人を幸せにするには
今までひどくわがままに生きてきました。
何をするにも自分中心だったと思います。
しかし、人を幸せにする方法がわかりません。
どのような心がけや振る舞いが、人を幸せにするのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
発心されたのですね。
人を幸せにしたい。
大変素晴らしい心がけだと思います。
何も大げさなことをする必要はありません。
見返りを求めず、周囲の方がどうしたら喜んでくれるかな?と考えて行動していれば良いと思います。
例えば一人で寂しそうにしているご友人に笑顔で話しかけてあげるのも「和顔施(わがんせ)」という施しの一つであります。
お金も手間もかけずにできることからコツコツと始めてみませんか?
ご無理なさらず
Piiさま
なごみ庵の浦上哲也と申します、よろしくお願いします。
「人を幸せにするには」という、大変な問いを頂きました。そもそも他者を幸せにすることなど、私たちに出来ることなのだろうか、と自問自答してしまいました。
自問自答して思ったのは、「他者を思いやって過ごす」ことしかないのでは、ということです。人によって幸せは違うので、完全には思いやり尽くすことは出来ませんが、それでも相手が何を嫌だと感じるか、何を嬉しいと感じるか、そこに思いを寄せることが大切だと思います。
Piiさんはご自身を「今までひどくわがままに生きていた」「何をするにも自己中心だった」と見ておられます。その視点はとても尊いものです。お経に「慚愧なき者は人にあらず」という言葉があります。慚愧とは、自らの行いを恥じ、反省することです。
ぜひその視点を持ち続けて下さい。もし「もう私は自分勝手ではない、人に迷惑をかけない人間になった」などと思ったとしたら、その時は周囲の人を幸せにできていないかもしれません。
でも、「人を幸せにするんだ」と肩ひじを張っていては、Piiさんも疲れてしまうでしょうから、あまりご無理はなさらないようにしてくださいね。ご自身が暖かく笑顔をもって過ごしていれば、自然と周囲の方に良い影響が広がると思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
頑張ってみます。