祖母が弱っていくのが怖く辛い
私が大学一年の時、祖母の具合が悪くなりました。祖母はうちから車で30分くらいのとこで一人暮らし、地域でカラオケやゲートボールに参加していました。
横になっても足がむずむずして足の置き場がない、と急に具合が悪くなり歩くのが難しくなりました。祖母と母私で病院を色々訪れてパーキンソン病という病気であることがわかりました。私は祖母の辛い気持ちがわかってもどうすることもできないもどかしさと、子供の頃面倒を見に泊まりに来てくれて元気で優しかったこととのギャップで、祖母が苦しくて泣いているのを見ると、私も泣いてしまいました。
そこからほぼ毎日祖母の家に母と行って、歩くのを支え、ご飯を買って一緒に食べたり、家族全体が祖母が中心の生活になっていきました。
祖母がまた元気になって歩けると信じて、頑張ってきました。ですが、祖母の病気はどんどん進行し、しかも認知症も発症し、幻視幻聴が始まりました。
そこからの介護はもっと大変でした。家の中で火が見えると言ったり、夜中に怖い人が家に上がってきたと言って警察に通報してしまったり、夜中に祖母から電話で絶え絶えの声で「来ておくれ」と言われ、車で駆けつけたこともありました。
その時点祖母はもう歩くのが困難で、杖で歩けたと思ったら急に歩けなくなるときもあって、トイレも夜中に頻繁に行きたがるので、その介助を二人がかりでしました。
私も眠れない日々が続いて、祖母は施設に入りました。私たちも安心だし、何より祖母が幻視などで怖くてもすぐに見てくれる人がいた方が祖母のためでもありました。そうわかっていても、祖母を見捨てたようで苦しかった
ズームで月2回面会をして、病院の診察のときに家族が送迎なので会えました。
ですが今は施設でも見るのが難しいと言われ病院にいます。施設いた時より面会できますが体も痩せ病気も大分進んでました。
本人はまた歩けるようになりたいご飯が食べたいと言いますが、体が硬直してるので歩けるようにはならないしご飯は飲み込めないのでゼリーだけ。
それなのに私はそうだねできるよと言ってしまいます。祖母に会うたび泣いてしまいます。病院からいつ亡くなるかわからないと言われています。
どうすればいいかわかりません、何をしても祖母のことを考えて泣いてしまいます。
大切な人の死が近い時、周りはどんな心持ちでいればいいのでしょうか。
他人と比べて自己嫌悪する
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辛いでしょうけれど
拝読させて頂きました。
あなたが大切なお祖母様を一生懸命にお世話なさっている中でもお祖母のどんどん病いが悪化してしまい施設そして病院に移られていき、明日をもしれぬ状況になってしまっているのがとても辛くて泣いてしまう程になっておられるのですね。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたもご存知の通り私達人間は生きものですから必ずその寿命つまり与えられた命や時間には限りがあるのです。それぞれに様々な巡り合わせの中でタイミングや個体の状況により限りがあるのです。
そして必ず事故や病いや衰弱していき亡くなっていくのです。
大変辛いことでしょうし、なかなかそのことや状況を受け入れていくことは難しいかとは思います。
とはいえどお祖母様はあなたや皆様に人が生きていくことそして亡くなっていくことを身をもって示して下さっているのです。
そのお祖母様の生き様をあなたや皆様はどう見ていくのかはそれぞれに違うかと思いますし、もう少し時間が経って見つめ直してみるとまた考え方や生き方も変わってくると思います。
今とても辛いでしょうけれどもできるならばその様に生きていかれるお祖母様のお姿や生き様をしっかりとご覧になって可能な範囲で一緒に寄り添ってあげて下さいね。
今はなかなか会話もできず意思の疎通も難しいかもしれませんけれども、ふとした瞬間に何かのきっかけであなたのお気持ちもお祖母様に通じることもあるでしょうし、お祖母様が受け取られて反応なさることもあるでしょうからね。或いはお祖母様の思いやメッセージをあなたや皆様が感じたり受け止めることもあるでしょうからね。
そしていつかお祖母様が天寿を全うなさっていかれますけれども、あなたや皆様とお祖母様とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。
あなたや皆様がこれからもお祖母様とのつながりを大切になさりながらこれからも共に生きてご縁を深め合っていきます様に、お祖母様に見守られながらあなたも皆様も心から健やかに毎日を幸せに生き抜いていかれます様にと切に祈っております。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。
先月の下旬に祖母が亡くなりました。ずっと悪い夢を見ているようでした。それと同時に、やっと苦しいことから祖母は解放されたんだとも思い、通夜葬儀の祖母の写真を見ると、今までの痩せてしまって苦しそうだった祖母が、昔の元気で笑顔の祖母に上書きされていきました。
まだショックはありますが、祖母の写真の前に毎日コーヒーとお菓子を置いて、ずっと一緒にいてくれている気がします。
この度は、本当にありがとうございました。大切な人が亡くなるということは本当にさみしいですが、私の心の中にずっといてくれるということを教えていただきました。