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夫が亡くなってもうすぐ一年

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有り難し有り難し 11

二月に夫が急死してからもうすぐ一年に…
今年一年が早かったようなゆっくりだったような…
亡くなってからバタバタと後の整理や手続きに追われ過ごす毎日でした。
周りの人達に仕事した方がいいからとすすめられて、短時間ながら仕事も始めました。
冬が来て雪が降り寒さも増して毎日暗くどんよりとした空ばかり
気分も落ち込み気味で
毎晩布団に入ると不安が襲ってきて
夫かいない淋しさと頼る人がいない事の辛さに耐えかねています。
早く一日も早く迎えにきてと手を合わせて祈る毎日毎晩。
こんな気持ちいつまで続くのでしょう?
辛さから抜け出したいけど、夫が帰ってくるはずもなく…
諦めきれない気持ちにやりきれないのです。
みんなそんな風に哀しんだら旦那さんも哀しむよとか、そんなあなたは、旦那さんも見たくないよとか色々言うけど…
誰もこの身にならなければわからないじゃないって腹も立ってしまう有り様。
生きて行く力がなくなりました。

父ちゃんがいたから生きて来れたんだよ
父ちゃんいなかったらどうやって生きたらいいかわからないよ

仏壇に向かって言います。
淋しいです。

2022年12月15日 18:26

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悲しい日は減っていく

夏目 様 相談ありがとうございます。

そちらの方は今夜あたり大雪ですか?
愛する人を亡くしたのち、あなたのように淋しさで押しつぶされそうな気持が長く続く人はいます。季節感がわからない、食欲もなく味も感じない。働く意欲がわかないなど3回忌を過ぎてもそのような人がいます。
そんな自分を責めないことです。落ち込んで当たり前なのです。あなたは悪くないしご主人想いの優しい人です。仏壇に向かって何度叫んでも構いません。泣くだけ泣いてください。
そして、今日過ごした辛く悲しい日は、一日ずつ減っていくと思うことも大切です。トンネルの中のような感じかもしれませんが、いつかは抜け出すのです。雨のやむ日はからなず来るし、やがて雲の隙間から太陽の光は必ずさします。希望の光は必ず見つかると思うことも大事なことです。
まだそんなことが思えないかもしれませんが、必ずその日がやってきます。心の片隅でいいので、そのように思ってください。
そして、一人になることをなるべく避けてください。無理に誰かとしゃべらなくてもいいので、孤独感を減らしていくことを心がけてみてください。たとえば親しい誰かとメールでやり取りするだけでもいい。誰かと少しでも繋がっていることがあなたを明るい方向へ導きます。
メールする人なんていない思うなら、ハスノハで頼りになりそうな僧侶にお願いしてもいい。あなたの気持ちを沢山吐き出すとこが必要なのだと思います。
参考にしてください。合掌礼。
追伸:お礼メッセージありがとうございました。何か気持ちを聴いてほしい、そんな時はメールでもいいので、気持ちを吐き出すようにしてください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼

2022年12月16日 22:56
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。
まだまだトンネル内ですが…
話すことで少し楽になりました。

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