hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

彼に寄り添いたいのにそれができない

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

こんばんは、
私は彼氏から受ける負の感情というか、マイナスな雰囲気からダメージを受けてしまうことに悩んでおります。

私には2歳年上の彼氏がおり、彼は最近転職し慣れない環境ながらも毎日仕事を頑張っています。
その中でストレスも感じており、よく私との会話の中で愚痴をこぼすことがあります。
私はそれを聞くのが本当に苦手です。
ムカつく上司へ対して「死ね」ときつい言葉遣いになる愚痴や、私には共感できない彼の感情とか、聞いているだけで嫌な気持ちになり疲れてしまい、あまり愚痴をこぼす彼へ寄り添えません。

さらに、彼は土日休みで、日曜の夜になると明日の仕事が憂鬱なためテンションが明らかに下がり対応がいつもと違って冷たくなります。
その時に「また始まったよ…」「せっかく一緒に過ごせる休日なのだから楽しく過ごしたい…」など自分の気持ちばかり優先して頭の中がモヤモヤしてしまいます。

こういう時、相手は転職したてで大変なんだから励ましてあげたい!とか、いつもお疲れ様ヨシヨシ、みたいな対応ができる人って本当にすごいと思います。
もちろん、彼のことは好きで仕事のことも応援してるしいつでも味方でありたいとは思っています。
仕事のストレスを感じ悩んでいる彼が大変なのもわかっているんです。
しかし、彼から受ける負の感情に圧倒されて自分まで暗い気持ちになってしまうのです。
 

彼とはずっと一緒にいたいし、ゆくゆくは結婚し家庭を持ちたいと思っています。
しかし人生には困難もつきもので、自分自身にもですが、彼自信にも困難が立ちはだかる場面があると思います。
その際にどうしたら私は彼の気持ちに寄り添い、支えられるのでしょうか。
本当はいつでも前向きな気持ちで彼の味方であり、応援したいんです、、。
でも、負の感情にダメージを受けている自分を守るために逃げ出したい、そんなマイナスな話聞きたくない!と自分の気持ちを優先したくもなってしまうんです。
相手を支えるための何か良いアドバイスを頂けますと幸いです。

2022年3月14日 1:49

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは彼のお母さんではない

愚痴を聞いてあげること、これ自体は必要なことでしょう。
とてもよい行いであると思います。

しかし、あなたが本当に彼を思うなら、“見極め”をせねばならないかと思います。
少なくとも、職場のストレスを他人に負担をさせることで解消することは“甘え”となり、それは借金のようにその人の人生を不利にしていきます。
あなたは、彼が本当に『お金を貸していいのか』というのと同じ視点で『この人に“甘え”を与えていいのか』と審査することが必要です。

私に人生相談をする女性の中に、一定数“ダメンズメーカー”と自称したり、呼ばれたりする人がいます。
この人たちの共通点は、人格にはほとんど問題がないのですが、一様に男性に尽くすのが好きな人たちなのですね。

一般的に男性は頼られるほど成長し、甘やかすほど衰退します。
女性は、頼れる男性を頼りない男性に変えてしまうだけのパワーを持っているのです。その逆もまたしかりです。

ただ、あなたがおっしゃるように彼が『人生で大変な時』なのであれば、頼ることは難しいでしょう。
そういう時は“甘え”も有効な薬になります。
しかし、健康な時に痛み止めを飲むことが健康を害するように、心身が健全な状態での“甘え”は猛毒になるのです。
いつまでも“甘え”を与えれば、男性は腐り、よりあなたに甘えるようになっていしまいます。

こういうラインの見極めは、長らく彼を見てきたあなたであれば、そう言う視点で彼を観察することですぐにわかると思います。
一般的には、肌艶や顔色などが健康なのに愚痴っているのであれば、それはあなたに甘えています。

あと、『お疲れ様、よしよし』が出来る人と言うのは、あれは一方的な甘やかしではなく、“甘える彼”、“甘やかす彼女”という暗黙の了解による『ロールプレイ』である場合が多いです。
彼の愚痴で、彼女がどういう対応をとったらいいか示されているのです。
あなたが悪いわけではありません。

個人的に人生相談の基本は、『理解し、共感しないこと』だと思います。
寄り添っては一緒に愚痴に染まるだけです。
時には『甘えるな』と一喝し、あなたがお母さんではなく、パートナーだと示すことが必要かと思います。

2022年3月14日 13:16
{{count}}
有り難し
おきもち

けいじょう
日蓮宗の僧侶、啓誠(けいじょう)と申します。 修行に失敗し、一度は腐...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
「あなたは彼のお母さんではない」というお言葉、とてもしっくりきてしまいました。
ご両親が離婚しており彼は父子家庭で育ちました。なので無意識なのかはわかりませんが母性というものを私に求めていたのではないかと思いました。
(そういえば、パートナーとしてどんな人が自分と合うと思う?と彼に聞いた時、母性がある人と答えていたこともありました。なのになぜ私と付き合っているのか…?)
でも私はそれに疲れてしまった気がします。
私は彼にとって何なのだろうと思うこともありました。
ずっと一緒にいたいと思うものの、付き合い方はよく考えてみようと思います。
ありがとうございました。

