反省する心の持ち方
回答 1
有り難し 17自分が関わったことが原因で、人をひどく傷つけてしまっていたことを後から知りました。
私は、その人を傷つけたいという気持ちはほとんどありませんでした。しかし、結果的にひどく傷つけてしまったようです。
このことは、直接知ったわけではなく、お別れをしてから感じ取る機会がいくつもあり、気付きました。
そのことについて、本当に申し訳ない気持ちと、反省しきれない気持ちがどこかにあります。
私が相談させていただきたいことは、反省しきれない気持ちのことです。意図のあるなしに関わらず人を傷つけてしまったのなら、反省をすべきだとわかっているのに、反省していない感情が出てきてしまうことがあります。
どうしたら私はちゃんと反省ができるようになりますか？
また、人をひどく傷つけた場合、今後どのように生きていけばいいのでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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心から懺悔なさって下さい
拝読させて頂きました。
読ませて頂いてあなたのおっしゃることやお気持ちとてもよくわかるように感じます。そうですよね、人を傷つてしまったりして反省するんですが、なかなか反省しきれないですよね。そしてまた別のことでも人につい言ってしまってその人を傷つけてしまうことはあります。私達はそういうことを繰り返してしまっている様にも感じます。あなたの思い全てとは思いませんが、あなたのその思いを心よりお察しします。
私も今まで生きてきた中で沢山の人を傷つけてきてしまっています。何も考えず相手の気持ちも立場も考えず安易に考えて適当なことを言ってしまったりやってしまい間違いや失敗を日々しています。そうして後からああ…何であんなこと言ってしまったんだ、何であんなことしてしまったんだと後悔して反省しています。
そしてできるだけ傷つけてしまった方に謝るのですが、なかなかタイミングも合わすに謝ることもできずにずるずるしてしまい、余計に後悔がつのります。きりがないと言えばきりがないのです。
ですから私は毎日或いは思い浮かんだら心から手を合わせて仏様や神様やご先祖様にそのことを或いはそれ以外のことも含めて心から告白して反省します。そして仏様や神様やご先祖様に誠心誠意懺悔します。仏様や神様やご先祖様はそんな愚かな私を優しく受け入れて下さいます。
そして仏様や神様やご先祖様に心からその様な愚かな言葉や悪しきことをしない様にとお誓いさせて頂きます、毎日の日課ですね。その誓いも仏様や神様やご先祖様は優しく受けとめて下さいます。そして仏様や神様やご先祖様は私達を善き方へとお導きなさって下さいます。
懺悔偈（さんげげ）というお経があります。私は毎朝となえています。
我昔所造諸悪業（がしゃくしょぞうしょあくごう）
皆由無始貪瞋痴（かいゆむしとんじんち）
従身語意之所生（じゅうしんごいししょしょう）
一切我今皆懺悔（いっさいがこんかいさんげ）
意味は
私が昔より作ってきた悪業は
遠い過去から離れないむさぼり・いかり・おろかさによるものです
私の身体と口と心から出たものです
それら一切の罪を今ここに心から懺悔します
というお経です。
宜しければあなたもどうか手を合わせて仏様や神様やご先祖様にありのままお伝えなさって下さいね。必ず仏様や神様やご先祖様はあなたをしっかりと受け止めて下さいます。至心合掌
質問者からのお礼
丁寧な御回答本当にありがとうございました。
今日の朝、早速お仏壇に向かって懺悔偈を心の中で唱えてみました。まだ唱えることで精一杯でしたが、少しずつ意味も伴って唱えられるようになりたいです。出来る限り毎日懺悔していきたいと思いました。
御助言くださって、本当にありがとうございました。見習わせていただきます。
