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自らやるべきことを探せるようになりたい回答受付中

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私は周りのことが見えなくなってしまうことがあります。家の中だと帰宅後のカバンの中身をすぐに入れ替えるのを忘れる、脱いだ後干していた洋服を寝る前にしまい忘れる、頼まれていたのに窓を閉め忘れるなどの日常生活で必要なやるべきことを忘れてしまうだけでなく、ものの汚れに気づかないで掃除せずに放置してしまうなど、見ていればわかるはずのことを不注意で忘れてしまいます。父や姉は若干同じような傾向があるのですが、私の母はこのようなことにいつも真っ先に気づくため、普段から母だけに負担をかけてしまっている状況です。
母からは普通に過ごしていれば気づくはず、もっと周りのことに目を向けるようにといつも注意させてしまい、自分でもなぜ気づかないのかよくわからず、何度も指摘されながらやるべきことを習慣化しようとはしているのですがうまくいきません。1つには、小学生のころなどに、勉強中に集中が途切れてほかのことに目を向けると余計なことに意識を向けないでまじめに勉強しなさい、と母に何度も叱られたことが強く記憶に残ってしまい、それからとりあえず勉強をしてさえいれば母から注意されないで済むからと、楽な方に逃げてしまっていたのがあると思います。もともとは母の言葉に従おうと思ってのことでしたが、家事など家での仕事に目を向けないための言い訳になってしまっています。
それ以外にも、うちでは何らかの家事をした後には母がいつも確認するようになっているのですが(父や姉がやった時も同じです)、私は母よりも家事に慣れていないこと、自分の中で求める完成度が低いことがあって家事をやっても不十分な点が多く、時間の無駄だから勉強に戻りなさい、と呆れられてしまうことが多くあります。完璧にできないのに家のことをやって、後から足りないところを指摘されるよりは、初めから見ない方が楽だと思ってしまい、それも逃げてしまう理由の1つになっているかと思います。
いろいろ言い訳を並べたのですが頭ではこの言い訳が筋の通らないものであることはわかります。ただ、今だと母から何か指摘されるというだけで反発してしまい、素直に聞き入れることが難しい気持ちです。どうしたら母の言葉を盾に逃げるような真似をせず、周りのことに意識を向けてきちんと普段のやるべきことをできるようになるのでしょうか。どうすればいいのか、どういう心持ちでいるのがよいのか教えていただきたいです。

2026年5月13日 23:13
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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご自身の考えを軸として、行動してみてはいかがでしょうか。

ご相談ありがとうございます。ご自身の心の動きや過去の経緯を、ごまかさずにしっかりと見つめられていること、その誠実さに感銘を受けました。

まず、日常の物忘れや不注意についてですが、文面を拝見する限り、あまり深刻に思い悩む必要はありません。人は誰しも完璧ではありませんから、目に付く場所に小さなメモを貼るなど、ご自身に合った工夫を少しずつ取り入れていけば十分です。

お悩みの本質は、「お母様の言葉に対する反発と、過去の記憶からの影響」にあるとお見受けいたします。幼い頃の記憶から、ご自身を守るための防衛策をとってしまうのは無理からぬことです。しかし、あなたはすでに成人された一人の自立した女性です。

仏教には、お釈迦様の最期の教えである「自灯明(じとうみょう)」という言葉があります。「他者ではなく、自分自身を拠り所(灯火)として歩みなさい」という教えです。これまであなたの心の基準は「お母様にどう評価されるか」にあったのかもしれません。しかしこれからは、そのお母様の影響から少しずつ離れ、ご自身の考えを軸として行動してみてはいかがでしょうか。

家事の完成度も「自分がこれで良しと思えるか」を基準にしてみてください。お母様の言動に左右されず、ご自身を信じて歩まれることを心より応援しております。


縁起寺 釋聴法

2026年5月14日 6:53
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有り難し
おきもち

真宗木辺派 縁起寺 衆徒 (僧侶/教師) 高等学校教師歴39年,理系,専門は電気工学・情報工学, 現在は真宗木辺派僧侶
お悩みの相談は全般的に対応します。(下記を参照して下さい) 相談時間は、月・火・木・金・土・日曜日は、9:00~17:00です。 (水曜日以外での対応となります) 翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。 元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。 現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。 ◆職場や学校での人間関係がうまくいかない ◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある ◆無気力で、人生の目標を見出せない ◆卒業後の進路を決める事ができない ◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない ◆家庭不和で毎日の生活が辛い ◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない ◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている ◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す ◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。

合言葉やメール・貼り紙

私も忘れ物が多いので、例えば帰宅したら忘れないうちに洗濯すべきハンカチを出したり、カバンから出すべきものを出したりするよう、習慣化(ルーティーンに)しています。
また、私はすぐに携帯電話や財布を忘れるので、出かけるとき(玄関を出るとき)に「財布・ケータイ・鍵」と合言葉を唱えるようにしています。
そのように、毎回忘れがちなことは合言葉にして毎回唱えるようにするのは良いと思います。
また、忘れそうなことは自分宛にメールを送るようにしています。
例えば、出かけたついでに牛乳を買おうと思ってもすぐに忘れてしまうので、「牛乳を買う」と自分宛にメールを送っておくのです。
最悪、牛乳を買い忘れて帰宅したとしても、1日のうちどこかで携帯電話のメールはみるので、忘れていることに気付けます。
また、忘れてはいけないことを書いて、目立つところに貼り紙しておくのも良いでしょう。
例えば洗濯物をしまい忘れないようにするためには、洗濯カゴを部屋やトイレや玄関等のドアの前に置いておくこと(そのカゴが嫌でも目につくようにすること)も良いと思います。
あとは、睡眠時間をしっかりとって昼夜逆転をさけ、スッキリした頭で健康的に過ごすこともミスを減らすことにつながるでしょうね。
自分で自分を管理(マネジメント)する練習は、一生役立つスキルになりますよ!

2026年5月14日 6:40
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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