「助けたい・寄り添いたい」問答一覧

寄り添ってくれる人を信じ、支え合いたい

いつもお世話になっております。 母として、妻として、毎日が過労で押しつぶされそうになるほどのここ数年あまりでした。 その苦しみから「離れてもいいんじゃないか」という一つの選択肢が現れ、じっくりと行きつ戻りつの今日この頃です。 前回の質問、結果的にはお坊さんのお言葉に絡まった心を解かれ「伝えた」ことで新たな進展・深まりがありました。 また前々回の質問にも深謝の限りです。 その節は本当に、ありがとうございました。 私を助けてくれた相手は、 悲しみをこぼせる人 その時背中に手を当ててくれる人 「なんでも、何時間でも聴きます」と胸に手を当ててくれた人 一緒に「おかしいこと」には憤ってくれる人 自己実現への相談に乗ってくれる人 「あなたが努力家だと、わかっています」と認めてくれた人 私の夢が叶い、将来互いに仕事仲間となることを楽しみにしてくれる人 本を貸したお返しに「僕のも良かったら」と差し出してくれる人 自分についてきてほしいと、遠回しに私を待っていてくれる人 自分の身を多少犠牲にしても、荷物を取ってくれる人 「焦らずに自分のペースで」と、必要なブレーキをかけてくれる人 しなやかな体力のある人 大切なことを伝えるためには、あえて強い声・まなざしもくれる人 むしろ、私の前では作り笑顔はしない人 「僕には気を遣わないで」と強く放つ人 「直感」で選ぶ人=ここ一番の決断力がある人の 観察、傾聴ののち熟慮したうえで客観的なアドバイスをくれる人 自分の使命感にまっすぐに、仕事を増やしたいと燃えている人 「結婚したい、けど(今は)できない」と率直に投げてくれた人 私を必要としてくれ、私が楽になれるように心も体も知恵も捧げてくれる人 もちろんまずは、「離婚を経てから」ですが、心をえぐられ続ける関係の家族とは、いったんリセットし、夫も私も子もお互いに幸せになれる第二の人生を歩みたいと考えています。 良き相手の存在を感知した深く狭い付き合いの親しい女性友人は「ゆっくりね」「よかったね」と、有り難く共感と心強くエール・GOサインをくれます。 彼の職場関係の仲間も同じく、ウェルカムで関係を育んでくれています。 このまま流れに従い、相手が望むのであれば、私を選んでくれるのであれば、慎重に、焦らずに…つらく痛い心の胸騒ぎをどうにか新しきご縁の手と真心で鎮めながら、毎日を積み重ねていきたいです。

有り難し有り難し 17
回答数回答 1

人に寄り添えるようになるには

約一年前から、夫が慢性疼痛で、昼も夜も痛みに耐える日々を送っております。 疼痛は『過度なストレス』が続いた時に、脳が混乱して、触れただけでも激痛、というような状態を作ってしまう鬱の一種のようなものです。 もともと神経質な上に、コロナ、事業のこと、両親の離婚問題、経済的な問題などなど、いろいろなことが重なって起きたことが原因だと思います。 夫から疼痛を早く治したいからもっと寄り添ってほしい、と求められます。 夫のいう『寄り添う』、とは常に相手を視野に入れ、気遣い、自我を抑えて相手に合わせる、自分がやりたいことではなく相手が求めることをする、というようなことです。 夫は私(人)に対してそのようにしているそうですし、実際に私が落ち込んだ時には全集中で対応してくれます。 そう言われて、いかに私が自分の人生で人に寄り添うことが出来ていなかったか、を痛感しております。だから夫が疼痛になったとも言えます。 これを機に人に寄り添うことが出来るようになったら、素晴らしいと思いますが、とても難しいようにも感じます。 実際には、癒やすどころかもう夫と離れたいと思っている自分も居るからです。 でもこんな自分で独りになっても、孤独な人生だろうと想像します。 人に寄り添うことについて、何か教えていただけたら有り難いです。 どうぞ宜しくお願いいたします。 追記:夫の不眠症は、疼痛の処方でもらった睡眠導入剤で今は緩和されています。ただ、私の抑えられない眠気は、疼痛の主な原因になっているようです。

