家族に恵まれない運について
当方30代半ばの女性です。
私は生後1ヶ月で産みの親に乳児院へ預けられました。数ヶ月天涯孤独ではありましたが、生後半年で今の養父母に預かってもらい、31歳まで血の繋がりの無いことを知らずに普通の娘時代を過ごす事ができました。
20代半ばに結婚、なかなか子どもが授からず、高度医療にて長女が授かりました。
2年後有り難いことに自然に次女が。
ただ最近長女(小学生低学年)に病気が見つかりました。
日本においては年間50人、診断と同時に余命宣告がなされる希少ガンです。
今は主人と共に家族が笑顔で過ごせるよう、一生懸命支え合って長女を支えています。
時々ふと考えることがあります。
私のせいではないか?
親に捨てられ、子供にまで先立たれる。
こんなにも辛い事が人生に2度も。
これが運命なのでしょうか。
生き地獄です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お子さんのこれからの人生に、多くの支援の手を掴んでください。
プロフィールも読ませてもらいました。
ご自身の出生を聞かれたときは、ショックもあったかと思います。
いろんな縁の巡り合わせで、今の幸せもあると思いたいのにね。お子さんの病のことを想うと、堪らないですよね。なぜ、この子がって、信じたくないし認めたくもないですよね。
一生懸命に生きてきたのに、なぜこんな苦しみを与えられなければならないのかと、身を引き裂かれるほどですよね。
先日、NHK特集で、あかちゃんポストの話が紹介されていました。そこに預けられ、里親さんと一緒に生きてきた青年が、自身の人生や出生の秘話と向き合いながら、このように話してくださっていました。
「預けられたその後の人生のほうが大切」だと。
そう考えていけるのには、今まで出会ってきた多くの支えや受けた愛があったからだと思います。真っ直ぐに夢を語る青年の姿に、親がどれほど深い愛情を注いでこられたのかと、理解と支援の輪が広がれば感じました。
あなたにも、お子さんにも、支え共に生きてくださる家族や周りがいてくださることでしょう。
病は余命という形で、限りある時間を削っていくかもしれません。そんな環境にある人を、支えたいと支援する団体もあります。医療の緩和ケアだけでなく、家族が一緒に過ごせる支援施設、保護者の会、ゴールドリボン(小児がんの子どもたちを支える)活動もあります。
今、そしてこれからの人生を、お子さんと共に大切に過ごしていきましょう。たくさんの支えがあることも知ってもらいたいです。
あなたのせいでもなく、決められた運命でもなく、お子さんのこれからの人生に、多くの支援の手を掴んでください。もちろんハスノハでも、あなたの気持ちのままに、一緒に話をしていきましょう。みんながいますよ。
お互いを大切になさりこの時を生き抜いて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたがその様に辛い思いをなさっておられることを心よりお察しします。
そして娘さんの病がどうか回復なさります様にと心よりお祈りさせて頂きます。
あなたや旦那さんや娘さん達とのご縁はこれからもずっと続いていくのです。
あなたも旦那さんも娘さん達も不思議な奇跡的な巡り合わせの中で命に恵まれてそのご縁の中で愛されて育まれていらしたのです、その生命もご縁もかけがえのない尊いものです。
あなたの命も娘さん達の命も様々な巡り合わせによって与えられたものです。ですから娘さんが病になったのは様々な要因があり巡り合わせがあるからです。ですのであなたのせいではありません。どうか先ずは自分自身も家族も責めないで下さい。娘さんの病はとてもお辛いでしょう、あなたも旦那さんもとても辛いでしょう。とはいえ決して誰かせいだとして自分や誰かを責めたりそのつながり・ご縁を責めたりしないで下さいね。
今皆さんは共にかけがえのない大切なつながりの中で一生懸命にいきていらしゃるのです。共にかけがえのない時を過ごしていらっしゃるのです。先ずはそのつながりやご縁そして共に生きるこの一時いっときを大切になさって下さいね。
あなたも旦那さんも娘さん達もかえがえのない大切なつながりの中で、お互いを思いやり愛し慈しみ合い、心から仲良く幸せを分かち合いながら大切な時間を命を生き抜いていかれます様にと切に祈っています。