行動できない
ここ数年、自分にとって辛い出来事が立て続けに起きていて、これからも自分には悪いことが起きるに違いないと思ってしまいます。そのため、恋人を作ることなどが怖くなりました。自分と居たら相手も不幸になるんじゃないか、不幸に巻き込まれるんじゃないかと思ってしまいます。自分が何か行動したら、また失敗するし、不幸が起きると思ってしまい、何も行動できません。そのような考えを持たずに、恋人を作れたり結婚できる人が羨ましいです。このような考えのため、20代後半ですが一度も異性と付き合ったことがありません。どうしたらこの暗い考えから抜け出せるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
まだ起きていないこれからの未来は、過去で起きた不安材料を先行させているだけの思いだけであり、その不安やマイナスとなる思念を反映させないことが大切です。
若い人と高齢の人と比較すると、やはり行動も含め若い人のほうが経験は多くなります。現在高齢の人たちも同じように若いときは多くを経験(成功・後悔)はしているものです。
この若さにしかできない「経験」は後々は自身にとっての『財産』となります。
財産と見受けると、宝のように捉えがちになりますが、「善悪の両方を財産」となります。
同じ出来事の経験をしたとしても
1、失敗
2、後悔
どちらで結果とらえるのかで心の財産(経験)は変わっていきます。
人間100%の人はこの世にも、過去にも未来にも一人もいません。人は皆、経験を学びとして年を重ねていきます。
今抱えている不安を今に抱えていると、いつまでも不安という奴は、影が体から離れないように付きまとってきます。
影は日が当たるとなくなります。この影とは自身の不安と捉えてください。
「過去は過ぎたんだ。新しい自分は今から」だと言い聞かせていくことも一つのポジティブ思考構築方法です。
①【一度の人生、幸せにしてやる!自分を幸せにしてやる!】
そんな心に明るい気持ちを、不安が生じたときに毎回①言い聞かせてやるのです。
徐々に不安の影は逃げていきます。ポジティブな自分に気付けばなっています。
それでも経験をしていけば、影という不安も時には訪れますが、自己制御をしてくれる薬であるともとらえることも必要です。
◇さいごに
他人と比較しては自分はそのままになります。
自分らしく生きてやる強気な気持ちをもつために、過去を捨てる練習。
過去を捨てるには、こだわらないこと。
荷物があればあるほど、前には進みにくいものです。いつも心の荷物も軽やかにしていくことです。
必ず変われます。
必ず。
合掌
質問者からのお礼
回答していただきありがとうございます。過去と未来を切り離せるようにしたいなと思いました。過去を捨てて、未来はまた別物と考えたいです。ありがとうございました。