以前の自分に戻りたい
自慢に聴こえてしまったら申し訳ありませんが、以前の私は、周りがよく見えていた方だと思いますし、人が考えていることを読み取ったり、客観的に物事を考えるのが得意で、人より色々なことに気付ける性格でした。
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ですが気付かなくて良い事にまで気付いたり、気付いたからには自分にできることを考えようと行動しているうち疲れてしまいました。
無意識に自分を追い込んで、急に泣いたり、自分が限界まで達していたと知る度「なんでいつも自分のことに気付けないの」と自責しました。
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また、友人の話を聞いている時に「この人は今こういう状態だから、こう言えば良いだろうな」などと、妙に落ち着いていて、他人行儀な思考をして、自分の思っていることを言わない(自分が思っていることでなく、「こう言うべきである」という考えのみ思いつくので言えない)自分が嫌で、「友達をこんな他人行儀に見ていて良いのか」と悩んでいました。
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友達すら他人行儀な思考で捉える自分も、無意識に限界を迎えて急に涙が止まらなくなる自分も嫌で怖かったです。
そこで自分の感情に注目して、周りの情報から少し目を逸らして、自分を変えました。
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しかし、そうして自分を楽にしようとしたはずなのに、今は後悔しています。
人が周りの変化に気付いて自分が気付けなかった時や、私の確認不足でミスをした時、「前の私なら気付けたかも」、「前の私ならこんなミスしなかった」と思ってしまいますし、自分の感情に注目するようになってから、その分周りに目を向けられず、先程記したような気持ちを覚えることが多くなりました。
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今思えば、友人への態度も自分なりの向き合い方で、気にすることはなかったのではと思いますし(間違っていたらすみません。)、以前の色々なことに気付けて客観視できた私は、「私はこれができる」という自信がありました。しかし、今はありません。
私は人よりミスが多くて自信もなくて、その故あがり症で、緊張で頭が回らなくなってまたミスを繰り返すという悪循環に陥っているのです。
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こんなに自己嫌悪するより、以前の限界をいつの間にか迎えて苦しむ自分に戻った方がマシだと思ってしまいます。自分の限界も知ることができたし、それは無いと思いますが…。
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せめて、周りがよく見えて客観視できる自分に戻りたいです。
意味のわからない相談かもしれませんが、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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どちらも大事でバランスなんだよ。全てを自分に備えなくてもいい
今までの質問も読ませてもらいました。あなたが持っている冷静さや客観視は、良さでもあると思うよ。そのことによって、的確な判断が出来ることもあれば、他人行儀に感じてしまうこともあるわね。
あなたは、常に頭で考えてしまう人だなと感じました。感情が関係をスムーズに動かす時もあるし、コミュニケーションは感情反応により距離が深まったりするものです。
どちらも大事で、バランスなんだよね。また、全てを自分に備えなくてもいいんじゃないかしら。足りない部分は、経験で補えるようになるし、周りのフォローだってあっていいじゃない◎
私もあなたと似たような部分があるのですが、いろんなことに気づけたとしても、余計なことには関わりません。友人への関わりも、必要でなければそっとしておくことも。
ミスの件は、客観視で防げていたの?
客観的か感情に任せてか、どちらかではなく、その場に合わせて適応していけたらいいわね。
日々成長していますからね
拝読させて頂きました。
あなたが一進一退を繰り返して成長しておられることを読ませて頂きました。あなたはそうやって人として成長なさっておられるのかと思います。自信というものは蜃気楼の様なものです、ある時にはフッと湧いてきて何か波風が起きるとフッと消えてしまう様なものかと思います。そうして試行錯誤している中で揺るがない自分のできてくるのかもしれません。
とはいえ私達は日々変化し続けて思考もものごとに対しても移り変わっていくのです。
ですからこれからもあなたらしく色々なことにあなたなりにお向き合いなさって下さいね。
あなたがこれからも素晴らしいご縁に恵まれながら健やかにご成長なさっていかれます様に、充実した毎日を生き抜いていかれます様に、心おおらかに豊かな人生を歩んでいかれます様に切に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
質問者からのお礼
お礼をお伝えするのが遅くなってしまい、大変申し訳ございません。
以前は、状況を俯瞰して見ることで、客観視してミスを防げていたのですが、今は主観的な意識で物事を見ることが増えました。
場合によって、自分の感情も大切にするときと、客観視することに意識を集中するときで分けることができるように頑張ります。
自信をなくしてしまうこともありますが、少しずつでも、成長できたらいいなと思います。
最後になってしまいましたが、お二人とも、ご回答ありがとうございました。