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思い出すと吐き気がしてえづきます

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好きだった人の事を思い出すと、吐き気がしてえづきます。
その人とは付き合ってた1年半を入れて7年そばにいました。ここ2年ほどはほぼ毎日会っていたと思います。
別れてから何度か「付き合おう」と言いましたが「今は誰とも付き合わない」「その時にならないとわからない」とか言われていました。
でも、家の鍵も渡されていたり、困った時は当たり前のように私に頼んでくるので、付き合ってるとは言われなくてもそういう関係なのだと思っていました。
でも、2週間前、他の女を家に連れ込んだ事で私が責めたら逆ギレをして、「付き合ってもないのにお前ら誰にも言われる筋合いはない」「俺は自由だ」「家の鍵も全員にわたしてもいい、それでお前らがケンカになっても知らない、ただ俺には関係ないんだから巻き込むな」とか言いました。
…私も「もう終わりだな」と思いました。
ただ、お金を貸していたので返してもらうために借用書を書いてもらったのですが、あとで電話で話したら「借りた証拠がない」とか言われ、返す気はないようです。
借用書を書いてもらった時、家の鍵を返したのですが、鍵を取り返すために踏み倒す前提で書いたんだろうな、と思います。
私に精神的に病気がある事も、子供がいるシングルマザーだということもわかっていながらお金を出させるだけ出させて、もう利用できないとなったらむごく捨てていく。
私は彼にとってなんだったのでしょうか?
今、彼には恨みしかありません。
彼の元に戻りたいとも思いません。
でも、ふとした拍子に思い出すと胸が痛みます。
もっと思い出すと吐き気がしてえづきます。
恋愛依存症のせいで苦しいのかな…とは思いますが本当にしんどいです。
まだ、私は彼に未練があるのでしょうか?
(お金は返してもらいたいです)
この2週間、食事もほとんどできません。
睡眠も3時間とか4時間とかです。
仕事もずっと休んでいます。
私はどうしたら楽になれますか?
助けてください。

2021年12月9日 21:36

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

追ってはならぬ。過去の自分を。

拝読させていただきました。

ご心労お察しいたします。人々はご縁によって成り立っていますが、付き合っても分からないままの心境もよくあるものです。
結婚して生涯ともに過ごせても本心はわからないままの夫婦さんも多くいます。

今は心境的に “ 裏切りやがった ” と強く憎悪が沸いている感じる時期と思いますが、ただ、「喧嘩両成敗」とありますように、世に言う相性が合わなかったと思うことが最終の最終の結論で帰着できるのです。
この最終に行くまでの間を観察すると見えなかったものが見えてくるのです。
どういうこと?と思うかも知れません。

金銭を借用の時点で、「この人は返さないなと思ったから借用書を書いてもらった」と思います。ここで愛の気持ちが優先することで自身を見失ってしまったことが一つ見えます。(別れ道のキーポイントです。)

1、次回からは、わたしはお金を貸さないと決めておく。
2、お金を貸してくれと言われたら、あげる気持ちで渡してあげる。

この2点を例に挙げましたが、これだけでも後々に生じる心の後悔という念が大きく変わってきます。いわゆる「捉え方」なのです。
人間お金の貸し借りが悪いと言っているのではなく、そいうところに人は、1.利用できる。2.借りやすいから。3.返せる機会があれば。など一部の心理を述べました。
このときに、みーさんは相手の人間性ではなく、愛として好意を寄せている相手だから貸してしまったところに見極める力がなかったと捉えてください。

パチンコでもお酒でも、少しだけが...気付けば意地になっていたり、勢いがついてしまったりします。いわゆる理性なのです。
この理性を相手ともに制御できる勇気をもっていれば、この結果には至らなかったことなのです。

恋愛には同じ気持ちで入口が存在しているとは限らないと思います。別れたばかりで寂しかった。ついつい勢いで。体の関係だけあれば、色々な入口があります。

相手にも非もあれば、みーさんも途中で見抜けなったという非があり、両成敗となるのです。

あとは時間がゆっくりと沸騰した湯が冷めていくことを待つことです。しかし、また憎悪が込み上げると沸騰のスイッチが入ります。
執着を手放すためには「これでよかったんだ。ひとつ間違えばもっと酷い結果を招いたかも知らない。」思うように。
今はそう思ってみてください。

合掌

2021年12月11日 2:06
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