盗撮で検挙された夫との今後について
夫が盗撮で捕まり前科がつくかも知れません。
夫は数年に渡り、盗撮のために出かけることもする常習犯でした。
今現在は夫への愛情も健在で、一緒に再犯防止に取り組み、更生させ二度とこのようなことがないよう、共に生きていきたいと考えています。夫も、やめようと思ったことは何度もあると異常性を自覚しており、更生し、これからも一緒にいたいと希望しています。
ですが、再犯率の非常に高い犯罪で、常習性もかなりあったため正直なところ自分に覚悟が足りているのか不安です。
その手の事情に詳しい友人にだけ話し、離婚を勧められました。それが、わたしのことを大事に思ってそう言ってくれているということも重々わかっていて、わたしが傷つくことを一番に心配してくれています。
そんな周りの人の思いを、結婚生活を続けることである意味裏切ることになるということにも胸が痛いです。
また起訴か不起訴か決まるのと予定していた結婚式の出欠確認のタイミングがやや被りしています。
こんな人様に恥ずかしいことをしておいて結婚式をするのかというところも、悩んでおります。被害者からすればふざけるなだと思います。。
取りやめるにしても両親にはせめて説明が必要でしょうし、そうすると隠し通せなくなってしまいます。
わたしの親族は結婚式とても楽しみにしていて、準備も既にたくさん手伝ってもらっています。
祖父母達は、おそらく年齢的に孫の結婚式に出席する最初で最後のタイミングにもなります。
中止、しかも性犯罪でとなるとショックで生きる気力が減ってしまわないかとても心配です。
このままひた隠しにし、いろいろなことを進めることが果たして正しいのか、
再犯をしてしまえば結局みんなに迷惑をかけることになると思うと、今は耐えて色々なことを諦めるのが正しい選択なのか
ぐるぐると結論が出ずに悩んでおります。
助言をいただけますと幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
2つのことが不可欠
こんにちは。
お悩みの心中をお察しします。
「前科一犯」のご主人への「愛情」が「健在」で、「一緒に再犯防止に取り組み、更生させ二度とこのようなことがないよう、共に生きていきたい」というお気持ちなのですね。私は、あなたのご主人を支えていくお心持ちを大切にしてほしいな、と思います。そもそも、愛情に基づく決断を第三者が口を挟むことはできませんから。
ただ、これには2つのことが不可欠だと思います。
一つは、仰るように「再犯率の非常に高い犯罪」であるから、明確な見極めが必要であるということです。当然、心療内科の継続的な通院が必要なのはもちろんのこと、これに対する真摯な取り組みがされるかどうかは大切なポイントだと思います。
もしこれが途中でやめたり、「常習性」があいも変わらずであるということを発見すれば躊躇なく見切りをつけるという、その意味での「覚悟」が必要だと思います。ズルズルといつまでも「更生」を願うのは、泥沼化して「再犯」の可能性にいつまでも付き合い続けなければいけなくなります。
2つには、お身内には必ず説明、謝罪、決意を述べる必要があるということです。
結婚式がこれからということですが、すでにご結婚自体はされているようです。ご両親も祖父母もすでに身内になっています。「起訴か不起訴か決まるのと予定していた結婚式の出欠確認のタイミングがやや被り」という事情もあるようですが、結婚式の挙行いかんに関わらず、そもそも重大なことは親族関係にある人に説明しておく必要があります。
悪事千里を走るともいいますから、人づてにご両親や祖父母が知る可能性はあります。人の口を借りる前に、ご主人が自分から説明、手をついて謝罪、そして二度としないというけじめを付けさせる必要があるでしょう。「ひた隠し」という、家族から見れば不誠実な向き合い方ではなく、正面から二度としない、そして自分は支えていくという誠実さをもって向き合うべきです。さらに、そこで納得すれば結婚式に出るという選択をしてもらうことが必要です。選択肢を与えないという意味でも、「ひた隠し」はよろしく有りません。
この問題には、ご主人が率先してあなたの親族の矢面にたち、積極的に誠実な姿勢が取れるかが大きなポイントです。もしこれが、消極的にあなた任せにしたりするようなら、これも見極めポイントになります(字数制限)
再犯予防に徹底しましょう
花子さん。性犯罪は再犯率が高いそうです。とはいえ、人間である以上、「一生幸せを求めてはいけません。」なんて誰が言えるのでしょうか。確かに深い後悔のもと健康的に生き抜く義務のようなものは、課せられているとは思うわけでして、ご提案できるのは再犯予防に全力を入れることです。
ネットでも、有名な病院は検索すればヒットしますし、You Tubeではテレビの特集やドキュメンタリーをみることができます。刑事被告人になったから、刑事被告人の家族だから不幸せになる必要はないと私はいいきります。でも、今の状況が海の浅瀬で溺れているのならば助けられますが、深海にご自身から入り込むようでしたら、現実が厳しくなるのみです。
近くの人より、第三者に話しを聞いてもらったほうがいい気がします。どうか、花子さんの健全な幸せを願い、回答といたします。ご無理なさらないように、ご法体ご留意下さいね。
質問者からのお礼
お言葉いただきありがとうございます。
個人特定にならないよう少しフェイク入れたせいで話の辻褄が合わなくなってしまい大変失礼しました。
支えていきたいと言う部分については、
気持ちを大事にという言葉をいただけて少しほっとしました。
覚悟の部分も、これについては厳しく約束事として取り決め、次はないと言うこと、治療の手は抜かないことを徹底したいと思います。
また、家族への説明については全くもっておっしゃる通りと思います。
その点について遠方に住む両親にどのように伝えるのかなどは夫とよく相談し、進めたいと思います。
正常な判断ができていないなあと実感しました。
ありがとうございます。