写経にあたっての心構え
写経に興味があり、毎日受付のある寺院に行き、初めて体験してきました。先月のことです。書いている際の緊張と散漫の間を揺れ動きながらも書き終えることができ、すっきりとした心持ちになり帰ってきました。
また写経を行いたいと思えましたが、ハスノハ内の写経についての質問と回答を読んでいるうちに、不安になってしまいました。相談をなさったみなさんのように仏教に対しての知識が豊富でもなく、信仰が薄い者でも続けてよいのかという思いです。
般若心経の内容を理解したい、や、亡くなったかたの供養を、という目的ではないからです。
重複するような相談内容かもしれませんがお考えをお聞きしたいと思います。
私は、迷ったらやめる…な性格であると思っているので、迷いはじめてしまった今は今日行こうとしていた気持ちが萎みました。
初心者に向けた仏教や写経をすることについての本があれば…と図書館で探してみようと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
逆です
こんにちは。
仏教の知識や信仰が薄い者が写経をしてよいものかどうか、というご質問です。
題を「逆です」としましたが、逆なのです。
「知識や信仰も深まってきたので、さあ写経だ」って人はまずいないと思います。
写経をする人の多くは「仏教に興味があるけど、まずは写経をしてみよう」という人たちだと思います。
今は写経そのものにしか興味がないようですが、続けることで写経を通し、そこに書かれた言葉の意味を知りたくなってくると思います。知れば実践したくなります。そうやって信仰が深まります。写経は信仰への入口と捉えてください。
質問者からのお礼
光禪 様
回答をいただき嬉しく思います。
信仰の入り口と捉えて、と仰いました。広く門戸を開けてくださっているのだと思いました。後ろ向きな気持ちが少しなくなりました。ありがとうございました。