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25歳息子の今後について

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有り難し有り難し 20

息子現在25歳です。大学を卒業して建設会社に就職する事が出来ました。しかし、現実は一年後に親の私達には内緒で辞め、自己啓発セミナーで知り合いになった方に誘われネットワークビジネスの世界に入り込んでいました。離れて暮らしている為、約一年後の正月に帰省した時に初めて事実を知り驚愕しました。仕事を辞めた理由は嫌だった訳ではなく、自由とお金が得られる事、一緒に目標を持った仲間と夢を語り合いながら生きる方が魅力を感じたそうです。
事ある毎に、辞めて欲しいと話し合いを持ちましたが、今では前にも増して熱を上げている状態です。
今は辞めろという事よりも、法を犯さないこと、人に迷惑をかけないこと、自分の身に合った生活内で商品購入する事をすることを親として言っています。
長い人生、つまずいてやり直すことは可能だとは思いますが、ネットワークビジネスだけは嫌です。
一日も早く辞めて、どんな職種でもいいので就活をして正社員の道を目指して生きて行って欲しいと願う毎日です。
これからどのように息子に接していけばいいのか、知恵をお授け下さい。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

男の人生に口出し無用

男がこうと決めたことは口出し無用です。
息子さんは自分で責任を取れる年齢。立派な大人、男です。

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有り難し
おきもち

「平等」という嘘を信じるな。 仏はこの世が不平等であり辛苦から絶対に逃れることの出来ない世界であるという。絶対に逃れることが出来ないにも関わらず、「平等」によって或いは「楽」によって人間が救われるというのは矛盾である。 不平等で辛苦極まりないこの世をあきらめ死後に救いを求めるのも人間否定そのものでお話にならない。 平等というのは自分が助かりたいという思いから生まれた自己優先の魔界の教えである。仏教はそうではない。 人を助けることを優先にすれば自分も救われるという考えだ。 人のために活きることで不平等が不平等でなくなり、辛苦が辛苦とも感じなくなるのである。 世のため人のために働いてみる。 「有り難う」 その言葉で、人はそれまでの苦労が苦でなくなるのである。 これが仏教の真の教えである。 生温い癒やしなどまったく意味がない。 積極的に人生を切り開くための教えに耳を傾けるべきである。 お寺やこのようなサイトの利用は一回にとどめなければならない。何度も相談するということは、まったく良くない傾向である。 お坊さんから聴く「仏の教え」によって生きる力を得て、二度とお寺に相談する必要がない幸せな人生を手に入れて欲しい。 本来ならば実際にお寺に足を運び相談すべきである。ここでご縁のあったお寺さんに必ず足を運ぶべき。それが億劫ならばその程度の悩みだということ。本当に切羽詰まっている人は必ずお寺に足を運ぶ。 その観点からご自身の悩みがどの程度のものなのかを推し量ってみることも有効であろう。 それと仏の教えが必要のない質問は無視する。なんでも応えてくれると思ったら大間違いだ。

質問者からのお礼

早速ご返答頂きありがとうございます。25歳と云えば立派な大人、親の思う通りにはならないことは分かっていますが、息子がまた他の人を誘って私たちと同じように悩む親御さんの事を思うと辛いです。
ネットワークビジネスは、日本ではマルチ商法と言われ良いイメージがありません。
今は否定ばかりしないで、本人がこれでは食べていけない事に自分自身で気がついてくれることを願っています。時間をかけて見守るしかないのでしょうか。

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