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酷いことが続きすぎて生きるのが辛いです

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有り難し有り難し 10

数年前から、酷いことが続いて、生きているのが辛いです。

まず乳がんになりました。
幸いあまり酷い状態でなかったものの、薬の副作用でうつ状態になりました。

薬を中断してうつが落ち着いたと思ったら、コロナにかかりました。

コロナに対する意見の違いで、親友とほぼ絶縁状態になりました。

次は子宮筋腫になりました。
おそらく手術になると思います。

それでもなんとか新たに生きる楽しみを見つけ出そうと、昔やっていたピアノを習い直すことにしました。毎日熱心に練習して、憧れの曲に取りかかれることになりました。
なのに、耳鳴りが始まりました。
病院にはかかりましたが、治りません。
ピアノというのは、想像以上に大きな音がします。地下鉄並みだそうです。
このまま弾き続けて耳に悪影響がないのか不安でたまらず、やめる方向に気持ちが傾いています。
でも、やめようと考えるたび号泣してしまいます。

3年の間にこれらのことが起きて、もう魂がバラバラに分解してしまいそうな気持ちです。

まじめに一生懸命生きてきたつもりでした。
どうしてこんな目にあうのでしょう。
健康も、友人も、楽しみも失って、この先どうして生きていったらいいのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

回復なさるよう心より祈ってます

拝読させて頂きました。
あなたがここ数年の間に度重なる病いにかかり好きなピアノを弾くことさえできない状況に追い込まれてしまい、大変辛い思いをなさっておられること、生きる気力も失ってしまっていらっしゃることを読ませて頂きました。あなたのその苦しみや辛いお気持ちは私の想像をはるかに超えるものでしょう、あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそのように病いになってしまったのは様々な巡り合わせや要因があるのかと思います。私達の身体は普段は気が付かないですけれど様々な変化が生じています。日々というか一瞬一瞬移り変わり続けています。逆に変わらないということはありません。あなたもご存知かと思いますが、日々老いていきますし病いにもなっていくものです。コロナのような感染症にもかかるものです。そして必ずその天寿を全うする時が訪れます。
それは何時どんな風になるのかは私達は誰しも厳密にはわからないです。どんな状況でどうなるのかは神仏のみの知るところです。
あなたがそのようにお辛い思いをなさっていらっしゃることは全てとは言えませんがわかります。
とはいえあなたが様々な巡り合わせや恵みの中で生命や人生を与えられたようにそのような病いや変化は与えらたものでもあるのです。
あなたが何故このような目に遭わなければならないのかと悔やみや苦しみや疑問や怒りや憎しみも沸き起こるかもしれません。が、やはりそのような巡り合わせがあることは事実であり真実です。
とはいえだかと言ってそのようなことばかりではありません、あなたの病いが回復なさる可能性は充分あるでしょうし、様々な対象方法や治療法もあるかと思います。
どうか決してあきらめずに自暴自棄にならないで下さいね。ひとまずゆっくりと呼吸を整えて心も体も整えて落ち着いて下さいね。そして先ずあなたの心も体もゆっくりと休めて下さい、疲れた心も体も休めて癒してあげて下さいね。
そしてしっかりと診断を受けて医師の指導のもとじっくりと治療なさって下さいね。
今できることを一つ一つやっていきましょう。
私もあなたがこれからしっかりと治療なさり回復なさっていかれ病いが治りますようにと心から祈っています。あなたには沢山の方々がついているのです、あなたは沢山の方々に支えられ見守られているのです、どうか自信持って下さいね。
またあなたのこと教えて下さいね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お礼が大変遅くなり、申し訳ありません。
なかなか気持ちの整理がつかず、お返事の言葉が浮かびませんでした。
耳鳴りは少し改善されましたが、無理はせず、ピアノは当分休むことにしました。
ありがとうございました。

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