母が時々憎くなってしまう。
回答 1
有り難し 4初めまして。女子大生です。
私は中学生の時、陰湿ないじめにあっていました。嫌なあだ名をつけられたり、カンニングの冤罪掛けられたり、下駄箱やロッカーにゴミを入れたり、汚いもののように扱われたりと毎日死ぬ思いで学校に行っていました。さらには、友達だと思っていた子にも裏切られていじめられて人間不信になりました。もう卒業して5年以上経ちますが、いじめられていた日々を思い出すと怒りと悲しみで涙が出ます。
中学時代いじめられて辛くて学校に行きたくないと部屋に引きこもっていたら、母が「そんなふうに引きこもってたら将来どうすんの！」「有名人の〇〇だっていじめられてたんだって。だから頑張んなさい！」と怒鳴って学校に引っ張って行きました。そんな風にされて、私は学校にも家にも味方が居ないと感じて、本当に辛くて苦しかった記憶があります。聞くところによると、母も学生時代にいじめられて祖母に同じような態度を取られて辛くても学校に行っていたとの事でした。母曰く、私のことを思って学校の無理矢理にでもいかせたつもりだったのです。
月日が流れ、死ぬ思いで中学を卒業した後私が母に中学時代のいじめが辛かったと話したら、「むしろ辛い経験をしたから強くなれたんじゃないの」と言われました。その言葉を聞いた時、私は心の底から母を殺してやりたいと思いました。強くなるどころか、人間不信に陥って未だに苦しんでいるのに...。
こんな風に書きましたが、私の母は良い母親です。小さい頃から我儘も叶えてもらったし、ここまで育ててくれた恩もあります。ですが、中学時代の母の私の対しての仕打ちを思い出すと心の底からどす黒い感情が湧き出ます。この前も、ちょっとした事で母と喧嘩になり「あんたって本当に薄情ね」と言われ、私は母だって私が1番辛かったときに助けてくれなかったくせに！と思ってしまいました。
この心のモヤモヤを整理したいです。アドバイスお願いします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの思いをお伝えなさって下さい
拝読させて頂きました。
あなたがそのような辛い経験をなさっていた時にお母様から言われたことされたことを思い返し、お母様を憎い恨めしい殺したいと思ってしまうお気持ちもわかります。何であんな辛い思いしている時にあんなひどいことを言うのか、ひどい仕打ちをするのかとうらみたくなるのももっともかと思います。あなたのその思いを計り知れないかとは思いますが、あなたのその思いを心よりお察しします。
お母様はその時自分がされたことをあなたにするしか手立てが思いつかなかったのかもしれません、あなたの気持ちを汲み取り寄り添って守ってあげることを思いつかなかったのかもしれません。あなたのその気持ちを分かれなかったのかもしれません。
親は万能ではありません、逆に親とてとても未熟なのです。わかってあげる心の余裕もなく無知であるのです。それは私達人間は誰もが未熟で無知だということなのです。
できればあなたが落ち着いて冷静にその思いをお話しできるならばお母様にお伝えなさってもいいと私は思います。その時お母様が感情的になってしまったり、自分は悪くないと強くあなたのことを否定するならば、お母様は自分の未熟さを認め受け入れる心の余裕もない状況であるということです。人間はそう簡単に成長できませんし、心の余裕も本当の智慧も身につけられません。
そうは言ってもあなたの気持ちは収まりがつかないでしょう。あなたの心の中で怒りや憎しにやうらみや殺意が湧き上がってきたら、その思いを神仏様やあなたのご先祖様方に心からお伝えなさってみて下さい。「私はあの時こんなことを言われ、ひどい扱いをうけたことを未だに忘れることはできない、ひどく今でも傷ついている、そして母へ心から怒りや憎しみやうらみや殺意があふれてくる…等々」あなたの思いを素直に神仏やご先祖様方に告白なさって下さい。神仏やご先祖様方はあなたの思い全てをありのまま受け入れて下さいます。あなたは受け入れられて自分のことに気がつくことでしょう。そして自分のことを見つめることができるでしょう。心から反省なさり懺悔なさり神仏やご先祖様方に受け入れられてお誓いなさることでしょう。
あなたはいつも神仏やご先祖様方に見守られて生きていくのです。
あなたがこれからも神仏やご先祖様に見守られて毎日を心穏やかに過ごし、健やかに成長なさっていかれます様切に神仏やご先祖様に祈ってます。
質問者からのお礼
回答ありがとうごさいます。誰にも言えなかったことを吐き出せて少し気持ちが楽になりました。
