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自分の弱さを認め自分らしく生きる

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有り難し有り難し 9

お世話になっております。

何度か相談させていただきましまが、私は弱い人間です。
昔から人の目を気にして、周囲の期待や理想の自分との乖離に苦しみ、自己保身の為に嘘や誤魔化しをしてきました。
優しいと言われるのも実際は自分の為でありまったく優しい人間ではありません。

それを良くないことと理解し、無理をしない、人に頼るということをするように意識しています。

しかしながらやはり人に頼るのは難しく、周囲の甘え上手、頼り上手を見ると自分の弱さを再認識し嫌になります。

しっかりと人に弱みを見せられて頼れる人間になるには、どう考えどう行動すれば良いのでしょうか。

2022年4月4日 17:21

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

セルフ・コンパッション

あん 様 相談ありがとうございます。
「私は弱い人間です」は誰でもそうです。安心してください。みんな本当は弱いと思います。だからあなたも大丈夫です。
弱いから「昔から人の目を気にして、周囲の期待や理想の自分との乖離に苦しみ、自己保身の為に嘘や誤魔化しをしてきました。」とのことですから、誰しもそのような思いを持ち行動します。あなたは悪くありませんし、あなたに責任はありません。
人は弱いことに恐怖や嫌悪を感じると、脳がほぼ自動的に、弱いことから逃れようとして、人の目を気にしたり、理想との乖離に苦しんだり、自分を偽るような行為をするのです。これは脳の本能的な反応で、あなたに責任はないのです。自分を責める必要はありません。
ですので、自分は弱い人間と受け止めて、どのように思い考え行動し対処すればいいのかを練習して、脳の反応を変えていく必要があります。
そのコツとなるのが、セルフ・コンパッション(自分に慈悲を向けること)です。
まず、安心・安全な場所(想像でもいい)で、心を落ち着けてみましょう。
ゆったり、ゆっくりとした呼吸を繰り返し、体もリラックスさせていきましょう。
そして自分が弱い人間と認めて、「それでいいんだよ」と思いながら、自分に思いやりを向けて、優しさや温かさを感じてみましょう。この感覚が難しい時は、愛する人(例えばお母さんや恩師や信頼おける人)に包まれているような感覚をイメージしてみましょう。瞑想するように、しばらくその感覚に浸るようにしましょう。
こんなイメージ練習を毎日コツコツすることで、だんだん変わってきます。
詳細はこの枠の字数制限で伝えられませんが、マインドフルネスや慈悲の瞑想を繰り返し行うことで、良くなっていくでしょう。
自分思いのあなたは、きっとすぐに他人思いの優しく温かい心の持ち主となるでしょう。(^^)
私はそう思います。

2022年4月4日 22:47
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