元恋人に鬱病にされてから
昔の恋人に10年ほどモラルハラスメントを受けていました。その間に5回浮気をされ、そのせいで人間不信、男性恐怖症、対人恐怖症、PTSD、鬱病で自殺未遂をして大手企業を退職となりました。数年経ちますが働ける状況にありません。
法的手段で損害賠償請求をしようとしたところ、モラルハラスメントでは難しい、婚姻関係でないため難しいと、弁護士から回答があり、もう無敵の人になりかけなので、司法に裁かれないのなら直接どうにかしてしまいそうです。
どうしたら平常心でいられますか。どうしたら辛くなくなりますか。このまま鬱病のまま働けもせず迷惑を掛けて生き続けることが心苦しいです。
どうしたら相手は裁かれますか。私の人生はキャリアと健康を壊され相手だけが浮気相手と幸せに結婚してるのがもう、無理です。死んでしまいたいとさえ思います。苦しいです。苦しくて、何もかも嫌になります…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「元恋人」が人生の全てになっている限り、悩みは終わらない
こんにちは。
「元恋人に鬱病にされ」たとのこと、ご心情をお察しします。
お辛いことでしょう。
あなたは、「大手企業を退職となり」、現在「働ける状況」にないほどに精神的ダメージを負った。「元恋人」を「裁」きたい、鉄槌を下したいという気持ちは伝わってきます。
ただ、結論から言ってその「元恋人」に心を向け続ける限り、あなたは今後も過去から一歩も動けません。現状は、時計の針が止まったままとも言えるし、止めたままとも言えます。前者は、心がついてこないというやむを得ない意味であるのに対し、後者は心を自らが動かしていないという今後の改善の余地を含んだ意味です。
後者を換言すれば、その「元恋人」があなたの人生の一部であったということではなく、その「元恋人」があなたの人生そのものにまでなっているということです。自分に損害を与えた人である一方、今は他人になってしまった人に人生を支配されるというのは勿体ないことではないでしょうか。
今、ご自身のことを「無敵の人になりかけ」と表現しています。
それは、あなたの今の衣食住を支えてくれる家族あってのことだと想像します。あなたの今の生きることを支えてくれる人は、あなたの目にどう映っていますか。そのあなたを思う心をクローズアップして見ることは出来ませんか。
「元恋人」の存在があなたを支える家族よりも大きい内は、あなたの悩みは尽きないでしょう。しかし、自分を思い遣ってくれている心と存在が、あなたの中で大きくなっていた時、現在の悩みは自ずと氷解していくはずです。
質問者からのお礼
釋 悠水 様
第三者的な時点から物事を言っていただけて、視野が狭くなっていてもうそうするしかないと追い詰められていた自分に気が付きました。
また追い詰められ過ぎて、周りの人のことを考える余裕がなかったのも事実です。
かつての記憶のせいで、他人を信用することに抵抗があり、いまだに人の好意を素直に受け取ること出来ませんが、そちらにも目を向けていきたいと思います。
ありがとうございました。