理解したいという反面で拒否しています。
私は24歳の社会人で、付き合って4年になる
遠距離恋愛中の一個下の彼氏がいます。
彼氏から1年程前に、創価学会を信仰していると告白されました。
彼氏曰く、彼の祖父から続く学会員らしく、
熱心に信仰しているようです。
一方、私の家は特に信仰している宗教はなく
両親にその事を伝えましたが特に何も言われませんでした。
このことで一度、別れたこともありますが
この時に 彼のことを理解しようと
きちんと見れていなかったと気づき、
もう一度向き合ってみようと思い、復縁し今に至ります。
お互い社会人になり、2人の間で結婚の話が出ていますが
彼氏曰く ネットなどに書かれていることを鵜呑みにせず
俺の言葉を信じてほしいし、一度創価学会の本やビデオを見て欲しいということです。
私は理解したいとは思うのですが、
やはり怖くてなかなか踏み出せません。
一度見てみようとは思うのですが
私は絶対に入らないと言っています。
彼氏はそれでもいいから一度見て知って欲しいという思いがあるようです。
彼氏がこの宗教を信仰していること自体は否定しないのですが
私自身は信仰する気はありません。
強要されるのがとても嫌です。
一つの考え方に固執して
了見が狭くなり、行動が限られることが
私はとても嫌で、そのことを伝えましたが
彼氏は創価学会とは違う宗派の大学に通っていたり、寺社仏閣も入ったりするし、
そんな考え方の狭い人間だと思うか?と言われました。
創価学会の環境で育った彼氏を理解したいし、
逆に特に特定の宗教にとらわれず過ごした私のことも理解してほしいと思っています。
しかし、やはり、理解するには私が入会するしかないのでしょうか。
また、彼のご両親は私が入会していないことをあまり良く思っていないようで
彼氏が私が入会しないとしても
彼が必ずご両親を説得するからと言っています。
理解したいという気持ちと怖いという気持ちの間で悩んでいます。
了見が狭くなるのが嫌といいながら
結局まだ私も彼氏を理解しようと向き合えてないなと思っていますし、
そのような自分の性格も嫌になっています。
誰にも相談できず、こちらに書かせて頂きました。
乱雑な長文で失礼いたしました。
答えて頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
結婚生活に特定の宗教が必要かどうか。
貴女がこれまでの彼に対するご自身の見方について色々とお考えになっているのに対して、彼とそのご家族はあまり譲歩していないようにご相談内容からは読み取れます。
あなたは彼の信仰も尊重したいと考えておられる。
非常に大人な対応だと思います。
しかして彼とご家族の方は如何でしょう?
ビデオや本を見てほしい・・うーん・・・。
特定の信仰を敢えて持たず、フラットな自分でいたいという貴女のポリシーを尊重してくれているでしょうか?
私は高野山真言宗の僧侶ですが、過去お付き合いした方々に自身の信仰を勧めたり、まして押し付けたりなどということは一度たりともしたことがありません。
信仰の自由は憲法において保障されております。
そんな大仰なことを言う前に信仰はまず個人の自由であると同時に、個人の範囲内で自発的に行うものではないでしょうか。
ましてこれから結婚して生活を共にするうえで、嗜好や思想等そうした押し付けは障害となりませんでしょうか。
「あなたの信仰はきっと素晴らしいと思うの。でもありのままに生きたいという私の生き方も尊重してね。」
というようなことを言ってみてもまだ押し付けてくるようなら、私ならお付き合いを再考しますね。
自分が「美味しい!」と思っているものも、他人には好みじゃないかもしれません。
「俺が美味いって言ってんだから美味いに決まってるだろ!とりあえず一度食べてみてくれよ!」
・・・嫌ですね~。
質問者からのお礼
渡部仁海様、回答頂きましてありがとうございます。
もう一度きちんと彼と話し合い、
私の生き方も尊重して欲しいと伝えようと思います。
そして彼の対応次第で今後のお付き合いを考えていこうと思います。
回答頂きまして、本当にありがとうございました。