不正の告発を後悔
不正を報告しました。
不正を知ってカッとなり許せなくなってしまいました。
報告した後の事は何度も想像した上で取った行動ですが、予想通り周りから非難されてとても辛く後悔しています。
後悔することが想像出来ていたのに、人の過ちを裁けるような立場ではないはずなのに、なぜその様な行動を自分がとったのか。
なぜ自分は愚かなことをするのか、自分に対して上手く説明ができません。
この苦しみをどうしたら良いのか。
ご教示頂けたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
拝読させて頂きました。
詳細なことの経緯はわからないですが、あなたがなさったことをとても後悔なさっているのですね。それは何故でしょうか?人に責められるからでしょうか?
ちょっと落ち着いて考えてみましょう。
私は感情に任せてあなたが不正を告発したこと、それ自体は何ら問題ないと思います。逆に善いことだと思います。
不正の度合いにもよりますが、会社や組織が或いは社員が不正を行ったことはやはり許されることではありません。法令違反をすれば自ずと社会の著しい信頼を失いますから社会的な制裁を受けます。当然のことです。
そしてその度合いにもよるでしょうが、改善されない場合或いはまた同じような不正行為が起きたなら或いはそれを見て見ぬふりをして再度発覚したらその会社や組織に信頼は一気に無くなり、その会社や組織は存在できなくなります。
ですからあなたがなさったことは決して愚かなこととは一概には言えないと思います。その会社や組織にとって自浄作用を起こさせるきっかけになると思います。
やたら風当たりはあるかもしれませんが、あなたを敵視したりおとしめたりしたり逆恨みする方が間違いですし、悪意や悪言や悪業ですから一切受け取る必要はないと私は思います。
その会社や組織が自浄されて法令遵守し、あなたが安心して毎日を生活なさり皆さんと心豊かに生きていかれます様心よりお祝い申し上げます。
質問者からのお礼
ご回答いただきましてありがとうございます。
苦しく不安定な気持ちでおりましたが、いただいたお言葉を励みに1日を乗り越えることだけを目標にして今日まで過ごすことが出来ました。
これからもきっと後悔の気持ちを抱えて生きていくことには変わりはないのですが、相談させていただいたことを支えにこれからも成長出来るよう、頑張って生きていきたいと思います。
ありがとうございました。