有り難し有り難し 11
回答数回答 1

精神科主治医の「回復ポイント」になりたい

 いつもお世話になっております。昨年の暮れから今年の1月 中旬まで、普段通院している病院に入院しておりました。  その際、外来も担当してくれている先生が、献身的に治療して くれました。  毎週面談があったのですが、 「改めて、ロータスさんの家の話、亡くなった親御さんたちの話 (成育歴。ケアに大事な手掛かりとなる)を詳しく聞かせてほしい」 と言われたので、話しました。先生は、一言一句漏らさずカルテに メモを取りながら、眉間に皺を寄せていました。  ある夜、廊下の死角に隠れて、医局に入る先生を驚かそうと思い 飛び出したら、先生の上司の先生で、やんわりと、 「あんまり、そういう事しないほうがいいよ~」 と注意されてしまいました。薬を飲みにナースステーションに 行ったら先生がいたので、先生が来たと思い込んでやらかしたのです。  看護師さんに、軽い気持ちで「やらかした~」と話したら、なぜ そういう事をしたのか尋ねられました。 「なんか…先生とか支援者さんに甘えたくなっちゃうんですよ」 と言ったら、 「じゃあ、その『甘えたい』って気持ち、先生に言ってごらん」 と言われました。  そして、成育歴を話した後、ふと、 「気持ち悪いって思われちゃうかもしれないんですけど…その… 先生たちに、甘えたくなっちゃって」 と言ったら、 「大変な家で育ったんだから、しょうがない。別に、かまいませんよ」 と、受容してくれました。  退院後初めての診察で、やらかした夜の話をしたら、先生は、 机に突っ伏して、「聞いたよ、看護師さんから!」と言って大笑い していました。クールな先生がそこまで笑う姿は新鮮で、それを 見た瞬間、普段激務の先生に和んでほしい、先生の「回復ポイント」 になりたい、と思うようになりました。体を壊してほしくないので。  先生は、病棟と外来を兼務し、ロクデナシどもと毎日やり取りして、 消耗しています。看護師さんにも、 「先生、帰るときヘトヘトだから、大好きなら、労わってあげて」 と言われました。  先生は、冗談の類が通じません。エイプリルフールも、好きでは ないそうです。何がリフレッシュになるのか聞いてみようかと思い ましたが、個人的な事を聞くと、「ヒミツ」と言われてしまいます。  どうしたものでしょうか。くだらない質問ですが、ご高見を 頂けましたら幸いです。

有り難し有り難し 8
回答数回答 1

精神疾患があったかも知れない夫との離婚

元夫との離婚についてです。結婚直後から精神的DVがあり、私が適応障害になって仕事にもいけないほど悪化したことからまだ好きな気持ちがあったものの行政機関の助けを経て逃げるように離婚しました。 離婚当時はうつ状態に近く自分を立て直すことに精一杯で相手の事まで考えられなかったのですが、最近になって元夫の生育歴や行動を落ち着いて調べていくと愛着障害からくる人格障害や強迫性障害などの症状と一致しました。本人に病識はなく、社会的にも迷惑をかけるところまでいっていないのでグレーゾーンなのだと思います。 元夫は自己中心的ではあったものの、生きずらさに悩みを抱えていました。ただし、「自分は悪くない、周りが悪いからオレは上手くいかない」という発想でしたが。 前述したように元夫に病識はなく、おそらく周りも気が付いていません。単純な嫌がらせではなく病気からくるものであればもう少し様子を見ても良かったのに、と離婚を激しく後悔している自分がいます。 この思いをどのようにしたら手放す事ができるでしょうか。 また、一度は結婚するほど好きになった相手であり、出来ることなら適切な治療を受けて楽になって欲しいという思いがあります。 離婚時に逃げるように去ってしまった後ろめたさから交流は一切していません。私は元夫にこの事を伝えたほうが良いのでしょうか。

有り難し有り難し 9
回答数回答 1

主人に対しての申し訳ない気持ち

私は8年程前に離婚し、その1年半後に今の主人と再婚しました。 再婚当時私は45歳で、子供は授からないとあきらめていました。 なので主人にはその旨を初めに伝え、そんなこと気にしないと言ってくれたので再婚することになりました。 元主人から離婚を言われましたが、離婚の何年も前に元主人が浮気をし、その時離婚して欲しいとお願いしましたが信用取り戻すとか色々言い、その時は離婚しませんでしたが、その日を境に相手に対してしてあげようと思う気持ちが薄れて行き、家事等を適当にするようになりました。それは私のいけないところだったのかもしれません。 その元主人との共通の友達から最近双子の子供が出来たと聞きました。 今では本当に元主人に対して恨みも妬みも未練も全くなく、よかったねって思ったのですが、その気持ちと同時に主人に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 元主人は離婚後私より若い奥さんをもらえば子宝に恵まれるのは当たり前の流れです。 でも私はどんどん年を取り、子供が産めない年齢になり今の主人と再婚し・・・ 頭ではわかってるのですが、どうしても心のもやもやしたものが取れません。 主人に対してごめんねって気持ちが大きいです。 もちろんこんな気持ちでいることを伝えてはいません。 自分の気持ちの持って行き方が今分からなくなっています。 主人には感謝の気持ちでいっぱいで本当に大切で、何年経っても大好きです。

有り難し有り難し 11
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