父が亡くなりました
昨日、父が亡くなりました。
年末に体調を崩して以来、部屋からあまり出てこなくなり徐々に食も細くなっていました。しかし頑な病院に行きたくないという父をやっと説得して病院へ行ってもらったらその日、帰ってきた直後にトイレで倒れました。突然死(虚血性心不全)でした。
40年前に腎臓がんで腎臓を1つ摘出の大手術をし、糖尿病もずっと治療してきました。にもかかわらず、82歳で往生した父は父の家系の親族の中では一番の長生きでした。
母は祖母(父の母親)を介護していた経験から長くはないだろうと察していたそうです。最後の方は、甲斐甲斐しくご飯を作り、父の浮腫んだ足をマッサージしたりしていました。
3日前、部屋でふらつき倒れ込んでいた父を母が発見し(この時は意識もありまた病院へ行かないと言っていたそうです)私が帰ってくる1時間もの間介抱していました。
トイレで倒れ込んだ時も私は階下におり、おそらく父の最期に呼びかけたのは母でした。
父は幸せ者だと思います。別れた妻に最期まで面倒をみてもらえたのですから。
私はと言えば、昨日はほとんど眠れませんでした。病院へ付き添ったのも私です。さっきまで普通に話しをしていた父が亡くなった事実が受け止めきれず昨日はずっと泣いていましたが、今はずっとは泣かずにいられるほど落ち着いております。
何を後悔しても故人は帰ってこないので後悔はしないようにと思いつつ、無理に病院に連れて行かなければよかったのではないかと少し後悔もしました。ですが、病院に付き添った数時間の間は久しぶりに父と長く話ができました。私の事を想ってくれてること、母にも感謝してること等話してくれました。今はこれが寿命だったのだと納得しています。
親が死んだら私も生きていけないと常々思っていたのですが、意外と冷静に生きているものです。
ただ、母のためにしっかりしなくてはと思いつつ、母は気丈で私のほうが泣いてばかりです。これからは母を支えていきたいと思います。
お坊さんにはこれまで家庭の事情を聞いていただいていたのでご報告をしなければと思い書かせていただきました。これまでのお言葉ありがとうございます。また人生に迷った時は相談させてください。
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家族と過ごし生き抜いてくださったお父さまのお姿や想いを大切に
お父さまの ご往生
謹んで哀悼の意を表します。
いろんなことが振り返られて、それでもやはり家族だから、一番大変なときに、気づいたときに、何が出来るのかを考えながら、皆さんで過ごしてこられたことと思います。
涙が出ることだけが悲しみとも限りませんので、気丈の中にも、長年連れ添ったお母さまだからの想いもおありでしょうね。あいだを取り持つ あなたがいたから、お二人が最期まで一緒に過ごせたのも事実。
ご家族と最期まで過ごし、生き抜いてくださったお父さまのお姿や想いを大切に。
お母さまと ゆっくりお身体を休めながらお過ごしくださいね。
合掌
心よりお祈り申し上げます
拝読させて頂きました。
お父様がお亡くなりになられたことを心よりお悔やみ申し上げます。あなたもお母様もお父様を心からお世話なさりながらもとてもさみしい思い悲しみもつのっておられることでしょう。お気持ち心よりお察しします。
お父様がこれから心安らかになります様に心よりお祈り申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お父様は仏様に導かれて先に往かれた親しい方々やご先祖様方がお父様を優しくお迎えなさって下さいます。お父様は仏様のもと一切の痛み苦しみからも救われて心安らかになるでしょう、ご先祖様方と一緒に清らかに円満になりご成仏なさって下さいます。そしてこれからもずっとあなたやお母様を優しくお見守りなさって下さいます。
お父様とあなたやお母様とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
どうかお父様を心から手を合わせてご供養なさって下さいね、そしてあなたのお父様への思いをありのまま心からお伝えなさって下さいね。
お父様はあなたやお母様の思いを全て受け止めて下さいます。
いつの日かお母様やあなたがその天寿を全うなさる時には必ず仏様がお導き下さり、お父様が優しくお迎えに来て下さいます。そして共に喜び合い分かち合うことでしょう。そして共に一切の迷いや苦しみからも解放されて安らかにご成仏なさっていかれます。
どうかこれからもお父様とのご縁を大切になさってお母様とも仲良くお健やかに幸せに生き抜いて下さいね。
あなたがこれからもお父様やお母様とのご縁を大切になさりながら毎日を心安らかに幸せに生き抜いていかれます様に心より祈っています。
質問者からのお礼
温かいお言葉ありがとうございます。
間を取り持つ私がいたから二人が最期まで一緒に過ごせた、と言っていただけたのがとても嬉しかったです。
常々、両親はお互いへの愛情がなくなった訳ではない、お互い素直ではなく(この年齢の世代の人は素直に愛や感謝を口にしないのだと頭では理解していますが)なぜかお互いが自分の方が相手に嫌われていると思っているようでした。
最期に一瞬でもお互いの愛情を感じていてくれたのなら私も嬉しいです。
母は、父が死んでなお生前にかけられた迷惑の愚痴を言いますが、それも今は懐かしい思い出話として冷静に聞けます。
葬儀は、コロナ渦ということもあり、母と二人で見送ることになりました。
重ねてになりますが温かいお言葉ありがとうございます。
Kousyo様
お悔やみの言葉ありがとうございます。
今日までは父を見送る準備で慌ただしくしておりました。
これから悲しみや寂しさや、相続等の現実的な大変さが来るのであろうと思います。
その時にもいただいたお言葉を読み返させていただき、父は安らかに天国にいて、常に私たちを見守ってくれていると思い生きていこうと思います。母を大切にしたいと思います。
ありがとうございます。