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家探しについて

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有り難し有り難し 7

この度転職をし、9月から東京に引っ越しをすることになりました。
以前も東京で働き一人暮らしをしていたのですが、家賃補助や年収も低くはなかったため、8万円ほどの家賃でも問題なく生活ができていました。
今回は以前より年収が下がり家賃補助もないため、以前と同じ家賃では厳しいと思っています。
家賃は年収の3分の1くらいまでということもよく聞くのでその目安で探してはいますが、前回住んでいたところと比べてしまい、なかなか物件を決められません、、、

今回の自分の年収を考えて、妥協する部分も必要だと思っていますが、心のどこかで前と同じレベルの家や環境を求めたくなる気持ちがあります。
今回の仕事は、以前より残業も減り自分の時間が確保できるようになります。
以前は残業が多くて外食や出前を頼む毎日で、食費にもかなりお金がかかっていました、、
今回は時間の余裕ができるので自炊をして食費を抑えたらいい。年収は下がるけど暮らし方も変わって使うお金も減らせるはず、と考えれば前と同じ家賃でもやっていけるのではないか、、とも考えてしまいます。
実際にそうやって生活して幸せに暮らしている友人もいますが、実際に働いて生活し始めてみないとどんな生活になるかは分かりませんし、どちらの選択をしても何かと後悔したりメリットデメリットがあることも分かります。

家探しだけでなく、何か物事を決める時にはかなり時間を使って考えたり悩んだりしてしまいます。

どこかで割り切って決めるしかないのですが、どう考えて決断をしていけば良いか、何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

2022年7月18日 21:38

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

参考になればどうぞ

こんにちは。

「家探し」とのことです。
私も、かつて学生時代は京都で家賃2万円(風呂トイレ共同)で住んでいたことを思い出しました。東京はきっと家賃も高いことでしょう。

この問題は、優先順位を決めることが大切だと思います。
勝手に私が考えるには、
1・仕事
2・住環境(騒音、治安、セキュリティ)
3・食生活
この順番で考えます。

東京で働くと決められたのだから、仕事を覚え、継続していくことを第一に、大前提に考えるべきかと思います。この仕事に最大限の力を注ぐために、なるべく家に帰ってからのことは問題が少ない方がいいです。

家賃が低いとどうしても左右上下の壁が薄くなって、騒音の問題、寝られないの問題が出てくる可能性があります。こうなると仕事に差し支えが出る可能性が出てきます。住環境は、多かれ少なかれ多くの他者が関わっているからこそ問題が生じます。そのリスクを最も下げることが肝要ではないでしょうか。

治安、セキュリティも同様の問題で、一定の家賃以上でないと20代の女性のひとり暮らしの安全性は担保できません。

食生活については、休日に一週間分の副菜を事前に作っておき、冷凍保存するなどして削れば良いのだと思います。

以上は私の勝手な考えですが、参考になればどうぞ。

2022年7月19日 13:25
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有り難し
おきもち

釋 悠水(しゃくゆうすい)
浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布...
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質問者からのお礼

アドバイスいただきありがとうございました。
おっしゃる通り、治安やセキュリティ面などが安心できる所でないと、仕事以外に不安を持ってしまうことになると改めて感じました。
まずはその部分に最低限のお金をかけ、その上で生活していけるよう工夫していこうと思います。

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