強い心を持つには

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有り難し 20

　私は長年、旦那さんの顔色ばかりを読んできました。そのせいか、旦那さんの機嫌が悪かったら、「私のせいで機嫌が悪いのか?」と心配して機嫌をとりにいって暴言をはかれたりしてきました。旦那さんの機嫌が良くなると、私の心も晴れやかになり、ほっとした気分になります。

　家の外にでて、習い事のグループで話をしていてその中に、見た目や雰囲気で機嫌が悪い人を見かけると、再び「私のせいで機嫌が悪いのか?」と思ってしまいます。そして、その人がすごく気になってしまい、自分の気持ちも落ち込んでしんどい思いをしてしまいます。

　家の中と外とで機嫌の悪い人を見ると自分の気持ちの動きが同じなんだと思いました。機嫌の悪い人に振り回されない、強い心を持つにはどのような心持ちでいればよろしいでしょうか。ご教授を願えたらと思います。よろしくお願いいたします。

三匹の猫女性/60代

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分の得意なことを思い出してみましょう

ます自分自身を振り返り、得意なこと、自慢できることを思い出してみよう
　例えば
１、子供の頃、走るのが得意だった
２、球技が上手だった
３、裁縫や手芸が得意だった
４、絵や習字が上手だった
５、友達が多かった
６、掃除が丁寧
７、料理が上手
８、子供がなついた
９、男性にもてた
１０、計算が早い。事務が正確。
１１、面倒見がいい。

どれか、あるんじゃないですか。自分には何も取り得が無いと悲観する方も居ますが、決してそんなことはありません。
例えば
a,口下手で、意見が言えない　　→　　聞き役に徹することが出来る
b、つい余計なことを言ってしまう　→　　他人の事を心配する優しさ、
c、あきっぽい　　→　　多くのことに関心をもつ
d、忘れっぽい　　→　　気持ちの切り替えが出来る。嫌なことを引きずらない。

まず、自分に自信を持ちましょう。今まで頑張ってきた自分を褒めましょう。今までの人生で、自分のことより周囲の人に心を配ってこられたと思います。もう十分周囲には尽くしてきました。これからは自分の人生を楽しむんだ。

そう、切り替えましょう。

　人の顔色を見るのは、健康面で配慮してあげる時だけで十分です。不機嫌そうに見えても、あなたのせいじゃありません。人には人の人生があり、あなたにはあなたの人生があります。あなた自身の人生を楽しみましょう。

有り難し

おきもち