているのかを考え抜いてみます。
「人間は誰の生も等しく無意味」というお言葉も腑に落ちました。
紹介していただいた本も、早く読みたい気持ちでいっぱいです。
本と一緒に勉強しながら、私の求めているものを探します。
最後になりますが、一つひとつのお言葉が胸に刺さりました。
釈義光さんの温かいお心遣いに、心から感謝申し上げます。
