仲の良かったご近所さんの突然死
一年ほど前に今の家に引越してから、息子との散歩の時に時々顔を合わせるおじいさんがいました。
家の前を通りがかった時に息子の声を聞きつけて顔を出してくれたり、飼っているお魚を見せてくれたり、とても可愛がってくれました。
息子もとても懐いていて、私もその人を心の何処かで祖父のように思っていました。
先日、その方が突然亡くなったと連絡がありました。
亡くなるちょうど一週間前にお会いして、息子を抱き上げて重くなったねと言ってくださり、庭の椿が咲いたらメジロが来るから見せてあげるとお話したばかりでした。
もう会えないなんて信じられません。
時節柄もあり、葬儀は家族葬で行われ町内会への正式なお知らせもしないとのことで、きちんとお別れもできず、気持ちの整理がつけられません。
たった一年、時々顔を合わせる程度の付き合いでこんなにショックを受けるのはおかしいのではないかと自分でも思います。
でも、その人のことを思い出すたびに涙が止まらなくなります。
どんな風に気持ちに整理をつけていけばよいのか、知恵を貸していただけたら幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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尊い出会いであり、尊い思い出として人生を彩る
知っている方の突然のご逝去には驚きますよね。「庭の椿が咲いたら、・・・」と再会を約していただけに残念ですよね。
人生の中で、いろいろな出会いがあり、同時にいろいろな別れもあります。この先の人生で更にそういう出会いも有りますし、別れもあります。いい出会いも有れば、嫌な出会いもあると思います。忘れられない思い出となる場合もあれば、思い出したくないようなことも有ります。タイトルに書きましたように、おじいさんとの出会いは、尊い出会いだと思います。そして、あなたとお子様の人生を彩る尊い思い出だと思います。
このおじいさんのように、日常な生活の中で人の心を暖め人の心を明るくさせるような生き方をしていきたいものですね。悲しいですけれど、いいお話をありがとうございます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