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遠距離恋愛の付き合い方

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有り難し有り難し 28

 高校生の息子と二人暮らしをしているシングルマザーです。
 遠距離恋愛で約3年お付き合いしている11歳年上の彼との付き合い方に悩んでいます。 彼は2回離婚を経験しています。
 彼と月に一度は直接会います。その際、結婚の話などはよくします。婚約指輪ももらいました。
 しかし、彼が自宅に帰り、一人で晩酌をしているときに、「貴方とは別れたい、さようなら」とメッセージを寄こしてきます。
 その日、わたしが彼に対して何かをやったり言ったりしたわけではなく、
わたしの家が散らかっているので、潔癖症の自分は許せないとか、
わたしの両親が離婚歴に触れてきたことを許せないとか、
主に、過去に起きた出来事を蒸し返して、怒ってきます。
 息子が苗字を変えたくないというので、わたしとしても、すぐには再婚するつもりはないのに、彼にはっきりと結婚しないと言われると心が千々に乱れます。つらくて眠れなくなります。
 翌朝になると、彼はケロッとしていることが多く、「おはよう」などとメッセージを寄越してきたりします。
 アルコール依存症なのかなぁ?とか、モラルハラスメントというものかなぁ?とか考えますし、本人にも話したことはあるのですが、本人は、「この生き方を変えるつもりはない」と力強く宣言をしていました。
 直接会っている時に一緒に飲むと楽しく飲めるのに、なぜか、一人晩酌のときはわたしが憎ったらしくなるらしいのです。
 わたしが本当にいやだったら、遠距離ですし、縁を切ることは容易いと承知しているのですが、困ったことに、彼をだいぶ好いてしまっています。
 息子とも、ちょうどよい距離感を保てています。
 酔っ払いの与太話と聞き流せる度量が、今の私にはなく、いちいち悩んだり、こそこそとシクシク泣いてしまったりします。 
 遠距離の、酒癖の悪い方との付き合い方はどうするべきなのでしょうか?

2022年10月17日 2:30

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一人冷静になった時に結婚に対して不安が押し寄せるのではないか

プロフィールも読ませてもらいました。
彼も揺れているんじゃないかしら。お互いに離婚も経験され、結婚というものに幸せを見つつも、結婚が目的になると 幸せになれるのだろうかと。

彼と会っている時の一緒になりたいという結婚話と、一人冷静になった時に結婚して夫婦や親子になっていけるのだろうかという不安が、押し寄せるのではないかなと思います。特にお酒を飲んでいる時に、その気持ちが増すのではないかしら。(言われる方は悲しくなっちゃいますよね)

今の幸せの先に「結婚」があるのだろうと思いますが、一緒に暮らす・夫婦になるというより、今はこの距離感で 本当に連れ添えるパートナーなのだろうかと、じっくり考えながら、お付き合いをしていかれてもいいんじゃないでしょうか。

2022年10月18日 8:28
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

お止めになっては

 おはようございます。朝からこんなタイトルで申し訳ないです、
離れている時にネガティブなことを言ってくるのは、まさに相手の心を掻き乱し、自分に関心を寄せてほしい(その効果のある行動)かと思います。
 だからそれは小手先のこと、ではなくて、指摘されると開き直るというのですから、今後もその傾向は持っていると考えるべきでしょう。
 開き直ると言うのは、「あなたのために自分を変えるつもりはない」ということで、それが過去も2回発動されてきたのではないかと思うのです。

 もっとも、あなたが結婚に何を求めているのか、がいちばんの問題です。
 気持ちは振り回されて、ボロボロになってもいい。だって◯があるんだから。そう言える何かがありますでしょうか。
 お互い、最後はどこか理解し得ないところがお互いにあるだろうことは理解した上で、双方が少しずつ妥協しながら生きていける相手であるか。「◯があるから」としても、ここは検討しておくべきポイントだと思います。

2022年10月18日 7:31
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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

佐藤良文様
 今晩は。ぱっきりとしたタイトルをありがとうございます!
 最初に結論を仰っていただけると、本文を読む、心づもりができ、有り難いです。
 まず、「○」の部分について、考えてみました。
 天高く馬肥ゆる秋、というわけでもなく、春夏秋冬、食いしん坊のわたしは、彼はいつも色々ご馳走してくれるなぁということに思い当たりました。
 美味しいものをモリモリ食べているわたしや息子の姿を、少食の彼は嬉しそうに眺めていて、そこには愛情を感じるなぁと思っています。
 次に、彼は、わたしが何をしたら愛情を感じるのか、ということも考えてみました。
 遠距離なので、日々のご飯を作ってあげることも、疲れた体を癒やすマッサージもしてあげられませんが、彼の恥ずかしい姿(お酒に飲まれて暴言太郎になっている事)を見ても、簡単には見放さないことなのかなぁと思いました。
 とはいえ、我慢し続けるのも自分の精神衛生上よろしくないので、彼の酔いが冷めたときに、「あれは良くない言動でしたよ、わたしは悲しくなりました」と伝えることも止めないようにしようと思います。
 こんなことやってて、心が擦り減るのか、もしくは、修行のように、わたしの心が鍛錬され、少し寛容になれるのか、時間が経ってみないとわかりません。
 良文様が仰ってくださったこと「お止めなさい」は常に心に留めておきます。
 いつでも彼との関係を止めてもよし。彼の言動に心がかき乱されるうちは、まだ好きだということだから、行けるところまで行ってみようと思いました。
 素晴らしい問答をありがとうございます。

中田三恵様
 今晩は。
 相談したわたしのみならず、彼の気持ちも汲んでくださった回答をありがとうございます。
 彼が、わたしを試すようなことばかりを言ったりするのは、わたしに甘えているのだとばかり思っていましたが、
三恵さんのタイトルで、彼も「不安」なのだと言うことに初めて気付かされました。気づかなくて、申し訳なかったです。
 一昨日の晩、彼の言葉に傷つき、混乱したわたしは、インターネットで、自分の気持ちを救ってくれそうな言葉を探し、hasunohaに辿り着きました。
 悩みを抱えたたくさんの方々の相談と回答を拝読して、ここならば、わたしも気持ちを吐露しても許されるかもしれないと思い、質問させていただきました。
 hasunohaの存在を知って、まだ二日目ですが、三恵様のお名前はすでに色々な方へのご回答でお見かけしておりました。
 また「おぼうさんずラブ」も読ませていただき、寝る時間を削ってまで、相談者に寄り添っていらっしゃるというお話に心が打たれました。
 三恵様のお言葉を受けて、彼に、わたしの気持ちを伝えました。
 結婚を目的にしているわけではないこと。むしろ、結婚はスタートに過ぎず、そこから様々なことを手を携えて乗り越えていきたいと考えているけれども、今はとりあえず、この距離感で付き合っていこうね、と話しました。
 彼からは「承知しました」というスタンプが一個来て、その後、趣味の登山のことに話題が移っていったので、これからも付き合っていきたいとは考えてくれているのだとわかりました。
 心は揺れるもので、再び暗い気持ちになる夜も来るとはおもいますが、
三恵様からいただいたお言葉を胸に、乗り越えていきます。
 どうもありがとうございました。

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