人に寄り添えるようになるには
約一年前から、夫が慢性疼痛で、昼も夜も痛みに耐える日々を送っております。
疼痛は『過度なストレス』が続いた時に、脳が混乱して、触れただけでも激痛、というような状態を作ってしまう鬱の一種のようなものです。
もともと神経質な上に、コロナ、事業のこと、両親の離婚問題、経済的な問題などなど、いろいろなことが重なって起きたことが原因だと思います。
夫から疼痛を早く治したいからもっと寄り添ってほしい、と求められます。
夫のいう『寄り添う』、とは常に相手を視野に入れ、気遣い、自我を抑えて相手に合わせる、自分がやりたいことではなく相手が求めることをする、というようなことです。
夫は私(人)に対してそのようにしているそうですし、実際に私が落ち込んだ時には全集中で対応してくれます。
そう言われて、いかに私が自分の人生で人に寄り添うことが出来ていなかったか、を痛感しております。だから夫が疼痛になったとも言えます。
これを機に人に寄り添うことが出来るようになったら、素晴らしいと思いますが、とても難しいようにも感じます。
実際には、癒やすどころかもう夫と離れたいと思っている自分も居るからです。
でもこんな自分で独りになっても、孤独な人生だろうと想像します。
人に寄り添うことについて、何か教えていただけたら有り難いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
追記:夫の不眠症は、疼痛の処方でもらった睡眠導入剤で今は緩和されています。ただ、私の抑えられない眠気は、疼痛の主な原因になっているようです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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寄り添える力を身につけるには。
拝読させていただきました。
まず、ご自分を責めないでいただきたいのが、ご主人の病気はよくできたペットさんのせいではありません。ご主人の病気をきっかけに変わりたいとか思うことは素晴らしいですが、くれぐれもご自分を責めないでください。
人に寄り添えるようになりたいとのことですが、あまり頭でっかちになっては欲しく無いのですが、私なりのこんな感じのポイントを押さえるとどうでしょうかというアドバイスを何点か挙げさせていただきますね。
1. 共感と理解: ご主人の感情や経験に対して共感し、理解を示すことが重要です。ご主人の立場に立ち、自分の経験や感情を通じて彼の感情を理解しようとする姿勢が求められてるの思ってください。
2. 聴く力を養う: ご主人の話に真剣に耳を傾けることは寄り添う行為の一つです。ご主人が話している内容や感情に対して敏感に反応し、共感や理解を示すことが大切だと思います。
3. 非言語コミュニケーションに注意する: 言葉だけでなく、ご主人の表情や身体の言葉にも注意を払いましょう。ご主人の感情や意図を読み取り、より深く寄り添うことができるのではないでしょうか。
4. 柔軟さと適切な反応: 人は異なるニーズや感情を持っていますので、一つのアプローチが全てに適しているわけではありません。ご主人に合わせて柔軟に対応し、適切な反応を示すことが重要です。
5. 支える姿勢: ご主人が困難な状況に直面している場合、物理的な援助や助言を提供することも寄り添う行為の一部です。ただし、ご主人のニーズや希望を尊重し、無理に介入しないように注意しましょう。
6. 自己中心的な視点を超える: よくできたペットさんの視点や意見だけでなく、ご主人の立場や考え方にも目を向けることが重要です。ご主人を理解し、自己中心的な思考を抑えることで、より深いつながりを築くことができます。
これらのポイントに気を配りながら、ご主人とのコミュニケーションを積極的に行なってみてください。寄り添うことは、人間関係の強化や相手の支援につながる素晴らしい能力です。
きっとご主人以外の多くの人に寄り添える素敵な女性になられることを祈っております。
合掌